野切耀子

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のぎり ようこ
野切 耀子
生誕 ????年10月23日
日本・北海道
職業 漫画家
活動期間 2008年 -
ジャンル 少女漫画
受賞 第196回LMSベストルーキー賞（『熱源は此処』）
第50回LMGゴールドデビュー賞（「君が光」）
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野切 耀子（のぎり ようこ、10月23日[1] - ）は、日本の漫画家[2]。北海道出身[1]。北海道有朋高等学校出身で[3]、札幌マンガ・アニメ&声優専門学校出身[4]。

来歴[編集]

2008年、「熱源は此処」が第196回LMSベストルーキー賞を受賞し、『LaLaスペシャル』（白泉社）2008年6月号に掲載されデビュー[5]。2009年、「君が光」が第50回LMGゴールドデビュー賞を受賞し、『LaLa』（同）2009年5月号に掲載[6]。

2013年、『シルフ』（アスキー・メディアワークス）にて連載されていた小説『BROTHERS CONFLICT』のコミカライズである『BROTHERS CONFLICT feat.Natsume』の連載を開始[7]。同年7月より札幌芸術の森美術館にて開催された、北海道に縁のある漫画家などの原画展「ほっかいどう大マンガ展」に野切も出品している[8]。

2014年、『ARIA』（講談社）にて、ケモノ耳男子が登場するラブコメディ作品『私のオオカミくん』の連載を開始[9][10]。2016年、同誌2017年1月号より三角関係のラブストーリー『蓮住荘のさんかく』の連載を開始[11]。同作では「心に沁みいるセリフや情感のある風景」を描いている[1]。2017年に『ARIA』が7周年を迎えた際には、同誌の作家陣の一員として扱われていた[12]。

2019年、『デザート』（同）3月号より、イケメンな問題児3人との恋愛を描いた『甘くない彼らの日常は。』の連載を開始し[13]、2021年11月号で完結[14]。2022年には同誌2023年1月号より、久々に再会を果たした兄妹と、その幼なじみの恋愛を描いた『僕らの好きはわりきれない』の連載を開始[15]。

作風[編集]

「透明感のあるスタイリッシュな絵柄」で描く[1]。

作品リスト[編集]

漫画作品[編集]

  • 凡例
    • 〈収録〉未：単行本未収録

連載作品 読切作品
作品名 種 発行 掲載 収録 注記
1 ねつけんはここ 熱源は此処 読切 白泉社 LaLaスペシャル 2008年6月号 未
2 きみかひかり 君が光 読切 白泉社 LaLa 2009年5月号 未
3 かなしい 愛しい 読切 白泉社 LaLaスペシャル 2009年8月号 未
4 そらにはえる 空に映える 読切 白泉社 LaLaDX 2009年11月号 未
5 ゆうせつたいおん 融雪体温 読切 白泉社 LaLaDX 2010年1月号 未
6 とうひこうていす 逃避行デイズ 読切 白泉社 LaLaスペシャル 2010年6月号 未
7 とらわれほいす とらわれボイス 読切 白泉社 LaLaDX 2010年9月号 未
8 けものおうしはやみのなか 獣王子は闇の中 読切 白泉社 LaLaDX 2010年11月号 未
9 あくまはささやく 悪魔は囁く 読切 白泉社 LaLaDX 2011年3月号 未
10 おりのかき 檻の鍵 読切 白泉社 LaLaDX 2011年5月号 未
11 はつひいえんとのうらかわ ハッピーエンドの裏側 読切 白泉社 LaLaDX 2011年7月号 未
12 ふらさあすこんふりくと ひゆうちやりんくなつめ BROTHERS CONFLICT feat.Natsume 連載 アスキー・メディアワークス シルフ 2013年3月号[7] - 5月号
2013年10月号 - 12月号
2014年2月号・3月号 		— 原作：ウダジョ・水野隆志（エム・ツー）・叶瀬あつこ
『BROTHERS CONFLICT』のコミカライズ[7]。
13 おせろ オセロ 読切 講談社 ARIA 2014年7月号 未
14 わたしのおおかみくん 私のオオカミくん 連載 講談社 ARIA 2014年10月号[9] - 2016年5月号[16] — 初のオリジナル連載[17]。
15 れんすそうのさんかく 蓮住荘のさんかく 連載 講談社 ARIA 2017年1月号[11] - 2018年5月号 —
16 あまくないかれらのにちしようは 甘くない彼らの日常は。 連載 講談社 デザート 2019年3月号[13] - 2021年11月号[14] —
17 ほくらのすきはわりきれない 僕らの好きはわりきれない 連載 講談社 デザート 2023年1月号[15] - —

その他[編集]

書籍[編集]

