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[[スルファニル酸]]を[[炭酸ナトリウム]]で[[中和 (化学)|中和]]させながら[[塩酸]]と[[亜硝酸ナトリウム]]で[[ジアゾニウム化合物|ジアゾ化]]し、塩化ベンゼンスルホン酸ジアゾニウムを得る。これをN'N-[[ジメチルアニリン]]と[[アゾカップリング|カップリング]]させ、これを[[水酸化ナトリウム]]でナトリウム塩にしたあと、[[塩化ナトリウム]]で沈殿させてメチルオレンジの固体を得る<ref>[http://www.aichi-c.ed.jp/contents/rika/koutou/kagaku/ka3/metir/metir.htm メチルオレンジの合成] - 愛知県教育委員会</ref>。 |
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メシルオレンジには[[変異原]]となりうる性質がある<ref name=sciencelab>[http://www.sciencelab.com/msds.php?msdsId=9926081 MSDS] from ScienceLab.com, Inc. Retrieved 2011-09-24</ref>ので、直接の接触は避けるべきである。 |
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== 外部リンク == |
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*[http://www.chemguide.co.uk/physical/acidbaseeqia/indicators.html Informative page on different titration indicators, including Methyl Orange](英語) |
*[http://www.chemguide.co.uk/physical/acidbaseeqia/indicators.html Informative page on different titration indicators, including Methyl Orange](英語) |
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2014年6月16日 (月) 17:04時点における版
メチルオレンジ | |
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別称 4-[(4-ジメチルアミノ)フェニルアゾ]ベンゼンスルホン酸ナトリウム | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 547-58-0 |
ChemSpider | 16736152 |
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特性 | |
化学式 | C14H14N3NaO3S |
モル質量 | 327.33 g mol−1 |
密度 | 1.28 g/cm3、固体 |
融点 |
300°C以上 |
水への溶解度 | 0.5 g/100 mL (20 °C) 熱水に可溶 |
溶解度 | ジエチルエーテルに不溶[1] |
危険性 | |
GHSピクトグラム | |
GHSシグナルワード | 危険 |
Hフレーズ | H301 |
Pフレーズ | P308, P310 |
EU分類 | T |
主な危険性 | Toxic (T) |
NFPA 704 | |
Rフレーズ | R25 |
Sフレーズ | S37, S45 |
半数致死量 LD50 | 60 mg/kg(ラット、経口) |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
メチルオレンジ(Methyl orange)は、滴定においてよく使われるpH指示薬である。
メチルオレンジは酸性の半ばで非常にはっきりと色が変化するため、酸の滴定に良く使われる。万能指示薬と違い、色々な色に変化するわけではない。通常は黄色から赤色にかけて変色し、変色の終点ははっきりしている。
色の変化
溶液が酸性から中性になるにつれ、メチルオレンジは赤からオレンジ、さらに黄色へと変化する。
なお、色の変化が見られるのは全て酸性条件下においてである。
酸性では赤色、アルカリ性では黄色である。メチルオレンジのpKaは25°Cの水で3.47である[2]。
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他の指標
メチルオレンジとキシレンシアノールの混合溶液は、アルカリ性に変化するにつれて灰色から緑へと変色する。
合成
スルファニル酸を炭酸ナトリウムで中和させながら塩酸と亜硝酸ナトリウムでジアゾ化し、塩化ベンゼンスルホン酸ジアゾニウムを得る。これをN'N-ジメチルアニリンとカップリングさせ、これを水酸化ナトリウムでナトリウム塩にしたあと、塩化ナトリウムで沈殿させてメチルオレンジの固体を得る[3]。
安全性
メシルオレンジには変異原となりうる性質がある[1]ので、直接の接触は避けるべきである。
脚注
- ^ a b MSDS from ScienceLab.com, Inc. Retrieved 2011-09-24
- ^ Sandberg, Richard G.; Henderson, Gary H.; White, Robert D.; Eyring, Edward M. (1972). “Kinetics of acid dissociation-ion recombination of aqueous methyl orange”. The Journal of Physical Chemistry 76 (26): 4023–4025. doi:10.1021/j100670a024.
- ^ メチルオレンジの合成 - 愛知県教育委員会