王緒高

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王緒高
プロフィール
出生: 1890年光緒16年)
死去: 1951年
中華人民共和国
出身地: 山東省登州府蓬莱県
職業: 政治家
各種表記
繁体字 王緒高
簡体字 王绪高
拼音 Wáng Xùgao
ラテン字 Wang Hsü-kao
和名表記: おう しょこう
発音転記: ワン シューガオ
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王 緒高(おう しょこう)は、中華民国の政治家。中華民国臨時政府、南京国民政府(汪兆銘政権)の要人である。

事績[編集]

北洋高等警務学校を卒業し、直隷省で県知事を歴任している。国民政府北伐後は、河北省政府で秘書等をつとめた。中華民国臨時政府が成立すると、これに参加し、津海道道尹などをつとめる。南京国民政府(汪兆銘政権)でも引き続きこれに参加した。1943年民国32年)2月、河北省民政庁庁長代理に就任する。翌月、天津特別市市長代理となった。10月、いずれの職からも退いた。日本敗北後、王緒高は漢奸として逮捕され、中華人民共和国成立後の1951年に処刑された。享年62。[1]

参考文献[編集]

  1. ^ 徐主編(2007)、170頁。

参考文献[編集]

  • 徐友春主編『民国人物大辞典 増訂版』河北人民出版社、2007年。ISBN 978-7-202-03014-1 
  • 劉寿林ほか編『民国職官年表』中華書局、1995年。ISBN 7-101-01320-1 
  南京国民政府(汪兆銘政権
先代
温世珍
天津特別市長(代理)
1943年3月 - 10月
次代
李鵬図
1943年10月 - 11月(代理)
(→張仁蠡