  • 『BROTHERS CONFLICT feat.Natsume』原作：ウダジョ・水野隆志（エム・ツー）・叶瀬あつこ、アスキー・メディアワークス〈シルフコミックス〉、2013年 - 2014年、全2巻
    1. 2013年7月22日発売、ISBN 978-4048917872
    2. 2014年2月22日発売、ISBN 978-4048662543
  • 『私のオオカミくん』講談社〈ARIAコミックス〉、2015年 - 2016年、全4巻
    1. 2015年2月6日発売[10][17]、ISBN 978-4-06-380747-9
    2. 2015年6月5日発売[19][20]、ISBN 978-4-06-380769-1
    3. 2015年11月6日発売[21]、ISBN 978-4-06-380806-3
    4. 2016年5月6日発売[22]、ISBN 978-4-06-380853-7
  • 『蓮住荘のさんかく』講談社〈ARIAコミックス〉、2017年 - 2018年、全3巻
    1. 2017年5月1日発売[23][24]、ISBN 978-4-06-380920-6
    2. 2017年11月7日発売[25]、ISBN 978-4-06-510473-6
    3. 2018年5月7日発売[26]、ISBN 978-4-06-511491-9
  • 『オセロ』講談社〈ARIAコミックス〉、2017年5月12日発売[1] - 電子書籍限定配信で単話のみ。
  • 『甘くない彼らの日常は。』講談社〈講談社コミックスデザート〉、2019年 - 2022年、全7巻
  • 『僕らの好きはわりきれない』講談社〈講談社コミックスデザート〉、2023年[27] - 、既刊3巻（2024年1月12日現在）

アンソロジー[編集]

