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== 著書等 == |
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*『地震のなぞを追う』[[ポプラ社]]<ポプラ・ブックス>、[[1984年]]8月 |
* 『地震のなぞを追う』[[ポプラ社]]<ポプラ・ブックス>、[[1984年]]8月、ISBN 978-4-591-01602-2 |
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*『大地震は近づいているか』[[筑摩書房]]<ちくまプリマーブックス>、[[1992年]]8月、ISBN 4-480-04167-2 |
* 『大地震は近づいているか』[[筑摩書房]]<ちくまプリマーブックス>、[[1992年]]8月、ISBN 4-480-04167-2 |
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*溝上恵監修、CCS特別取材班著『欠陥建築が死を招く』コーポレートコミュニケーションサービス、[[1997年]]10月、ISBN 4-915822-29-X |
* 溝上恵監修、CCS特別取材班著『欠陥建築が死を招く』コーポレートコミュニケーションサービス、[[1997年]]10月、ISBN 4-915822-29-X |
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*『徹底検証東京直下大地震』[[小学館]]<小学館文庫>、[[2001年]]1月、ISBN 4-09-405121-X |
* 『徹底検証東京直下大地震』[[小学館]]<小学館文庫>、[[2001年]]1月、ISBN 4-09-405121-X |
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*溝上恵監修、耐震建築研究会編著『巨大地震vs耐震施工』[[イースト・プレス]]、[[2003年]]12月、ISBN 4-87257-407-9 |
* 溝上恵監修、耐震建築研究会編著『巨大地震vs耐震施工』[[イースト・プレス]]、[[2003年]]12月、ISBN 4-87257-407-9 |
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*溝上恵監修、[[佐々木ときわ]]、[[大宮信光]]文『地震の大常識』ポプラ社<これだけは知っておきたい>[[2005年]]11月、ISBN 4-591-08824-3 |
* 溝上恵監修、[[佐々木ときわ]]、[[大宮信光]]文『地震の大常識』ポプラ社<これだけは知っておきたい>[[2005年]]11月、ISBN 4-591-08824-3 |
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*溝上恵監修、[[松岡達英]]作・絵、[[松村由美子]]構成『モグラはかせの地震たんけん』ポプラ社、[[2006年]]3月、ISBN 4-591-09068-X |
* 溝上恵監修、[[松岡達英]]作・絵、[[松村由美子]]構成『モグラはかせの地震たんけん』ポプラ社、[[2006年]]3月、ISBN 4-591-09068-X |
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== 主要論文 == |
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* [https://www.jstage.jst.go.jp/article/sokuchi1954/8/1/8_1_29/_article/-char/ja/ TEMPOKU-URAKAWA地帯の地殼の変形] 測地学会誌 Vol.8 (1962) No.1 P29-37, {{DOI|10.11366/sokuchi1954.8.29}} |
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* [https://www.jstage.jst.go.jp/article/jgeography1889/73/4/73_4_224/_article/-char/ja/ 日本における地殻構造と地殼変動との関係について] 地学雑誌 Vol.73 (1964) No.4 P224-242, {{DOI|10.5026/jgeography.73.224}} |
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* [http://hdl.handle.net/2261/13916 遠地地震P波の伝播から推定される紀伊半島におけるMoho不連続面の傾斜について] 震研究所研究速報. 第12号, 1974-03, pp. 41-56 |
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* [http://hdl.handle.net/2261/12764 活褶曲から推定される造構応力と地殻の粘性について] 東京大学地震研究所彙報. 第55冊第2号, 1980.11.15, pp. 483-504 |
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* 『千葉県東方沖地震の概要』 地質学論集 (35), 1-10, 1990-12-01, {{NAID|110003025868}} |
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* 『新潟県中越地震から何を学ぶか (特集 防災対策)』 人と国土21 30(4), 8-15, 2004-11, {{NAID|40006552958}} |
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* 『迫りくる大規模地震に国民的備えを』 都政研究 39(7), 4-9, 2006-07, {{NAID|40007399332}} |
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* 『首都直下地震の被害想定と防災対策』 地震ジャ-ナル (40), 29-36, 2005-12, {{NAID|40007115015}} |
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; 共著 |
