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白石豊土

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
白石 豊土
基本情報
通称 ぜんまいボクサー
階級 スーパーフライ級
身長 163cm
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1986-03-08) 1986年3月8日(38歳)
出身地 福岡県北九州市戸畑区
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 38
勝ち 25
KO勝ち 12
敗け 10
引き分け 3
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白石 豊土(しらいし とよと、男性、1986年3月8日 - )は、日本プロボクサー福岡県北九州市戸畑区出身。協栄ボクシングジム所属。福岡県立小倉西高等学校卒業。

来歴

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2005年6月28日、プロデビュー戦では若木忍(協栄札幌赤坂)を相手にドローに終わった。同年10月17日、プロ2戦目の桃井誉雄(ミナノ)との4回戦に判定で初勝利。2006年9月29日、第63回東日本フライ級新人王トーナメント準決勝で第54代日本フライ級チャンピオン村中優に4R判定で初黒星を喫した。同年12月18日、ジェット勇(F・I)との6回戦ではフルマークの判定勝利を収めた。

2007年の1年間はバンタム級相当での試合が続き、年明けからは3連続KO勝利を収めたが、10月31日に行なわれた第20回KSD杯争奪A級トーナメントバンタム級決勝戦で、後のWBC世界バンタム級王者山中慎介(帝拳)に敗れた。同年12月18日、OPBF東洋太平洋スーパーフライ級チャンピオン冨山浩之介(ワタナベ)との8回戦に判定負けを喫し、2連敗となった。

2008年からはスーパーフライ級で戦い、4月21日、ハヤブサ神谷(ピューマ渡久地所属。2010年より神谷優季)との8回戦に判定勝利を収めて連敗ストップ。同年9月15日、再び8回戦で神谷と対戦。1度目の対戦時以上のポイント差で3-0の判定勝利を収めた。

2009年は福本雄基(三谷大和スポーツ)に0-3の判定負けを喫して日本ランクを失い、続く永安潤之介(川島)との対戦にも0-3の判定負けとなったが、10月17日にスーパーフライ級8回戦で日本同級12位の奈須勇樹(角海老宝石)と対戦し、5R2分50秒TKO勝利で2連敗からの再起を果たした。またこの勝利により日本同級12位に復帰した。2010年6月2日には日本スーパーフライ級6位として白井一彰(渡嘉敷)と同級8回戦を行ない、2RTKO勝利を収めて再起3連勝 (3KO) となった。

2011年12月、赤穂亮(横浜光)の持つOPBF東洋太平洋スーパーフライ級王座に挑戦。28戦目にして初のタイトルマッチとなったが、終止前進し続け、手数で上回るなど善戦したものの、4ラウンドにカットした頭部の傷からの流血により9ラウンドTKOにて敗れた。

2012年3月19日、杉田純一郎(ヨネクラ)との再起戦で3-0(80-73、79-74、78-74)の判定勝ちを収め再起に成功した。

2012年7月8日、横浜文化体育館で石川貴章(角海老宝石)と対戦し、6回1分41秒TKO勝ちを収めた。

2013年3月31日、神戸サンボーホール帝里木下(千里馬神戸)の持つ日本スーパーフライ級王座に挑戦する[1]が、敗れた。

2013年6月29日、メキシコミチョアカン州アパチンガンでNABFスーパーフライ級王者でWBC7位の王者ホセ・サルガドと対戦するが、5回KO負け[2]

2014年2月21日、福本雄基(三迫)に3-0の判定で勝利し再起[3]

2015年6月26日、後楽園ホールにて中川健太とスーパーフライ級8回戦で対戦し、3回負傷引き分けに終わった[4]

2016年5月19日、赤穂亮(横浜光)と二度目の対戦。3-0の判定負け。翌々月に引退を表明。

生涯戦績:38戦25勝10敗3分(12KO)最高ランク:WBC世界スーパーフライ級18位。日本・OPBFスーパーフライ級1位。

戦績

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  • 38戦25勝12KO10敗1分

脚注

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  1. ^ 2013年チャンピオンカーニバル発表会 ボクシングニュース「Box-on!」 2012年12月13日
  2. ^ 三好タイトル獲得ならず 白石もKO負け Boxing News 2013年6月30日
  3. ^ 2.21後楽園ホール結果 Boxing News 2014年2月21日
  4. ^ 白石vs中川は負傷ドロー、塚田はランカー対決制す Boxing News(ボクシングニュース)2015年6月26日

関連項目

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外部リンク

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