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エルドランシリーズ最年少(小学4年生)のメインキャラによる、コミカル路線が基調の作品。メカ操縦に関わるキャラは基本的に3人だけで、ロボットに乗らなくても変身する事で特殊能力が使え、しかも正体を隠さなければならないという、シリーズ内でも異色の作品となっている。コミカルな話に舞台を合わせるためか、昔なつかし「ご町内ものアニメ」の雰囲気も色濃く感じさせる。
エルドランシリーズ最年少(小学4年生)のメインキャラによる、コミカル路線が基調の作品。メカ操縦に関わるキャラは基本的に3人だけで、ロボットに乗らなくても変身する事で特殊能力が使え、しかも正体を隠さなければならないという、シリーズ内でも異色の作品となっている。コミカルな話に舞台を合わせるためか、昔なつかし「ご町内ものアニメ」の雰囲気も色濃く感じさせる。


メカ関係でも、その発進地点自由自在に変えられたり(『ライジンオー』の場合は固定だったので、OVA最終話でその致命的弱点を突かれたのとは対照的に、これを利用して魔界獣を翻弄した回もあった)、新メカが登場したその回に敵に乗っ取られたり、メインではないキャラ(ゴン)がメカを操縦する回もあれば、最終パワーアップ形態の「グレートガンバルガー」が'''「三体メカ合体」の二段重ね'''である点や、その登場以後も'''「グレート - 」に合体しないで超魔界獣を倒してしまう'''回があるなど、前代未聞の展開が多々見られた事が一部のマニアの間で話題になった。また敵の魔界獣(後に超魔界獣に)もコミカルなデザインなものが多く、その作戦も同様な展開なものが多かった。
メカ関係でも、前作『ライジンオー』では固定だった発進地点自由自在に変えられたり<!--(『ライジンオー』の場合は固定だったので、OVA最終話でその致命的弱点を突かれたのとは対照的に、これを利用して魔界獣を翻弄した回もあった)-->、新メカが登場したその回に敵に乗っ取られたり、メインではないキャラ(ゴン)がメカを操縦する回もあれば、最終パワーアップ形態の「グレートガンバルガー」が'''「三体メカ合体」の二段重ね'''である点や、その登場以後も'''「グレート - 」に合体しないで超魔界獣を倒してしまう'''回があるなど、前代未聞の展開が多々見られた事が一部のマニアの間で話題になった。また敵の魔界獣(後に超魔界獣に)もコミカルなデザインなものが多く、その作戦も同様な展開なものが多かった。


物語終盤のヤミノリウスと子先生とのドラマ(後述の最終決戦においてヤミノリウスが発したセリフは劇中屈指の名場面とも言われる)なども相まって作品の完成度は高く、秀作と評するファンは少なくない。しかし、上記のようにエルドランシリーズとしてはどちらかと言えば「異色」と言える作品であった事、ライジンオーが放送終了後も根強い人気を保ちOAVなどの展開が続いていた事もあってか、アニメファンからの注目度はさほど高いとは言えなかった。今作の11ヶ月というやや半端な放送期間をもって、エルドランシリーズは『ライジンオー』路線を引き継ぐ『ゴウザウラー』へとバトンタッチすることになる。
物語終盤のヤミノリウスと亜衣子先生とのドラマなども相まって作品の完成度は高く、秀作と評するファンは少なくない(後述の最終決戦においてヤミノリウスが発したセリフなど劇中屈指の名場面とも言われる)。しかし、上記のようにエルドランシリーズとしてはどちらかと言えば「異色」と言える作品であった事、ライジンオーが放送終了後も根強い人気を保ちOAVなどの展開が続いていた事もあってか、アニメファンからの注目度はさほど高いとは言えなかった。今作の11ヶ月というやや半端な放送期間をもって、エルドランシリーズは『ライジンオー』路線を引き継ぐ『ゴウザウラー』へとバトンタッチすることになる。


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2006年12月10日 (日) 12:48時点における版

元気爆発ガンバルガー』(げんきばくはつ -)は、1992年(平成4年)4月1日から1993年(平成5年)2月24日までテレビ東京系で毎週水曜日18:00 - 18:30に全47話が放送された、サンライズ製作のロボットアニメ。「エルドランシリーズ」の第2作。

エルドラン三部作(『絶対無敵ライジンオー』、本作、『熱血最強ゴウザウラー』)のひとつ。

エルドランシリーズ
通番 題名 放映期間
第1作 絶対無敵
ライジンオー
1991年4月
~1992年3月
第2作 元気爆発
ガンバルガー
1992年4月
~1993年2月
第3作 熱血最強
ゴウザウラー
1993年3月
~1994年2月

