自由の森大学
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自由の森大学(じゆうのもりだいがく)は、かつて大分県日田市にあった市民大学である。
1994年、文化によるまちおこしの構想から、同市市民らがボランティアで運営を開始[1]。初代実行委員長はその後日田市長に就任した原田啓介。同市出身のジャーナリストだった筑紫哲也を「学長」に据え、年10回の講演会の他、特別講座も行っていたが、2006年3月31日に閉校した。
関連書籍
[編集]自由の森で大学ごっこ
[編集]小学館より1998年7月17日に『自由の森で大学ごっこ』、1999年4月23日に『自由の森で大学ごっこⅡ』が発売された。
同大学を訪れた著名人5名の講演を収録。印税の一部は広葉樹の植林のために役立てられた[2]。
- 収録されている著名人
自由の森大学講座
[編集]日本経済新聞社より1998年12月に第1集『これからの日本をどうする』、1999年12月に第2集『ここから日本はよみがえる 情報公開・NPO・まちづくり』、2001年1月に第3集『「志」の開拓者たちよ!「民」が起こす日本革命』が発売された。筑紫と同大学の副学長だった福岡政行の共著となっている。
脚注
[編集]- ^ 自由の森大学 特別講座『この国のゆくえと地域再生』(2004年6月5日)[リンク切れ]
- ^ 筑紫哲也『自由の森で大学ごっこ』 - 小学館による紹介