  • 刀剣乱舞-ONLINE-アンソロジー 〜季ノ陣〜（2017年8月10日発売[28]） - イラスト[28]。
  • ワルイオトコvol.1 別フレ×デザートワンテーマコレクション[29] - 電子書籍限定配信。
    • 「甘くない彼らの日常は。」第1話収録。
  • ワルイオトコvol.2 別フレ×デザートワンテーマコレクション[30] - 電子書籍限定配信。
    • 「甘くない彼らの日常は。」第2話収録。表紙も担当[注釈 1]。
  • ワルイオトコvol.3 別フレ×デザートワンテーマコレクション[31] - 電子書籍限定配信。
    • 「甘くない彼らの日常は。」第3話収録。
  • ワルイオトコvol.4 別フレ×デザートワンテーマコレクション[32] - 電子書籍限定配信。
    • 「甘くない彼らの日常は。」第4話収録。
  • ワルイオトコvol.5 別フレ×デザートワンテーマコレクション[33] - 電子書籍限定配信。
    • 「甘くない彼らの日常は。」第5話収録。
  • ワルイオトコvol.6 別フレ×デザートワンテーマコレクション[34] - 電子書籍限定配信。
    • 「甘くない彼らの日常は。」第6話収録。表紙も担当[注釈 2]。
  • ワルイオトコvol.7 別フレ×デザートワンテーマコレクション[35] - 電子書籍限定配信。
    • 「甘くない彼らの日常は。」第7話収録。
  • ワルイオトコvol.8 別フレ×デザートワンテーマコレクション[36] - 電子書籍限定配信。
    • 「甘くない彼らの日常は。」第8話収録。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ デザインは異なるが、「甘くない彼らの日常は。」のコミックス第1巻の表紙と同じイラストが使用されている。
  2. ^ デザインは異なるが、「甘くない彼らの日常は。」のコミックス第2巻の表紙と同じイラストが使用されている。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e “オセロ”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月17日閲覧。
  2. ^ “野切 耀子（漫画家）”. マンガペディア. 2022年1月13日閲覧。
  3. ^ “デビュー・就職実績”. 札幌マンガ・アニメ&声優専門学校. 2021年1月6日閲覧。
  4. ^ “野切耀子さん（札幌マンガ・アニメ&声優専門学校）からの声”. 札幌マンガ・アニメ&声優専門学校. 2020年12月17日閲覧。
  5. ^ 「熱源は此処」『LaLaスペシャル』2008年6月号、白泉社、2008年5月10日、ASIN B006PYSOGW。 扉ページ。
  6. ^ 「君が光」『LaLa』2009年5月号、白泉社、2009年3月24日、ASIN B001US5RCM。 扉ページ。
  7. ^ a b c “「BROTHERS CONFLICT」の棗編、シルフでマンガ連載開始”. コミックナタリー (ナターシャ). (2013年1月22日). https://natalie.mu/comic/news/83542 2020年12月24日閲覧。 
  8. ^ “荒川弘、島本、山岸、ゆうき…北海道作家69名のマンガ展”. コミックナタリー (ナターシャ). (2013年6月18日). https://natalie.mu/comic/news/93101 2021年8月19日閲覧。 
  9. ^ a b “ARIAで野切耀子がラブコメ連載＆びっけ初登場”. コミックナタリー (ナターシャ). (2014年8月28日). https://natalie.mu/comic/news/124695 2020年12月24日閲覧。 
  10. ^ a b “狼に狐に狸……ケモノ耳男子が多数登場の「私のオオカミくん」1巻”. コミックナタリー (ナターシャ). (2015年2月6日). https://natalie.mu/comic/news/137998 2020年12月24日閲覧。 
  11. ^ a b “「私のオオカミくん」の野切耀子、ARIAでカメラ少女の三角関係描く新連載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年11月28日). https://natalie.mu/comic/news/211011 2020年12月24日閲覧。 
  12. ^ “ARIA7周年で色紙プレゼント、水野十子＆駿河ヒカルの複製原画の誌上販売も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年7月28日). https://natalie.mu/comic/news/242734 2021年8月19日閲覧。 
  13. ^ a b “貧乏女子高生×イケメン問題児3人組、野切耀子の新連載がデザートで始動”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年1月24日). https://natalie.mu/comic/news/317298 2020年12月24日閲覧。 
  14. ^ a b “誤解されがちな“あざとい女子”描く、倉地よねの新連載「あざ恋」がデザートで開始”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年9月24日). https://natalie.mu/comic/news/446475 2021年9月24日閲覧。 
  15. ^ a b “野切耀子の新連載がデザートで、両親の復縁で再び家族になった兄妹と幼なじみ描く”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年11月24日). https://natalie.mu/comic/news/502549 2022年11月24日閲覧。 
  16. ^ “チカのタイムスリップラブ、ARIAで開幕！AJの「あんスタ」グッズ詳細も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年2月28日). https://natalie.mu/comic/news/177857 2020年12月24日閲覧。 
  17. ^ a b “私のオオカミくん（1）”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月17日閲覧。
  18. ^ “日本を代表する漫画家＆イラストレーター45組が「スター・ウォーズ」の世界を描いた豪華愛蔵版アート集が完成!! 表紙カバーは安彦良和、渾身のダース・ベイダー！”. PR TIMES (PR TIMES). (2019年12月16日). https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002462.000001719.html 2021年8月19日閲覧。 
  19. ^ “人外×JKが楽しめる「私のオオカミくん」2巻、ペーパーなど書店特典も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2015年6月4日). https://natalie.mu/comic/news/149530 2020年12月24日閲覧。 
  20. ^ “私のオオカミくん（2）”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月17日閲覧。
  21. ^ “私のオオカミくん（3）”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月17日閲覧。
  22. ^ “私のオオカミくん（4）”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月17日閲覧。
  23. ^ “カメラ女子×幼なじみ男子×メガネ男子のトライアングルラブ1巻発売”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年5月1日). https://natalie.mu/comic/news/231052 2020年12月24日閲覧。 
  24. ^ “蓮住荘のさんかく（1）”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月17日閲覧。
  25. ^ “蓮住荘のさんかく（2）”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月17日閲覧。
  26. ^ “蓮住荘のさんかく（3）”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月17日閲覧。
  27. ^ “兄への気持ちを隠すため幼なじみと“付き合うフリ”「僕らの好きはわりきれない」1巻”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年4月13日). https://natalie.mu/comic/news/520631 2023年4月16日閲覧。 
  28. ^ a b “「刀剣乱舞」里中満智子がアンソロ集に刀剣男士を寄稿、表紙は冨士原良”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年8月19日). https://natalie.mu/comic/news/243904 2021年8月19日閲覧。 
  29. ^ “ワルイオトコvol.1 別フレ×デザートワンテーマコレクション”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月17日閲覧。
  30. ^ “ワルイオトコvol.2 別フレ×デザートワンテーマコレクション”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月17日閲覧。
  31. ^ “ワルイオトコvol.3 別フレ×デザートワンテーマコレクション”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月17日閲覧。
  32. ^ “ワルイオトコvol.4 別フレ×デザートワンテーマコレクション”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月17日閲覧。
  33. ^ “ワルイオトコvol.5 別フレ×デザートワンテーマコレクション”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月17日閲覧。
  34. ^ “ワルイオトコvol.6 別フレ×デザートワンテーマコレクション”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月17日閲覧。
  35. ^ “ワルイオトコvol.7 別フレ×デザートワンテーマコレクション”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月17日閲覧。
  36. ^ “ワルイオトコvol.8 別フレ×デザートワンテーマコレクション”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月17日閲覧。

外部リンク[編集]

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