ストーリー

概要

エルドランシリーズ最年少(小学4年生)のメインキャラによる、コミカル路線が基調の作品。メカ操縦に関わるキャラは基本的に3人だけで、ロボットに乗らなくても変身する事で特殊能力が使え、しかも正体を隠さなければならないという、シリーズ内でも異色の作品となっている。コミカルな話に舞台を合わせるためか、昔なつかし「ご町内ものアニメ」の雰囲気も色濃く感じさせる。

メカ関係でも、前作『ライジンオー』では固定だった発進地点が自由自在に変えられたり、新メカが登場したその回に敵に乗っ取られたり、メインではないキャラ(ゴン)がメカを操縦する回もあれば、最終パワーアップ形態の「グレートガンバルガー」が「三体メカ合体」の二段重ねである点や、その登場以後も「グレート - 」に合体しないで超魔界獣を倒してしまう回があるなど、前代未聞の展開が多々見られた事が一部のマニアの間で話題になった。また敵の魔界獣(後に超魔界獣に)もコミカルなデザインなものが多く、その作戦も同様な展開なものが多かった。

物語終盤のヤミノリウスと亜衣子先生とのドラマなども相まって作品の完成度は高く、秀作と評するファンは少なくない(後述の最終決戦においてヤミノリウスが発したセリフなどは、劇中屈指の名場面とも言われる)。しかし、上記のようにエルドランシリーズとしてはどちらかと言えば「異色」と言える作品であった事、ライジンオーが放送終了後も根強い人気を保ちOAVなどの展開が続いていた事もあってか、アニメファンからの注目度はさほど高いとは言えなかった。今作の11ヶ月というやや半端な放送期間をもって、エルドランシリーズは『ライジンオー』路線を引き継ぐ『ゴウザウラー』へとバトンタッチすることになる。


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


登場人物

ガンバーチーム

ガンバーブレスで変身する主人公3人組の、変身後の総称。命名者は流崎哲哉(力哉の弟)。シンボルマークは意匠化した握手する手。

  • 霧隠虎太郎(きりがくれ こたろう)=イエローガンバー:折笠愛
4月1日生まれのB型。明るく元気な性格でいい加減なお調子者、悪戯好き。そのため、姉のかすみや力哉とはいつもけんかしており、担任の立花亜衣子も怒らせている。ガンバーチームのトラブルメーカーでもあり、ガンバースーツを私的流用することも。楽天的な思考やいざというときの度胸のよさでピンチを切り抜ける。家族構成は両親と姉。
イエローガンバーに変身後の超能力は「スピード」。短距離なら瞬間移動したかのように動ける。
  • 風祭鷹介(かざまつり ようすけ)=ブルーガンバー:南央美
4月17日生まれのA型。気弱でおとなしい性格であるが、「秘密のヒーロー・ガンバーチーム」と言う状況に最初に順応している。常にガンバーコマンダーを持ち歩いている。メカの秘密を解明したりなど、頭脳としても活躍したり、いつもけんかの絶えない虎太郎と力哉の仲裁役でもある。クラスメイトの小牧百合香に憧れており、彼女が関わると「百合香ちゃん効果」なる「火事場の馬鹿力」を発揮する。幼児体験からか餅がトラウマであるが克服。しかし、蒲鉾の類を苦手とする。家族構成は両親。
ブルーガンバーに変身後の超能力は「感覚が鋭くなる」こと。数キロ先のものを見たり、音を聞くことができる。
  • 流崎力哉(りゅうざき りきや)=レッドガンバー:島田敏
10月10日生まれのA型。「気は優しくて力持ち」の真面目な正義漢であり、曲がったことが大嫌いである。そのためいい加減な性格の虎太郎とはいつもけんかばかりしている。夢はプロ野球選手だがその妨げになるとして「秘密のヒーロー・ガンバーチーム」になることを最後まで嫌がっていたが、町のピンチにやむなくヒーローになることとなった。草野球チーム「青空ゲンキーズ」に所属している。家族構成は両親と弟。
レッドガンバーに変身後の超能力は「パワー」。3両編成の電車を持ち上げたことも。

