青いの。
「青いの。」 | ||||
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go!go!vanillas の シングル | ||||
初出アルバム『FLOWERS』 | ||||
B面 | T R A P ! | |||
リリース | ||||
規格 | マキシシングル | |||
録音 |
青葉台スタジオ Endhits Studio | |||
ジャンル |
J-POP オルタナティヴ・ロック ギターポップ カントリー | |||
時間 | ||||
レーベル | Getting Better | |||
作詞・作曲 | 牧達弥 | |||
プロデュース | go!go!vanillas | |||
チャート最高順位 | ||||
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go!go!vanillas シングル 年表 | ||||
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『青いの。』(あおいの。)は、日本のロックバンド・go!go!vanillasが2022年3月30日にGetting Betterから発売した、メジャー8枚目のシングルである。
概要[編集]
全国流通盤としては前作「アメイジングレース」から1年9ヵ月ぶりのシングル[注釈 1]。
CDとDVD/Blu-rayからなる完全限定生産盤のみでリリースされた。CDのパッケージはデジパック仕様、DVDとBlu-rayのパッケージはプラスチックケース仕様である。
CDには表題曲「青いの。」とカップリング曲「T R A P !」に加え、2021年11月21日に横浜アリーナで開催されたライブ『Life is Beautiful』よりメンバーがセレクトした4曲のライブ音源が収録された。付属DVD/Blu-rayには前述のライブ『Life is Beautiful』の全22曲のライブ映像とドキュメンタリーが収録された[2]。
2022年2月8日に発売が発表された[3]。1週間後の2月16日には収録曲、アートワーク、ツアータイトルが発表された[4]。
3月9日にFM802「ROCK KIDS 802」にて表題曲「青いの。」が初解禁された[5]。
3月16日午前0時に表題曲「青いの。」の先行配信開始、MV公開[6]。
発売日である3月30日には、CDとは収録内容が一部異なる「青いの。(Special Edition)」の配信が開始された。
2022年3月から5月にかけて、このシングルを引っ提げたライブツアー『青いの。ツアー 2022』[注釈 2][7]が開催された。
収録内容[編集]
全編曲: go!go!vanillas。 | |||
# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
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1. | 「青いの。」 | 牧達弥 | |
2. | 「T R A P !」 | 柳沢進太郎 | |
3. | 「クライベイビー (Live at Yokohama Arena 2021)」 | ||
4. | 「アダムとイヴ (Live at Yokohama Arena 2021)」 | ||
5. | 「倫敦 (Live at Yokohama Arena 2021)」 | ||
6. | 「デッドマンズチェイス (Live at Yokohama Arena 2021)」 |
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「マジック」 | |
2. | 「平成ペイン」 | |
3. | 「クライベイビー」 | |
4. | 「お子さまプレート」 | |
5. | 「鏡」 | |
6. | 「12:25」 | |
7. | 「バームクーヘン」 | |
8. | 「Ready Steady go!go!」 | |
9. | 「デッドマンズチェイス」 | |
10. | 「倫敦」 | |
11. | 「ca$h from chao$」 | |
12. | 「アダムとイヴ」 | |
13. | 「アクロス ザ ユニバーシティ」 | |
14. | 「カウンターアクション」 | |
15. | 「ストレンジャー」 | |
16. | 「one shot kill」 | |
17. | 「エマ」 | |
18. | 「LIFE IS BEAUTIFUL」 | |
19. | 「パラノーマルワンダーワールド」 | |
20. | 「ロールプレイ」 | |
21. | 「アメイジングレース」 | |
22. | 「ギフト」 | |
23. | 「LIVE DOCUMENTARY」 |
楽曲解説[編集]
- 青いの。
- 今作の表題曲。
- アリーナツアー『Life is Beautiful』後に書かれた楽曲[8]。
- この曲の歌詞に込められた思いとして、牧は「この曲を青春時代に聴いた人が、その当時を思い出せるものにしたかった。コロナだったけど、この曲を聴いて、バニラズのライブに一緒に行ったな、とか。プラス、僕らもいまは大人として接さなきゃいけないことが増えたけど、バンドをやってるんだから、それを取っ払える人間でありたい。常に青いままでいたいなっていう戒めでもあるかな。悔しかったら、悔しいと思っていいし、変に余裕ぶらないっていう。“青い”って、“お前、青いな”って、大人が若い人に言う言葉じゃないですか。そういうマイナスなことじゃなくて、“青くて何が悪い”っていうか。それを、大人も聴いたときに、感じてもらえたらいいなと思ってます。」と発言している[8]。
- T R A P !
