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蒲江港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

蒲江港(かまえこう)は、大分県佐伯市蒲江町にある港湾である。

概要

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大分県最南端の佐伯市蒲江町(旧南海部郡蒲江町)の蒲江湾の湾奥に位置する港で、屋形島深島への定期航路が就航しているほか、消波堤が建設されて港内ではブリハマチなどの魚類の養殖が行われている[1]

港則法適用港であり、港則法施行令では蒲江港の区域を「米搗鼻から雀研鼻まで引いた線及び陸岸により囲まれた海面」と指定している[2]

かつては、延豊汽船(後の日豊汽船)によって、本港と宮崎県延岡港との間に定期航路が開設されていた[3]

1960年(昭和35年)10月29日には、蒲江と名護屋を結ぶ定期船が蒲江港を出港直後、50m沖合で沈没。女子生徒5人死亡する事故が発生している[4]

定期航路

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  • 佐伯市営(えばあぐりいん)[5]
    • - 屋形島 - 深島(1日3往復、所要時間:屋形島まで約10分、深島まで約25分)[6][7]

灯台

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蒲江港灯台

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蒲江港灯台
航路標識番号
[国際標識番号]
6785 [M4908]
所在地 大分県佐伯市
塗色・構造 白色 塔形 コンクリート
灯質 単閃白光
毎5秒に1閃光
光達距離 10海里(約13 km)
塔高 10 m (地上 - 塔頂)
灯火標高 13 m (平均海面 - 灯火)
初点灯 1951年昭和26年)1月
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蒲江湾の東側湾口に位置する灯台である。

蒲江港防波堤灯台

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蒲江港防波堤灯台
航路標識番号
[国際標識番号]
6784 [M4908.4]
所在地 大分県佐伯市
塗色・構造 赤色 塔形 FRP製
灯質 単閃赤光
毎3秒に1閃光
初点灯 1976年昭和51年)2月
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蒲江港東側の防波堤の中央に位置する灯台である。

脚注

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  1. ^ 蒲江港の消波堤 - 大分県
  2. ^ 港則法施行令 - e-Gov法令検索
  3. ^ 平成24年度業務概要 (PDF) - 宮崎県北部港湾事務所
  4. ^ 日外アソシエーツ編集部編 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年、148頁。ISBN 9784816922749 
  5. ^ “蒲江漁港と屋形島、深島結ぶ定期船 佐伯市が引き継ぎ運航開始”. 大分合同新聞. (2022年10月2日). オリジナルの2022年10月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20221008024824/https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2022/10/02/JD0061716877 
  6. ^ 屋形島への交通アクセス”. おおいたの島めぐり. 大分県離島振興協議会. 2022年2月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月8日閲覧。
  7. ^ 深島への交通アクセス”. おおいたの島めぐり. 大分県離島振興協議会. 2022年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月8日閲覧。

外部リンク

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