ガンバーチームたちの周辺人物

6月29日生まれのB型。虎太郎の父。忍者の末裔であり、数々の忍術を会得している。その実力は、大魔王に近づけないガンバルガーのために生身で活路を開けるほど。ガンバーチームの正体を唯一知る人物。大魔界の存在を知った時に犬の姿に変えられてしまったが、かすみを危機から救おうとした功績により、ゴンザレス(通称ゴン)と名付けられ、霧隠家の飼い犬となった。一度だけガンバルガーを操縦した話もある。当初は犬の体や境遇に戸惑うことも多かったため「まいったな、どーも」が口グセに。
9月8日生まれのAB型。虎太郎の姉。青空中学校のバドミントン部に所属する。かすみスマッシュという必殺技を持っている。男勝りでしっかりした性格である。虎太郎との姉弟喧嘩はいつものことである。「カスミリウス」となってガンバルガーとバトミントンの試合をしたこともある。
虎太郎の母。おっとりした性格で何があっても動じない。夫がいなくなったのは、忍術の修行に出かけたのだと思い込んでいる。自宅の隣にある青空保育園の園長でもある。
12月18日生まれのA型。虎太郎たち4年1組の担任。合気道の達人である。思い込みが激しく、根からの悪人はいないと言う信条を持っており、理想の男性はジャーナリストである。後にひょんな事からヤミノリウスに思いを寄せるようになり、物語終盤における彼の行動を大きく左右させたキーキャラとも言える。
12月28日生まれのB型。虎太郎の幼馴染。家は「結城カメラ」と言うカメラ屋。その影響からか夢はジャーナリスト。学校新聞の記者で常にカメラを持ち歩き、スクープを狙っているがそのためならば学校のルールも平気で破るうえに、周囲が見えなくなるのでかなり危なっかしい。ゴン、ガンバーチーム(イエローガンバー)の正体を最初に見抜いた人物でもある。
5月27日生まれのA型。虎太郎たちのクラスメイト。おしとやかな感じの少女である。家は「小牧医院」と言う病院で、内科と小児科が専門である。鷹介の片思いには全く気づいていない。バイオリン教室に通っている。ブルーガンバーに助けられてからは彼に憧れを抱いている。
11月10日生まれのA型。虎太郎たちのクラスメイト。力哉と共にクラス委員を務める。武田長官の娘で父親を尊敬している。少し頭は固いが、根は優しい。当初、ガンバーチームを目の敵にしていたが、レッドガンバーに助けられて以降は、彼を贔屓するようになり、少しずつガンバーチームに対する態度を軟化するようになった。カナヅチという欠点がある。
4月25日生まれのAB型。力哉の弟。青空保育園に通っている。レッドガンバーの大ファンであり、ガンバーチームの名付け親(レッドガンバー、イエローガンバー、ブルーガンバーの固有名詞)。同じ保育園に通う千夏の妹、秋絵と一緒にガンバーチームの正体を探ろうとする。無邪気で素直な性格であるが、少し弱虫の面を持つ。
10月16日生まれのA型。千夏の妹。哲哉と同じ青空保育園に通っている。姉と同じくジャーナリスト志望である。好奇心旺盛で元気な女の子である。哲哉と一緒にガンバーチームを正体を探ろうとしている。
作中でガンバルガー・リボルガー・ゲキリュウガーの主要3メカすべてに搭乗したのは彼女のみ(操縦はしていない)。
青空小学校前にある駄菓子屋「元気堂」の主人。野球チーム「青空ゲンキーズ」の監督を務める荒木純の父親である。毎回、店舗や自分が被害に遭うとことが多いため驚いて入れ歯を落とすこともしばしば。
駄菓子屋「元気堂」を経営する源蔵の息子で塾通いの浪人生である。虎太郎達の所属する野球チーム「青空ゲンキーズ」の監督を務めている。チンピラを撃退した亜衣子先生に恋をし、超魔界獣から亜衣子先生を助けるため、ホワイトガンバーを名乗ってガンバーチームの勝利にも貢献した。
力哉と哲哉の父親。「逆転ラーメン」というラーメン屋を経営している。無類の野球好きで、店をサボっては息子の野球の応援に(ものすごく怪しい格好で)行くため、妻にはその都度怒られている。
力哉と哲哉の母親。「逆転ラーメン」を盛り立てる肝っ玉母さんである。店をサボっては息子の野球を見物に出かける夫には厳しく、度々激怒している。
  • 鷹介の父
風祭鷹介の父親。どのような人物かは不明。
風祭鷹介の母親。クラスでも評判の教育ママである。鷹介のことを「ようちゃん」と呼んで溺愛し、将来のことを考えて、様々な塾や習い事に通わせていて、息子の100点のテストをコレクションするのが趣味としており、部屋の壁一面にテストを飾っている。
前作に引き続き登場する地球の守護神。光の戦士と呼称される守護天使。封印岩を守護する為、ガンバルガーを派遣。偶然、それを発見した虎太郎たち3人に託す。なお、ガンバルガーが地上で戦っているときに彼もまた大魔界において白いドラゴンの姿でゴクアークと戦っていた。(光る人型と球体の形以外の姿を見せたのは、この時と最終回のみ)
前作に続いての登場。虎太郎達のクラスメイト・桂の父親でもある。魔界獣が現れる度に防衛隊を率いて出動し、当然の如く敗戦している。ガンバーチームを快く思っていなかったが、最終的には協力的になった。今作より苗字が付けられた。
  • 副官
  • ブタネコ
霧隠家の近所を闊歩している野良ネコ。ゴンが「御先祖さまの巻物」を発見するたび横取りしていくため、ゴン最大の敵。奪った巻物は常に頭にくくりつけて持ち歩いているが、三大魔王の復活はこいつが遠因になったともいえる。