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* [http://hdl.handle.net/2261/12939 溝上恵、中村正夫、瀬戸憲彦ほか、1984年長野県西部地震(M=6.8)の余震活動から推定される潜在断層系について] 東京大学地震研究所彙報. 第60冊第2号, 1985.11.8, pp. 199-220 |
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* [http://hdl.handle.net/2261/13027 飯高隆、中村功、溝上恵:PS変換波から推定された関東地方下の太平洋プレート上面について] 東京大学地震研究所彙報. 第64冊第1号, 1989.6.30, pp. 37-50 |
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* [http://hdl.handle.net/2261/23633 佃為成、溝上恵:地震計が捉えた雪崩震動] 地震. 第2輯 第41巻, 1998, pp. 47-57 |
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* 勝俣啓、卜部卓、森谷正義、中村正夫、瀬戸憲彦、中村功、溝上恵、[https://www.jstage.jst.go.jp/article/zisin1948/43/4/43_4_499/_article/-char/ja/ 1988年爆破地震動観測による伊豆諸島・新島火山下の浅部地殻構造] 地震 第2輯 Vol.43 (1990) No.4 P499-511 |
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
2015年11月30日 (月) 03:10時点における版
溝上 恵(みぞうえ めぐみ、男性、1936年 - 2010年1月4日)は、日本の地震学者。専門は地震計測。新潟県長岡市出身。東京大学地震研究所教授。同大学名誉教授。地震防災対策強化地域判定会会長、地震予知連絡会委員、中央防災会議委員などを歴任[1][2][3]。
微小地震の研究で知られ、地震予知の対象をプレスリップ(前兆すべり)に限定するなど前兆分析の分野で大きく貢献した[4]。
略歴
- 1936年:新潟県生まれ
- 年:兵庫県立長田高等学校卒業[4]
- 1961年:東京大学理学部地球物理学科卒業
- 1966年:同大学大学院理学系研究科博士課程終了、東京大学 理学博士「Modes of secular vertical movements of the earth's crust(地殻の永年的な上下運動の様式)」、 同大学地震研究所助手
- 1975年:同大学助教授
- 1985年:地震研究所教授、地震防災対策強化地域判定委員に就任
- 1996年:同判定会会長に就任
- 1997年:東京大学を退官
- 2008年:地震防災対策強化地域判定会会長退任
- 2010年:肝臓癌のため東京都文京区の病院で死去
著書等
- 『地震のなぞを追う』ポプラ社<ポプラ・ブックス>、1984年8月、ISBN 978-4-591-01602-2
- 『大地震は近づいているか』筑摩書房<ちくまプリマーブックス>、1992年8月、ISBN 4-480-04167-2
- 溝上恵監修、CCS特別取材班著『欠陥建築が死を招く』コーポレートコミュニケーションサービス、1997年10月、ISBN 4-915822-29-X
- 『徹底検証東京直下大地震』小学館<小学館文庫>、2001年1月、ISBN 4-09-405121-X
- 溝上恵監修、耐震建築研究会編著『巨大地震vs耐震施工』イースト・プレス、2003年12月、ISBN 4-87257-407-9
- 溝上恵監修、佐々木ときわ、大宮信光文『地震の大常識』ポプラ社<これだけは知っておきたい>2005年11月、ISBN 4-591-08824-3
- 溝上恵監修、松岡達英作・絵、松村由美子構成『モグラはかせの地震たんけん』ポプラ社、2006年3月、ISBN 4-591-09068-X
主要論文
- TEMPOKU-URAKAWA地帯の地殼の変形 測地学会誌 Vol.8 (1962) No.1 P29-37, doi:10.11366/sokuchi1954.8.29
- 日本における地殻構造と地殼変動との関係について 地学雑誌 Vol.73 (1964) No.4 P224-242, doi:10.5026/jgeography.73.224
- 遠地地震P波の伝播から推定される紀伊半島におけるMoho不連続面の傾斜について 震研究所研究速報. 第12号, 1974-03, pp. 41-56
- 活褶曲から推定される造構応力と地殻の粘性について 東京大学地震研究所彙報. 第55冊第2号, 1980.11.15, pp. 483-504
- 『千葉県東方沖地震の概要』 地質学論集 (35), 1-10, 1990-12-01, NAID 110003025868
- 『新潟県中越地震から何を学ぶか (特集 防災対策)』 人と国土21 30(4), 8-15, 2004-11, NAID 40006552958
- 『迫りくる大規模地震に国民的備えを』 都政研究 39(7), 4-9, 2006-07, NAID 40007399332
- 『首都直下地震の被害想定と防災対策』 地震ジャ-ナル (40), 29-36, 2005-12, NAID 40007115015
- 共著
- 溝上恵、中村正夫、瀬戸憲彦ほか、1984年長野県西部地震(M=6.8)の余震活動から推定される潜在断層系について 東京大学地震研究所彙報. 第60冊第2号, 1985.11.8, pp. 199-220
- 飯高隆、中村功、溝上恵:PS変換波から推定された関東地方下の太平洋プレート上面について 東京大学地震研究所彙報. 第64冊第1号, 1989.6.30, pp. 37-50
- 佃為成、溝上恵:地震計が捉えた雪崩震動 地震. 第2輯 第41巻, 1998, pp. 47-57
- 勝俣啓、卜部卓、森谷正義、中村正夫、瀬戸憲彦、中村功、溝上恵、1988年爆破地震動観測による伊豆諸島・新島火山下の浅部地殻構造 地震 第2輯 Vol.43 (1990) No.4 P499-511
脚注
- ^ “東京大名誉教授(地震学)の溝上恵さん死去”. 朝日新聞 (2010年1月5日17時23分配信). 2010年2月14日閲覧。
- ^ “東海地震は今・関連ニュース:溝上恵氏が死去73歳、東海地震研究に功績 判定会前会長”. 静岡新聞 (2010年1月5日配信). 2010年2月14日閲覧。
- ^ “教授対談シリーズ:こだわりアカデミー:地球・宇宙:東海地震を予知する溝上恵氏”. アットホーム (1999年11月). 2010年2月14日閲覧。
- ^ a b 阿部勝征 (2010年2月3日). “悼む:前地震防災対策強化地域判定会会長・溝上恵さん:1月4日死去73歳”. 毎日新聞. 2010年2月14日閲覧。