「ロックアウト (2012年の映画)」の版間の差分
Sierpinski (会話 | 投稿記録) |
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ハイデルは放送で「人質を殺す」と脅してエミリーから居場所を聞き出し、人質を全員殺してエミリーの元に向かおうとする。ショックを受けたエミリーを連れてスノーは逃げるが、アレックスに見付かり連行される。同じころ、エンジニアが殺された「MS-1」は重力バランスを制御できなくなり、地球に落下を始める。ラングラルは地球に墜落する前に「MS-1」を破壊しようと考えるが、それを知ったアレックスは、エミリーを利用して大統領に攻撃中止を命令させようとするが、エミリーは父に「このまま攻撃して」と伝える。大統領はエミリーがいるため攻撃を止めようとするが、それを見たラングラルは[[アメリカ合衆国憲法修正第25条]]を根拠に大統領権限を剥奪し、攻撃を命令する。 |
ハイデルは放送で「人質を殺す」と脅してエミリーから居場所を聞き出し、人質を全員殺してエミリーの元に向かおうとする。ショックを受けたエミリーを連れてスノーは逃げるが、アレックスに見付かり連行される。同じころ、エンジニアが殺された「MS-1」は重力バランスを制御できなくなり、地球に落下を始める。ラングラルは地球に墜落する前に「MS-1」を破壊しようと考えるが、それを知ったアレックスは、エミリーを利用して大統領に攻撃中止を命令させようとするが、エミリーは父に「このまま攻撃して」と伝える。大統領はエミリーがいるため攻撃を止めようとするが、それを見たラングラルは[[アメリカ合衆国憲法修正第25条]]を根拠に大統領権限を剥奪し、攻撃を命令する。 |
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アレックスは再度の交渉を試みようとするがハイデルに殺され、彼はエミリーを襲おうとする。そこにスノーが現れてハイデルを殴り倒し、エミリーを連れて宇宙に脱出する。激怒したハイデルと囚人たちが追いかけてくるが、彼らは攻撃隊が仕掛けた爆弾により「MS-1」ごと爆死する。 |
アレックスは再度の交渉を試みようとするがハイデルに殺され、彼はエミリーを襲おうとする。そこにスノーが現れてハイデルを殴り倒し、エミリーを連れて宇宙に脱出する。激怒したハイデルと囚人たちが追いかけてくるが、彼らは攻撃隊が仕掛けた爆弾により「MS-1」ごと爆死する。スノーはエミリーと共に無事に地球へと帰還するが、再び逮捕されてしまう。しかし死ぬ直前のメースの言葉を元にエミリーがケースを見付け出し、局長殺しの真犯人がハリーであることが判明する。彼は逮捕され、スノーは釈放される。そしてスノーは出迎えたエミリーと共に刑務所を去っていく。 |
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== キャスト == |
== キャスト == |
2018年3月6日 (火) 12:09時点における版
ロックアウト | |
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Lockout | |
監督 |
スティーヴン・セイント・レジャー ジェームズ・マザー |
脚本 |
スティーヴン・セイント・レジャー ジェームズ・マザー リュック・ベッソン |
製作 |
リュック・ベッソン マルク・リベール ライラ・スミス |
出演者 |
ガイ・ピアース マギー・グレイス ヴィンセント・リーガン ジョセフ・ギルガン レニー・ジェームズ ピーター・ストーメア |
音楽 | アレクサンドル・アザリア |
撮影 | ジェームズ・マザー |
編集 |
カミーユ・ドゥラマーレ イーモン・パワー |
製作会社 |
ヨーロッパ・コープ Canal+ Ciné+ |
配給 |
オープン・ロード・フィルムズ/フィルム・ディストリクト 松竹 |
公開 |
2012年4月13日 2012年4月18日 2012年11月23日 |
上映時間 | 95分 |
製作国 | フランス |
言語 | 英語 |
製作費 | $20,000,000[1] |
興行収入 |
$32,204,030[1] $14,326,864[1] |
『ロックアウト』 (Lockout) は、2012年にフランスで製作されたSFアクション映画。
ストーリー
西暦2079年。地球より少し離れた宇宙空間には、実験的に作られた刑務所「MS-1」が存在していた。500人にも及ぶ凶悪な囚人たちをコールドスリープの技術を用いて収監しているこの刑務所では、厳重な警備体制により未だ脱獄した者がいなかった。