大魔界

三大魔王
大魔界を支配する暗黒魔王。エルドランにより封印されているため、それを破り、地上を大魔界に変えようと目論見、ヤミノリウスIII世を地上に送り込む。
霧隠家の庭にある封印を開放され甦った大魔王の一人。
霧隠家の庭にある封印を開放されサイアークと共に復活した大魔王の一人。
魔導士
エルドランによって封印されているゴクアークが、自分の代理として人間界に送り込んだ魔導士。魔導士ではあるが、彼も魔界獣の一種。普段は青空小学校理科準備室の骨格標本に潜んでいる。活動する時は理科室の備品を取り込んで実体化。時にジャーナリストの闇野響史やバスガイドの闇野りう子に変身して活動。ゴクアークがガンバーチームに敗れた後、意識体を取り込み、超魔界獣を生み出す力も手に入れた。
一時的に記憶喪失に陥った際、闇野の姿で虎太郎達の担任「立花亜衣子」に助けを求めるが、この際に彼女から思いを寄せられるようになる。亜衣子に改心するようしつこく迫られながらも魔王への忠誠心は変わらず、三大魔王の復活にも成功した。しかし絶対的な魔王の力に屈せず、犬にされてもなお戦おうとする3人の姿を間近で見、さらに魔王たちが地球を破壊しようとするに至ってついに三大魔王と訣別(本来の目的が大魔界へ変える事であって、地球破壊ではなかったため)。「私は、いい人などではない。だが…! この地球を壊させはしない!」と言い放った彼は魔王の力に一度は倒れるも、藤兵衛と共にガンバーチームに協力。最終決戦を影で支える大きな力となった。
戦い終わって二度と姿を現さないと約束していずこかへ去った彼だが、最終回のEDでウェディングドレスを眺める亜衣子の背後には、人間・闇野響史の姿があった。

エルドランのロボット

  • ゴウタイガー
アニマルモードは虎。公園の地下、または市場の中から発進する。ガンバルガーの腰と太腿になる。設定上、ファイターモード時の武器であるゴウサーベルはガンバーソードとの二刀流も可能だが、劇中では使われなかった。
  • データ(アニマルモード)
全長:20.8 m
重量:18.2 t
最大出力:78,000馬力
最高速度:1,180 km/h
武装:ゴウキャノン、ゴウフレーム
  • データ(ファイターモード)
身長:16 m
重量:18.2 t
最大出力:78,000馬力
最高速度:560 km/h
武装:ゴウサーベル
  • マッハイーグル
アニマルモードは鷹。交差点の真ん中、または高速道路の料金所前から発進する。ガンバルガーの上半身を形成する。
  • データ(アニマルモード)
全長:21.5 m
重量:16.8 t
最大出力:58,000馬力
最高速度(地上):120 km/h
最高速度(空中):Mach 9.4
武装:マッハバルカン
  • データ(ファイターモード)
身長:16.5 m
重量:16.8 t
最大出力:58,000馬力
最高速度:620km/h
武装:マッハアロー
  • キングエレファン
アニマルモードは象。アパートの中、または駐車場から発進する。ガンバルガーの足になる。
  • データ(アニマルモード)
全長:17.8 m
重量:27.9 t
最大出力:98,000馬力
最高速度:380 km/h
武装:キングミサイル、キングウェーブ
  • データ(ファイターモード)
身長:15.6 m
重量:35.5 t
最大出力:98,000馬力
最高速度:470km/h
武装:キングトマホーク

※シリーズの他2作品と違い、単独でのファイターモード(人型)とアニマルモード(動物型)の変形が可能。またこれにより合体しない状態でのガンバー忍法などの連携技も見られた。
これら3体については、発進場所を青空町内の任意の場所に移動可能(7話)。

