コンテンツにスキップ

第42独立自動車化歩兵大隊 (ウクライナ陸軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第42独立自動車化歩兵大隊
42-й окремий мотопіхотний батальйон
エンブレム
創設 2014年4月15日
所属政体  ウクライナ
所属組織 ウクライナ国防省
ウクライナ陸軍
部隊編制単位 大隊
兵科 自動車化歩兵
兵種/任務 国土防衛
人員 644人[1]
所在地 ヘルソン州ゼレニー・ピッド
愛称 ルフ・オポル
上級単位 第57独立自動車化歩兵旅団
担当地域 ヘルソン州
戦歴 イロヴァイスクの戦い
デバルツェボの戦い
ロシアのウクライナ侵攻
指揮官 コンスタンティン・ザイチェンコ中佐
テンプレートを表示

第42独立自動車化歩兵大隊(だい42どくりつじどうしゃかほへいだいたい、ウクライナ語: 42-й окремий мотопіхотний батальйон)は、ウクライナ陸軍大隊のひとつ。第57独立自動車化歩兵旅団隷下。

概要

[編集]

ウクライナ領土防衛大隊

[編集]

2014年4月15日、義勇軍ウクライナ領土防衛大隊ウクライナ語版ロシア語版英語版第42ルフ・オポル領土防衛大隊として、全ウクライナ連合「祖国」が資金提供し、ルフ・オポル党の党員を中心にキロヴォフラードで創設され、2014年8月からドンバス戦争に投入された[1][2]

2014年8月、イロヴァイスクの戦いに投入され、1個中隊が第92独立機械化旅団と合同でイロヴァイスク市に包囲された友軍を救出する予定だったが、ロシア空挺軍の待ち伏せに遭い、街に到着する前に全滅した[3]

ウクライナ陸軍

[編集]

2014年10月30日、ウクライナ陸軍に編入し、新編されたノヴァ・カホウカ駐屯の第57独立自動車化歩兵旅団に配属され、第34独立自動車化歩兵大隊に改称した[4]

ロシアのウクライナ侵攻

[編集]

2022年6月、ロシアのウクライナ侵攻に対抗するため東部に派遣され、旅団砲兵群と合同でゾロテの守備をしていたが、降伏し捕虜になったとロシア側が発表した[5]

編制

[編集]
  • 大隊本部(ゼレニー・ピッド)
  • 第1中隊
  • 第2中隊
  • 第3中隊
  • 迫撃砲中隊
  • 対空砲小隊
  • 偵察小隊
  • 工兵小隊
  • 後方支援隊

出典

[編集]

外部リンク

[編集]