西光院 (石岡市)
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西光院 | |
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所在地 | 茨城県石岡市吉生2734 |
位置 | 北緯36度14分41.1秒 東経140度09分05.4秒 / 北緯36.244750度 東経140.151500度座標: 北緯36度14分41.1秒 東経140度09分05.4秒 / 北緯36.244750度 東経140.151500度 |
山号 | 峰寺山 |
宗派 | 天台宗 |
本尊 | 馬頭観音 |
創建年 | 伝・大同2年(807年) |
開基 | 伝・徳一 |
別称 | 関東の清水寺 |
札所等 | 常陸七福神(毘沙門天) |
文化財 |
本堂(県文化財) 梵鐘(市文化財) |
法人番号 | 5050005003798 |
西光院(さいこういん)は、茨城県石岡市吉生(よしう)の峰寺山中腹にある天台宗の寺院。本尊は馬頭観音。
歴史
[編集]伝承によれば、平安時代初期の大同2年(807年)に、京都の僧、徳一大師が開山したとされている。
当初は法相宗だったが、鎌倉時代には真言宗となり、その後、天台宗となった。
文化財
[編集]- 本堂 - 急斜面の岩に多くの柱を立てる、「懸造」(かけづくり)または「舞台造り」と呼ばれる様式で建てられている。現在の建物は、安永6年(1777年)の火災後の寛政3年(1791年)に再建されたもの。京都の清水寺本堂に似ることから、「関東の清水寺」とも呼ばれている。茨城県の有形文化財に指定されている。本尊は自然石の馬頭観音。
- 立木観音菩薩像 - 像高5mを超える一木造の巨像。直立して立つ体部にはほとんど抑揚がなく、立木をそのまま刻んだように見える。足下には台座の代わりに自然木の根を用いている。もとは山麓の吉生村の立木山長谷寺に安置されていた。「立木観音」の名で茨城県指定文化財に指定されているが、正しくは「十一面観音像」と称すべきものである。
- 梵鐘 - 石岡市指定文化財