  • ガンバルガー(グレートガンバルガー登場後は虎太郎専用メカに)
ゴウタイガー、マッハイーグル、キングエレファンの3体がミラクル合体し、巨大ロボット・ガンバルガーに変型する。
必殺技は「ガンバーソード」による斬撃「ガンバーファイナルアタック」。
  • データ
身長:28.4 m
重量:65.7 t
最大出力:380,000馬力
最高速度(地上):1,880 km/h
最高速度(空中):Mach 12.5
武装:ガンバーソード、ガンバーシールド、ガンバースラッガー、ガンバーフラッシャー、ガンバーファイヤー、ガンバーフレア
  • リボルガー(力哉専用メカ)
ライオン型のアニマルモードから人形のファイターモードに変型し、さらに二連装砲リボルバスターに変型する(ミラクル武装)。
駅前の踏み切りから発進する。
リボルバスター形態での必殺技は、二つの異種ビーム砲口からの同時砲撃「ラストファイヤー」。基本的にはガンバルガーが支えた状態で発射するが、一度だけ、ゴウタイガーとマッハイーグルに支えられて発射したことがある。
特殊装備の修理アタッチメントは、ライオンの口から伸ばしたケーブル(?)をガンバルガーに接続することにより、半壊したガンバルガーにエネルギーを分けて修復することができる(16話)。
  • データ(アニマルモード)
全長:29.9 m
重量:56.4 t
最大出力:320,000馬力
最高速度(地上):2,480 km/h
最高速度(空中):Mach 10.2
武装:テールショット、リボルバーン
  • データ(ファイターモード)
身長:25.6 m
重量:47.8 t
最大出力:320,000馬力
最高速度(地上):1,540 km/h
最高速度(空中):Mach 10.8
武装:ヘッドボンバー、ショットブラスター
  • ゲキリュウガー(鷹介専用メカ)
ドラゴン型のアニマルモードから人型のファイターモードに変型する。
郊外のダムから発進する。
必殺技は肩部の「ゲキリュウキャノン」と胸部にあるドラゴンの口からの同時砲撃「ドラゴンサンダーフラッシュ」。
  • データ(アニマルモード)
全長:24.8 m
重量:94.9 t
最大出力:430,000馬力
最高速度(地上):240 km/h
最高速度(空中):Mach 15.4
武装:プラズマフレアー、バックショット
  • データ(ファイターモード)
身長:27.8 m
重量:60.8 t
最大出力:430,000馬力
最高速度(地上):1,940 km/h
最高速度(空中):Mach 13.8
武装:ドラゴンショット、ドラゴンハリケーン他
  • グレートガンバルガー
ガンバルガー、リボルガー、ゲキリュウガー三体が超ミラクル合体した姿。
必殺技は「ファイナルガンバーソード」による斬撃「グレートファイナルアタック」。
  • データ
身長:43.8 m
重量:168.5 t
最大出力:1,600,000馬力
最高速度(地上):3,800 km/h
最高速度(空中):Mach 32
武装:グレートガンバーソード、ガンバーブレストフラッシュ(他に名称不明の技多数)

※2クール目に入って間もなく力哉専用メカのリボルガーが登場し(登場当初はヤミノリウスの策略で力哉が洗脳状態にされるピンチにも陥った)、この時点で勘の鋭いファンには近いうちに鷹介専用メカの登場、そしてこれらとガンバルガーとの3体合体による最終形態メカの登場が予想出来た。しかしそんな者でさえ、グレートガンバルガーが毎回登場するとは限らなかった展開までは予想出来なかったと思われる。ガンバルガー合体前と同様に、ウルトラガンバー忍法と呼ばれる連携技が見られた。

ガンバー忍法

ガンバー忍法は、忍者であるゴンが伝授した忍法をロボットの動きに応用したもの。ガンバーコマンダー上でプログラミングすると、動きを記録した忍法カードを得られる。使用時は忍法カードをコマンダーに挿入して発動する。 メカのギミックに頼らない、「使える」戦法であり、マンネリ化しがちな合体前戦闘シーンのアクセントにもなった。

  • ゴウフレームアタック
ゴウタイガーが中心のガンバー忍法。まずゴウタイガー(ファイター)が敵に突撃すると見せかけて後ろへ大きくジャンプ。待機していたキングエレファン(ファイター)に空中高く投げ上げられたところで、マッハイーグル(アニマル)が攻撃する後ろからゴウタイガー(アニマル)が炎を吐きながら突進、体当たりする。
  • マッハサイクロンショット
マッハイーグルが中心となって行う。まず、マッハイーグル(アニマル)が竜巻を起こしながら垂直上昇。その中でキングエレファンがゴウタイガーを敵に向かって投げ飛ばし(どちらもファイター)、敵に体当たりしてひるんだ隙にキングエレファン(アニマル)が敵を空中にすくい投げて、そこへマッハイーグルが竜巻を纏いながら追い討ちをかける。劇中最も多く使われたガンバー忍法といえる。
  • キングウェーブアタック
キングエレファンが中心のガンバー忍法。まずキングエレファンがゴウタイガー、マッハイーグル(ファイター)を一緒に空中に投げ、アニマルモードになって鼻からキングウェーブ(強力な水流)で敵を2体のもとに弾き飛ばし2体が地上に叩き落したところを待ち構えてキングエレファン(ファイター)のパンチを見舞う。マッハサイクロンショットとは対照的に劇中では一回しか使用されなかった。
  • ミラクルトライアングルアタック(?)
ゴウタイガー・マッハイーグル・キングエレファンの3体がそれぞれ手をつないでそのまま高速回転して敵に突撃する。後にガンバルガー・リボルガー・ゲキリュウガーの3体でも行った(この場合は「ウルトラガンバー忍法・トライアングルクラッシュ」と呼ばれた)。
  • ゴウフレーム・スイカ・アタック
犬の姿になってしまった3人が、野良猫から巻物を取り返すために使った技。基本的な動作はゴウフレームアタックと同じだが、炎を吐く代わりにスイカの種を吹き出す。

