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また、17名から成る列国議会同盟の執行委員のうち、アジア・太平洋地域グループ代表執行委員として、日本からは[[瓦力]][[衆議院議員]]が就任している(2007年10月まで)。
また、17名から成る列国議会同盟の執行委員のうち、アジア・太平洋地域グループ代表執行委員として、日本からは[[瓦力]][[衆議院議員]]が就任している(2007年10月まで)。


== 世界協力開発機構(WSD)との協定締結 ==
== 世界開発協力機構(WSD)との協定締結 ==
2013年9月、アジア地域での民主主義の強化するために、日本の[[特定非営利活動法人|NPO法人]]である[[世界協力開発機構]](WSD、総裁:[[深見東州|半田晴久]])と協定を結んだ。アジア地域の議会には、全く女性議員が存在しない国もあることから、議会へのジェンダー(女性)や若者参画を促し議会能力を強化することに焦点を当てている<ref>{{cite news|url=http://www.ipu.org/press-e/pressrelease201309092.htm
2013年9月、アジア地域での民主主義の強化するために、日本の[[特定非営利活動法人|NPO法人]]である[[世界開発協力機構]](WSD、総裁:[[深見東州|半田晴久]])と協定を結んだ。アジア地域の議会には、全く女性議員が存在しない国もあることから、議会へのジェンダー(女性)や若者参画を促し議会能力を強化することに焦点を当てている<ref>{{cite news|url=http://www.ipu.org/press-e/pressrelease201309092.htm
|title=Japanese Donation to Support IPU in Strengthening Democracy in Asia
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|publisher=Inter-Parliamentary Union
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2014年1月19日 (日) 23:42時点における版

列国議会同盟
Inter-Parliamentary Union
略称 IPU
設立 1889年
本部 スイスの旗 スイスジュネーヴ州ジュネーヴ
公用語 英語フランス語
関連組織 本会議、常設委員会、評議員会、執行委員会、女性議員会議
ウェブサイト http://www.ipu.org/
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列国議会同盟(れっこくぎかいどうめい、英語: Inter-Parliamentary Union, "IPU"フランス語: L'Union Interparlementaire, "UIP")は、主権国家議会による国際組織。本部はスイスジュネーヴ

概要

創設は、1889年イギリスウィリアム・ランダル・クリーマー卿とフランスフレデリック・パシーの提唱による。現在の議長はピエル・フェルディナンド・カジーニイタリア下院議員・前下院議長)。

列国議会同盟は、世界最初の政治的多国間交渉におけるフォーラムであるとされる。発足当初は、個々の国会議員の参加による組織であったが、後に世界各国の主権国家における議会の国際組織に転換していった。

2007年4月現在、世界148か国の議会と準メンバーとして7つの地域における議員会議が列国議会同盟に参加しているが、設立時の加盟国であったアメリカ合衆国は分担金の滞納により現在資格停止中となっている。

列国議会同盟の歴代首脳中、以下の8人がノーベル平和賞を受賞している。

日本議員団の参加

日本議員団は、1908年に加盟し、1939年に資格停止になった後、1952年に復帰した。衆参両院の全議員から構成され、団長に衆議院議長、顧問に参議院議長がそれぞれ就任している。日本議員団主催の会議は、これまでに計4回(1960年1974年1994年2005年)開催されている[1]

また、17名から成る列国議会同盟の執行委員のうち、アジア・太平洋地域グループ代表執行委員として、日本からは瓦力衆議院議員が就任している(2007年10月まで)。

世界開発協力機構(WSD)との協定締結

2013年9月、アジア地域での民主主義の強化するために、日本のNPO法人である世界開発協力機構(WSD、総裁:半田晴久)と協定を結んだ。アジア地域の議会には、全く女性議員が存在しない国もあることから、議会へのジェンダー(女性)や若者参画を促し議会能力を強化することに焦点を当てている[2]

北朝鮮核実験に対する決議

2006年10月18日列国議会同盟は、日本議員団の北朝鮮の核実験を緊急追加議題とする提案によって、北朝鮮の核実験発表を非難し、核開発の即時放棄を求める「北朝鮮による核実験声明と核不拡散体制の強化」決議(英語: The announcement by the Democratic People's Republic of Korea of its nuclear weapons test and the strengthening of the nuclear non-proliferation regime)を賛成897票、反対32票、棄権240票の大差で採択した。[3]

脚注

  1. ^ [1]
  2. ^ “Japanese Donation to Support IPU in Strengthening Democracy in Asia”. Inter-Parliamentary Union. (2013年9月9日). オリジナルの2013年12月12日時点におけるアーカイブ。. http://archive.is/UQi6W 
  3. ^ 同盟サイトに公開された、決議の内容: http://www.ipu.org/conf-e/115/115emrg.htm (英語)(フランス語)

関連事項

外部リンク