そんなある日、「MS-1」にアメリカ合衆国大統領の娘であるエミリーが「囚人たちが宇宙開拓のために人体実験されている」という疑惑を追及する目的で視察に訪れる。エミリーが囚人の1人であるハイデルと面談していると、彼はエミリーのSPホックの銃を奪い逃亡し、囚人たちのコールドスリープを解除する。「MS-1」は短時間で囚人たちに占拠され、エミリーと所員たちは人質に取られてしまう。この状況を重く見たNSA長官ラングラルは、ある男にエミリーの救出を依頼する。「スノー」と呼ばれる彼は凄腕のCIAエージェントであったが、CIA局長を殺害したという冤罪をかけられ、「MS-1」で懲役30年の実刑を受ける予定になっていた。スノーは依頼を断固拒否するが、同僚のハリーから「MS-1」に自分の無実を証明できる相棒メースが収監されていることを知ると渋々依頼を引き受け、単身で「MS-1」に乗り込む。
ラングラルは低軌道警察署から指揮を執り、ハイデルの兄で囚人グループのリーダーであるアレックスと人質交渉を行いエミリーを解放させようとするが、彼女に執着するハイデルの妨害で失敗し、さらにスノーの潜入が露見してしまう。スノーは囚人たちを倒しながらエミリーの元に向かうが、彼女はホックと共に一室に立て籠もってしまう。二人はそこで救助を待つつもりだったが、誤作動で室内に窒素が充満して命の危険に陥り、ホックはエミリーの酸素を確保するため自殺してしまう。エミリーが仮死状態に陥った直後にスノーが到着し、彼女を蘇生させて二人で脱出ポッドへ向かう。その途中、スノーはメースを見付けて無実を証明するケースの隠し場所を尋ねるが、彼はコールドスリープの後遺症で痴呆症になっていた。二人はメースを連れて囚人たちから逃げ回るが、メースは逃げ遅れて死んでしまう。相棒の死を悲しむスノーだったが、彼は無事にエミリーを脱出ポッドに乗せて「MS-1」から脱出させる。しかし、エミリーは所員たちを助けるために「MS-1」に残り、スノーと共に所員の救出に向かう。
ハイデルは放送で「人質を殺す」と脅してエミリーから居場所を聞き出し、人質を全員殺してエミリーの元に向かおうとする。ショックを受けたエミリーを連れてスノーは逃げるが、アレックスに見付かり連行される。同じころ、エンジニアが殺された「MS-1」は重力バランスを制御できなくなり、地球に落下を始める。ラングラルは地球に墜落する前に「MS-1」を破壊しようと考えるが、それを知ったアレックスは、エミリーを利用して大統領に攻撃中止を命令させようとするが、エミリーは父に「このまま攻撃して」と伝える。大統領はエミリーがいるため攻撃を止めようとするが、それを見たラングラルはアメリカ合衆国憲法修正第25条を根拠に大統領権限を剥奪し、攻撃を命令する。
アレックスは再度の交渉を試みようとするがハイデルに殺され、彼はエミリーを襲おうとする。そこにスノーが現れてハイデルを殴り倒し、エミリーを連れて宇宙に脱出する。激怒したハイデルと囚人たちが追いかけてくるが、彼らは攻撃隊が仕掛けた爆弾により「MS-1」ごと爆死する。スノーはエミリーと共に無事に地球へと帰還するが、再び逮捕されてしまう。しかし死ぬ直前のメースの言葉を元にエミリーがケースを見付け出し、局長殺しの真犯人がハリーであることが判明する。彼は逮捕され、スノーは釈放される。そしてスノーは出迎えたエミリーと共に刑務所を去っていく。
キャスト
※括弧内は日本語吹替
- マリオン・スノー - ガイ・ピアース(東地宏樹)
- エミリー・ワーノック - マギー・グレイス(小松由佳)
- アレックス - ヴィンセント・リーガン(大塚明夫)
- ハイデル - ジョセフ・ギルガン(小松史法)
- ハリー・ショー - レニー・ジェームズ(内田直哉)
- スコット・ラングラル - ピーター・ストーメア(大塚芳忠)
- ホック - ジャッキー・イド(坂詰貴之)
- メース - ティム・プレスター(桜塚やっくん)
- バーンズ - マーク・タンカズリー(魚建)
- ジェフ・ワーノック大統領 - ピーター・ハドソン(大塚周夫)
盗用問題
2016年7月29日には、本作に1981年のアメリカ映画『ニューヨーク1997』から盗用した部分があるとして、パリの控訴院(高裁)が45万ユーロ(約5100万円)の支払いをリュック・ベッソン側に命じたことが報じられた[2]。
出典
- ^ a b c “Lockout”. Box Office Mojo. 2013年3月8日閲覧。
- ^ ベッソン監督の「盗用」認定=5100万円支払い命じる-仏裁判所 - 時事ドットコム