ガンバーチームのメカ

  • ガンバーバイク
イエローガンバーに変身する霧隠虎太郎の愛機である。バルカンを装備し、後退することも可能。
  • ガンバージェット
ブルーガンバーに変身する風祭鷹介の愛機である。武装はしていない。
  • ガンバーバギー
レッドガンバーに変身する流崎力哉の愛機である。武装はしていない。

魔界獣

昆虫魔界獣

「魔界獣辞典 昆虫編」から召還される魔界獣。
召喚呪文は「ゾイワコ ノイワコ マカイヤ ゾイワコ 暗く湿った魔界の森より今こそ出でよ我が前に ハズラム サライヤ」
  • ジョキラー
カマキリの魔界獣。最初からパワーアップ後の姿で呼び出された。両手のカマは投げ飛ばすことができる。
  • グモグリン
クモの魔界獣。青空町上空に巨大な巣を張り、様々なものを手当たり次第に吊り上げた。
  • トンガッター
ハチの魔界獣。針(パワーアップ後はマキビシ)で空気(?)を抜いたものをフニャフニャにできるが、ヘタをすると自分もフニャフニャになる。
  • メロディーン
キリギリスの魔界獣。手持ちのバイオリンで人々を眠らせることができるが、ウォークマンを聞いていた百合香には効かなかったため、ムキになって彼女を襲った。
  • グリームン
蟻の魔界獣。甘いもの大好きな魔界獣で町中のケーキを集めてケーキ軍団(?)をつくった。
  • バタフラー
蝶の魔界獣。そのハネの鱗粉にふれたものに蝶々のハネを生やすことができる。
  • サバクーダ
蟻地獄の魔界獣。あらゆるものを砂に変えてしまえる。巨大アリジゴクにガンバルガーを引きずり込もうとした。

水生魔界獣

「魔界獣辞典 水中編」より召還。昆虫魔界獣よりランクは上。
召喚呪文は「ゾイワコ ノイワコ マカイヤ ゾイワコ 暗く冷たい魔界の海より今こそ出でよ我が前に ハズラム サライヤ」
  • マジョーズン
サメの魔界獣。地中も水中と同じように泳ぐことができる。一度はガンバルガーを倒すことに成功するが・・・。
  • ブクブーク
カニの魔界獣。噴出す泡がよく滑る。防衛隊と青空ゲンキーズ(+ガンバーチーム)の試合を妨害した。
  • ショドーン
タコとイカの兄弟魔界獣。一度書いたら絶対に消えない墨で青空町の人たちに番号を書きまくったが、手分けしたせいで大きなミスをしてしまう。
  • ウナギトロン
電気ウナギの魔界獣。町の人たちを常にハイテンションなビリビリ人間にしてしまっていた。
  • ヤドリール
ヤドカリの魔界獣。いろんな物に足を生やすことができる。しまいには、青空町そのものに足を生やした。
  • ケロケリオン
カエルの魔界獣。傘についているオタマジャクシ爆弾を受けると常にカエル座り、カエル言葉のケロケロ人間になる。ケロケロ人間どうしは意志の疎通が普通にできるため不都合はないが、文字までケロケロになっていた。
  • ゲイバルーン
鯨の魔界獣。水という水を吸い込んだあげく、海の水まで吸い尽くそうとした。ガンバーチームも一緒に吸い込んだ。

