蒲江港
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蒲江港(かまえこう)は、大分県佐伯市蒲江町にある港湾である。
概要
[編集]大分県最南端の佐伯市蒲江町(旧南海部郡蒲江町)の蒲江湾の湾奥に位置する港で、屋形島、深島への定期航路が就航しているほか、消波堤が建設されて港内ではブリ・ハマチなどの魚類の養殖が行われている[1]。
港則法適用港であり、港則法施行令では蒲江港の区域を「米搗鼻から雀研鼻まで引いた線及び陸岸により囲まれた海面」と指定している[2]。
かつては、延豊汽船(後の日豊汽船)によって、本港と宮崎県延岡港との間に定期航路が開設されていた[3]。
1960年(昭和35年)10月29日には、蒲江と名護屋を結ぶ定期船が蒲江港を出港直後、50m沖合で沈没。女子生徒5人死亡する事故が発生している[4]。
定期航路
[編集]灯台
[編集]蒲江港灯台
[編集]蒲江港灯台 | |
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航路標識番号 [国際標識番号] | 6785 [M4908] |
所在地 | 大分県佐伯市 |
塗色・構造 | 白色 塔形 コンクリート造 |
灯質 |
単閃白光 毎5秒に1閃光 |
光達距離 | 10海里(約13 km) |
塔高 | 10 m (地上 - 塔頂) |
灯火標高 | 13 m (平均海面 - 灯火) |
初点灯 | 1951年(昭和26年)1月 |
蒲江湾の東側湾口に位置する灯台である。
蒲江港防波堤灯台
[編集]蒲江港防波堤灯台 | |
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航路標識番号 [国際標識番号] | 6784 [M4908.4] |
所在地 | 大分県佐伯市 |
塗色・構造 | 赤色 塔形 FRP製 |
灯質 |
単閃赤光 毎3秒に1閃光 |
初点灯 | 1976年(昭和51年)2月 |
蒲江港東側の防波堤の中央に位置する灯台である。
脚注
[編集]- ^ 蒲江港の消波堤 - 大分県
- ^ 港則法施行令 - e-Gov法令検索
- ^ 平成24年度業務概要 (PDF) - 宮崎県北部港湾事務所
- ^ 日外アソシエーツ編集部編 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年、148頁。ISBN 9784816922749。
- ^ “蒲江漁港と屋形島、深島結ぶ定期船 佐伯市が引き継ぎ運航開始”. 大分合同新聞. (2022年10月2日). オリジナルの2022年10月8日時点におけるアーカイブ。
- ^ “屋形島への交通アクセス”. おおいたの島めぐり. 大分県離島振興協議会. 2022年2月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月8日閲覧。
- ^ “深島への交通アクセス”. おおいたの島めぐり. 大分県離島振興協議会. 2022年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月8日閲覧。