英賀神社
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英賀神社 | |
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所在地 |
兵庫県姫路市飾磨区 英賀宮町2丁目70 |
位置 | 北緯34度48分22.4秒 東経134度38分23.0秒 / 北緯34.806222度 東経134.639722度座標: 北緯34度48分22.4秒 東経134度38分23.0秒 / 北緯34.806222度 東経134.639722度 |
主祭神 |
英賀津彦神 英賀津姫神 菅原道真公 誉田別天皇(応神天皇) 天兒屋根命 |
社格等 | 国史見在社・県社 |
例祭 | 10月17日・18日 |
英賀神社(あがじんじゃ)は、兵庫県姫路市飾磨区にある神社。国史見在社で、旧社格は県社。
祭神
[編集]歴史
[編集]- 『播磨国風土記』の餝磨郡英賀里に「伊和大神の子、阿賀比古と阿賀比売の二神」と記載があり、奈良時代以前の創建であると考えられる。英賀の地名はこの2柱の神に因んだもので、英賀は伊和族(播磨国一宮伊和神社(宍粟市一宮町)の伊和大神を祀る氏族)の平野部での一拠点だったようである。
- 六国史の一つ『日本三代実録』にその名が見える。「陽成天皇 元慶5年(881年)5月5日 播磨国正六位上英賀彦神、英賀姫神並授、従五位下」とある。
- 嘉吉3年(1443年)、菅原道真公・誉田別天皇・天兒屋根命を合祀。この頃は英賀天満宮と称した。
例祭
[編集]秋季例大祭
[編集]10月17日、18日に行われ、17地区から16台の屋台、2頭の獅子が出る。
- 梯子獅子・拝殿練りで有名。
- 英賀獅子、高町獅子
- 大屋台:中浜・山崎・英賀保駅前・英賀西・英賀東・宮西・宮東・附城・英賀清水・春日若倉・西浜・矢倉東・矢倉西・城南・富士見ヶ丘
練り合わせ
- 10月17日英賀保駅前にて8町(山崎、駅前、附城、春日若倉、矢倉東、富士見ヶ丘、春日、城南)
- 10月17日英賀神社にて8町練り(中浜・英賀西・英賀東・宮西・宮東・英賀清水・矢倉西・西浜)
- 10月18日英賀東の道路にて4町練り(中浜、英賀東、英賀清水、西浜、)
- 10月18日宮出前の練り合わせ
文化財
[編集]重要文化財(国指定)
- 梵鐘
- 鐘身に陽鋳の銘文があり、正中2年(1325年)、熊野新宮にあった「熊野山新宮権輿大雄禅寺」の鐘として造られたものであることがわかる[1]。鐘は南北朝時代の戦乱の際、熊野水軍の陣鐘とされ、海に沈んでしまったが、後に引き上げられ、英賀神社に奉納されたという。
その他
- 天神縁起絵巻明徳本 兵庫県指定有形文化財
- 天神縁起絵巻永正本 兵庫県指定有形文化財
- 英城記
交通
[編集]脚注
[編集]- ^ 特別展図録『祈りの道 吉野・熊野・高野の秘宝』(大阪市立美術館編、毎日新聞社発行、2004)所収の解説による。
関連項目
[編集]外部リンク
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