動物魔界獣

「魔界獣辞典 動物編」から召還。生物系では最強の魔界獣。
召喚呪文は「ゾイワコ ノイワコ マカイヤ ゾイワコ 暗く果てない魔界の地より今こそ出でよ我が前に ハズラム サライヤ」
  • ヨロイデル
サイの魔界獣。頑丈な装甲を持ち、ガンバルガーを敗北一歩手前まで追い詰めるが、新たに加わったリボルガーに敗れた。
  • ジャジャーン
蛇の魔界獣。笛の音を使って様々なものをクネクネ状態にして操れる。パワーアップ後に口から吐き出す溶解液はガンバーシールドすらたやすく溶かした。
  • アナホルン
モグラの魔界獣。町中に落とし穴を掘り、色々な場所に人を飛ばした。なお、この回にはライジンオーの3人がゲスト出演している。
  • タヌキング
狸の魔界獣。召還早々ゴクアークに化けてヤミノリウスをビビらせた。肝試し大会中の青空小学校内を大魔界にしてガンバーチームを翻弄した。
  • シャキゴーラ
ペンギンの魔界獣。冷蔵庫に篭った状態で召還されてドアを開けたアミノリウスを凍らせた。冷やし中華が大好物で、力哉の父親が作った激辛冷やし中華を食べて口から文字通り火を吹いた(その火でヤミノリウスを黒焦げにした)。
  • バナナーン
猿の魔界獣。いたずら好きの魔界獣で、イエローガンバーとアクロバット対決をした。パワーアップ後は街中にバナナ化光線を放って大暴れする。ガンバルガーの足(キングエレファン)をバナナ化し、更にはガンバルガーの全身までバナナ化の危機に追い込むが、無理矢理な体制から間一髪放たれたリボルバスターに飲み込まれる形で敗北。
  • アカバーナ
トナカイの魔界獣。21話冒頭部にパワーアップ後の姿で登場し、すぐに倒された為、強化前の姿や能力、どんな作戦であったのかは一切不明。虎太郎達の正体を、寝ぼけた哲哉に目撃される遠因になった。

超魔界獣

ゴクアークの魂を吸収してパワーアップしたヤミノリウスが魔法のランプで無機物から創り出した魔界獣。
生成呪文は「ゾイワコ ノイワコ マカイヤ ゾイワコ 悪の心を呼び覚まし魔界の姿を創り出せ ハズラム サライヤ」
  • ドカーン
花火の魔界獣。導火線をつけたものを打ち上げ花火にしてしまう。リボルガーも危うく花火になりかけた。グレートガンバルガー初対戦相手の魔界獣でもある。
  • コミックダー
まんが雑誌の魔界獣。人や物を体内に取り込み、コミックにしてしまう。ガンバルガーも取込んだがそれがアダとなった。
  • ゴシゴーシ
消しゴムの魔界獣。こすったものを透明にしてしまう。自身も透明にできるため、ガンバーチームを手こずらせた。
  • ビック・ナベーダ
鍋の魔界獣。魔界料理が恋しくなったヤミノリウスがおいしい料理を食べたいと創った。町中の野菜を掻き集めるが、それが思わぬ騒動の元になった。
  • キカザッター
ミシンの魔界獣。偽イエローガンバーのスーツを作って、ガンバーチームを陥れようとした。ゴンはこの偽ガンバースーツを拝借して「シノビガンバー」になった。
  • マリオネロン
操り人形(マリオネット)の魔界獣。人を自在に操れる。パワーアップ後はガンバルガーまで操った。
  • クッツキング
磁石の魔界獣。強力な磁石の魔法で、人間を磁石にして互いにくっつくようにした。虎太郎は千夏とくっついてしまい、一時は変身できない事態に陥った。
  • レンズドン
虫眼鏡の魔界獣。光線を浴びたものを巨大化できるが、やりすぎてゲキリュウガーを地球よりも大きくしてしまっていた(この光景にはヤミノリウスもビビッていた)。
  • チクターク
桂の腕時計から創られた魔界獣。時計の針を回すことで、時間を進めたり戻したりできる。 