- 柳沢作詞・作曲
- 読みは「トラップ」。
- メンバー全員がボーカルを担当している[9][注釈 3]。
- この曲のテーマについて、柳沢は、楽曲「マジック」に〈音楽の魔法にかかっていけよ〉という意味が込められているように、この曲には〈音楽の罠(=トラップ)にかかっていけよ〉という意味を込めたと発言している[10]。
- この曲の歌詞について、柳沢は「説明するのが大変なんですけど。たとえば、いじめとかって、いじめてたやつがいて、そいつが悪だってなった瞬間に、今度はそいつがいじめられる、みたいなことがあるじゃないですか。その気持ち悪さが俺のなかにずっとあって。それを書いたんです。」「いまはなかなかハッピーなことがないので、ハッピーな気持ちで詞を書くのが大変なんですよ。でも、本当はハッピーにいたいし、ハッピーにしたいっていうのはあるので。最後は《心底ハッピーを》で終わらせたんです。」と発言している[8]。
- クライベイビー (Live at Yokohama Arena 2021)
- 牧達弥選曲
- アダムとイヴ (Live at Yokohama Arena 2021)
- 柳沢進太郎選曲
- 倫敦 (Live at Yokohama Arena 2021)
- 長谷川プリティ敬祐選曲
- デッドマンズチェイス (Live at Yokohama Arena 2021)
- ジェットセイヤ選曲
収録映像解説[編集]
2021年11月に開催された、バンド史上初となるアリーナツアー[11]。タイトルの由来は、牧が好きな映画「ライフ・イズ・ビューティフル」。登場人物が困難をユーモアなどを用いて乗り越えていく姿が現代人に必要なもののように感じたことからツアーと楽曲のタイトルに採用した[12]。
Yokohama, Kobe Arena Tour 「Life is Beautiful」 | ||||
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会場となった横浜アリーナ | ||||
go!go!vanillas の アリーナ・ツアー | ||||
場所 |
神戸ワールド記念ホール 横浜アリーナ | |||
関連アルバム | LIFE IS BEAUTIFUL | |||
初日 | 2021年11月13日 | |||
最終日 | 2021年11月21日 | |||
公演数 | 3 | |||
ウェブサイト | 特設サイト | |||
go!go!vanillas ツアー 年表 | ||||
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『Live at Yokohama Arena 2021 “Life is Beautiful”』
- マジック
- 平成ペイン
- クライベイビー
- お子さまプレート
- 鏡
- 12:25
- バームクーヘン
- Ready Steady go!go!
- デッドマンズチェイス
- 倫敦
- ca$h from chao$
- アダムとイヴ
- アクロス ザ ユニバーシティ
- 柳沢が体調不良で一時的に離脱したため、急遽柳沢以外の3人で演奏した[注釈 4]。次の曲から柳沢は復帰している。
- カウンターアクション
- 日替わり曲。神戸公演2日目のみ「No.999」が披露された。
- ストレンジャー
- one shot kill
- エマ
- LIFE IS BEAUTIFUL
- 今ツアーで初披露された。
- パラノーマルワンダーワールド
- ロールプレイ
- ここからアンコール。
- アメイジングレース
- ギフト
参加ミュージシャン[編集]
- go!go!vanillas
- Additional Musicians
- 井上惇志(showmore)(ピアノ)[Track1]
青いの。(Special Edition)[編集]
YouTubeにて先行公開されていた「LIFE IS BEAUTIFUL(Live at Yokohama Arena 2021)」と「鏡(Live at Yokohama Arena 2021)」のライブ音源を収録。
全編曲: go!go!vanillas。 | |||
# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
---|---|---|---|
1. | 「青いの。」 | 牧達弥 | |
2. | 「T R A P !」 | 柳沢進太郎 | |
3. | 「LIFE IS BEAUTIFUL(Live at Yokohama Arena 2021)」 | ||
4. | 「鏡(Live at Yokohama Arena 2021)」 | ||
合計時間: |
ライブ映像作品[編集]
- 青いの。
- T R A P !
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 2021年11月にはライブ会場限定シングル「LIFE IS BEAUTIFUL」がリリースされている。
- ^ 前述のライブ『Life is Beautiful』横浜アリーナ公演のMCにて発表された。当初ツアータイトルは『go!go!vanillas TOUR 2022』であったが、今作のリリース情報解禁に伴って『青いの。ツアー 2022』に変更された。
- ^ 全員ボーカルの楽曲は『Kameleon Lights』収録の「デッドマンズチェイス (Kameleon version)」に次いで2曲目。
- ^ 公式の商品紹介文で、「横浜アリーナワンマン公演“全22曲”を完全収録!」などと「全22曲」を強調して記載されているのは、今曲の披露が当初の予定には無い、急遽追加されたものであったためである。
出典[編集]
- ^ “Billboard Japan Top Singles Sales”. Billboard Japan. 2024年6月14日閲覧。
- ^ “3/30 ニューシングル「青いの。」リリース決定!!横浜アリーナ ライブ映像"全22曲”を完全収録の豪華盤!!”. 2024年2月28日閲覧。
- ^ “3/30 ニューシングル「青いの。」リリース決定!!横浜アリーナ ライブ映像"全22曲”を完全収録の豪華盤!!”. 2024年2月28日閲覧。
- ^ “ニューシングル「青いの。」収録楽曲詳細&アートワーク公開!”. 2024年3月13日閲覧。
- ^ “ニューシングル「青いの。」3/9(水)FM 802「ROCK KIDS 802」にてラジオ初オンエア決定!”. 2024年2月28日閲覧。
- ^ “本日24時より新曲「青いの。」先行配信&Music Video公開決定!!”. 2024年2月28日閲覧。
- ^ “「go!go!vanillas TOUR 2022」開催決定!!チケットFC先行受付スタート!!”. 2024年2月28日閲覧。
- ^ a b c “go!go!vanillas いまのバニラズのモードがこれでもかと凝縮された「青いの。」に込めたバンドの想いとは”. SPICE. 2024年2月28日閲覧。
- ^ “go!go!vanillasニューシングル詳細発表、カップリング曲はメンバー全員ボーカル”. 音楽ナタリー (2022年2月16日). 2024年6月30日閲覧。
- ^ “go!go!vanillas柳沢進太郎の地元・秋田でホールライブを開催。育った場所と音楽への思いを語る”. 音楽と人. 2024年6月30日閲覧。
- ^ “go!go!vanillas、11月に初のアリーナツアー!神戸&横浜で3公演”. 音楽ナタリー (2021年7月3日). 2024年5月13日閲覧。
- ^ “go!go!vanillasがアルバムツアーで描いた希望の形”. 音楽と人. 2024年3月9日閲覧。