※倒された後、素体が救済されており、異色の存在である。

  • バルルーン
風船の魔界獣。あらゆるものに空気を吹き込み風船にできる。ガンバルガーとリボルガーも風船にされかけた。
  • ラケットン
カスミリウス(ヤミノリウスのランプの光を浴びて魔界人になってしまったカスミのこと、ヤミノリウスよりも強い)が、バトミントンのラケットから創りだした魔界獣。本人(?)はバトミントンが下手である。そのため、カスミリウス自身がラケットンを振り回してガンバルガーとバドミントン対決をした。チクターク同様、素体のラケットは元に戻っている。
  • シバイラー
青空小学校体育館の舞台照明から創られた魔界獣。腹にある照明装置から様々な効果をもったビームを照射できる。
  • グローラー
道路工事用のロードローラーから創られた魔界獣。町の建物をすべてペチャンコにした。ガンバルガーとゲキリュウガーもペチャンコにされてペラペラの紙状態になった。
  • デカメラー
カメラの魔界獣。撮影したものを実体化できる。虎太郎を撮影して大量にコピーした結果、数十人のイエローガンバーができた。戦闘では自身を大量にコピーしたデカメラー軍団を作って戦った。
  • ゴタヒーター
コタツの魔界獣。青空町を巨大コタツで覆って町の気温を急上昇させた。発進ポイントが青空町の外にあるゲキリュウガーは町から締め出され、戦闘に参加できない事態になった。
  • イシガンダー
石の魔界獣。ヤミノリウスが一時的に記憶喪失になるきっかけをつくった、ある意味最も重要な魔界獣。
  • サンダークロー
クリスマスツリーの魔界獣。宇宙まで届く巨大ツリーを出現させた。
  • モチモッチン
餅の魔界獣。あらゆるものを餅にかえる。町の地面まで餅にしてしまい、餅嫌いの鷹介を苦しめた。
  • スイトッター
掃除機の魔界獣。人の一番大事なものを吸い取る。鷹介と力哉はガンバーブレスとコマンダーを吸い取られるが、虎太郎が吸い取られたのはバナナ大福だった。
  • マジンシャン
手品師のシルクハットから創られた魔界獣。ガンバルガーたちが手も足もでないほど数々の強力な技を繰り出すが、手品師としての職業意識が強すぎるのか、結果はすべて元通りで威力がない。パワーアップ後は地球を半分消した(ついでにヤミノリウスも)。シルクハットが弱点でこれを奪われると何もできなくなってしまう。
  • ウェザラー
天気予報の気象予想図から創られた魔界獣。気象を自由に操れる。
  • マイチャッター
御先祖様の巻物争奪戦の最中に巻物を手に入れようとしたヤミノリウスが創った魔界獣。いろいろなものを巻物にしてしまう。巻物の内容(大魔界の秘密)はガンバーチーム、ヤミノリウス双方が知ることになる。
  • ウラナイナイ
巻物の内容である「三大魔王」が封印されている場所を探し出すために筮竹から創られた、劇中最後の魔界獣。紆余曲折があったが、ヤミノリウスを無事(?)に魔王の封印場所へと導いた。

商品展開、関連事項

  • トミーから「ミラクル合体・ガンバルガー」「ミラクル武装・リボルガー」「ミラクルチェンジ・ゲキリュウガー」及び三種セット「超ミラクル合体・グレートガンバルガー」が発売、三大ロボの合体を玩具でも完全再現した。グレートガンバルガーの玩具は斬新な合体で、プロポーションは最高だが、合体が複雑な上に合体の過程で盛大に余剰パーツが出てしまう、かなりの高額(16,800円)、パッケージが尋常でない大きさであるなど様々な面でファンの度肝を抜いた。その気合の入れようが災いしたか、売れ行きは今ひとつだったようである。
  • このほか主題歌CD、キャラソングを含むサウンドトラックCD2種、全話を収録したビデオ、LD、DVDが発売された。
  • 商品そのものではないが、ガンバルガー発進のテーマは「さんまのナンでもダービー」においても使用されており、同番組の雰囲気を盛り上げるのに一役買っていた。

サブタイトル

  1. ロボットみ~っけ!     
  2. 超能力を大はっけん!   
  3. 秘密がばれちゃう~!     
  4. 決闘!バイオリン合戦    
  5. ケーキが逃げた!?       
  6. とんでとんで家庭訪問     
  7. 町が砂場に大変身!      
  8. ピンチ!ガンバルガー     
  9. 超能力でミラクル野球     
  10. イカタコ兄弟(ブラザース)参上! 
  11. 鷹介はビリビリ人間!!      
  12. 青空町が歩き出す!?      
  13. 合言葉はケ~ロケロ      
  14. 魔界クジラが空を飛ぶ   
  15. 出てこい!リボルガー     
  16. 力哉対ガンバルガー!      
  17. 恐怖!魔界の落とし穴     
  18. ドッキリ魔界肝だめし     
  19. 走れ!逆転ラーメン       
  20. そんなバナナの大決戦     
  21. ゴクアーク復活!        
  22. 誕生!ゲキリュウガー      
  23. ききいっぱつの大合体    
  24. 激突!まんがパニック      
  25. ビックリ!透明人間       
  26. 魔界獣はコックさん!      
  27. 出た!シノビガンバー      
  28. 大荒れミラクル運動会     
  29. 磁石でクッツキング!      
  30. 宇宙サイズで大暴れ!     
  31. タイムスリップ青空町    
  32. 風船バスでフ~ワフワ      
  33. かすみ対ガンバルガー     
  34. 魔界キッカイ!?学芸会     
  35. がんばれ!出前一人旅   
  36. 虎太郎がいっぱい!?      
  37. コタツでデッドヒート     
  38. 正義のヤミノリウス!?     
  39. サンタは街の大泥棒!     
  40. ヒーローはモチ嫌い!?     
  41. 愛した人は魔法使い      
  42. 驚き強敵!大マジック      
  43. 完全無欠のデート作戦   
  44. 大魔界の大秘密!       
  45. 三大魔王、大復活!      
  46. おれたちは元気爆発!
  47. 最終最後の大決戦!

関連事項

テレビ東京 水曜18:00枠
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元気爆発ガンバルガー