「ラックス (ビューティケア)」の版間の差分
m ボット: 言語間リンク 11 件をウィキデータ上の (d:Q665425 に転記) |
|||
133行目: | 133行目: | ||
[[Category:洗濯洗剤]] |
[[Category:洗濯洗剤]] |
||
[[Category:石鹸]] |
[[Category:石鹸]] |
||
[[en:Lux (soap)]] |
|||
[[es:Lux (jabón)]] |
|||
[[gu:લક્સ (સાબુ)]] |
|||
[[hi:लक्स (साबुन)]] |
|||
[[id:Lux (sabun)]] |
|||
[[it:Lux (azienda)]] |
|||
[[pl:Lux (mydło)]] |
|||
[[pt:LUX]] |
|||
[[sv:Lux (tvål)]] |
|||
[[te:లక్స్ (సబ్బు)]] |
|||
[[zh:力士 (品牌)]] |
2013年4月2日 (火) 00:19時点における版
ラックス(Lux)は、ユニリーバから発売されているヘアケア・ボディケア製品。
日本ではヘアケア製品を中心に展開しており、ハリウッド女優をCMに起用したビューティブランドとして知られている。
概要
ラックスはイギリス生まれのブランド。ブランドの名前は、英語で高級・豪華・贅沢などを意味する「Luxury」(ラグジュアリー)に由来している。
1924年にはアメリカで高品質な化粧石鹸として発売された。以降、その時代を代表するハリウッド・スターを広告・キャンペーンに起用し、女性らしい美しさを追及するブランドとして世界100カ国以上に広がった。
現在は石鹸の他、ボディソープ、ボディローション、シャンプー、コンディショナー、トリートメントなどを発売。石鹸は世界No.1の売上[要出典]を誇っている。
日本での展開
日本では、1972年にギフト用石鹸を販売開始。その後ヘアケア製品を発売し、国内トップブランドへと成長。その他、ヘアスタイリング製品、ボディケア製品も発売している。
ヘアケア製品の歴史
- 1989年 - ヘアケアブランドとして"シルクのように美しい髪"をうたい、ダメージケア機能をもつ「ラックス スーパーリッチ」を発売。
- 1997年 - ロングヘア・パーマヘアが流行し、髪のダメージへの意識の高まりを背景に、日本で初めてダメージの“補修効果”をうたうことに成功(当時、“補修効果”は訴求が困難とされていたが、画期的に機能性の高い製品を実現し、可能となった)。
- 1998年 - ヘアケア製品トータルの年間売上金額で、シェアNo.1を獲得する。1998年 - 2008年の市場占有率1位を獲得している[1]。
- 1999年 - CMにキャサリン・ゼタ=ジョーンズを起用。
- 2001年 - 日本で初めてダメージの“選択的補修機能”をうたった製品を発売。ダメージ機能を進化させ、髪の傷んだ部分を探しだしてダメージレベルに合わせて適切な補修をする機能を実現した。
- 2003年 - CMにナタリー・ポートマンを起用。フェンシングをこなすナタリーとともにCM挿入歌が話題にとなり、楽曲「LOOKIN' FOR LOVE IN YOU」(AiMEE) がCD化された。
- 2006年 - 多様化するダメージケアのニーズに応え、スーパーリッチシャイン、スーパーダメージリペアの2シリーズの展開を開始。
- 2012年3月8日 - ローズ・オブ・ジェリコを配合した「LUX BIOFUSION」を発売。
- 2012年8月20日 - 年齢による「根元のハリ」「うねり」「パサつき」に着目した「ビューティリファイン」シリーズを発売、既存品の「スーパーリッチシャイン」「スーパーダメージリペア」とともに3シリーズの展開を開始。
製品開発
日本人の髪質を研究し、日本人の消費者向けに製品開発を行っているが、多国籍企業である利点を生かし、イギリスを始めとした世界各国の研究所とコミュニケーションをとり、最先端の技術を取り入れている。
髪質以外の部分でも、何度も日本で消費者調査を重ねて消費者ニーズや動向を徹底的に調査し、それらに対応する製品開発を行っている。
仕上がりや補修効果だけでなく、使用感や香りなども含めて総合的に高い評価が得られる製品を目指しており、製品開発における試作品の数は18,000個にものぼる。
エピソード
ヘアケア製品の香りは多くの消費者に指示されている。「のだめカンタービレ」では、のだめがラックス スーパーリッチシャインの愛用者であるらしい千秋の香りを嗅ぎ、「あー先輩 いいニオイ」とうっとりするシーンが登場する(10巻98頁)。
日本での製品ラインアップ
整髪料
- 「美容液」
- 美容液スタイリングウォーター
- 美容液スタイリング
- 美容液スタイリングフォーム
- 美容液スフレ
- 「パーフェクトスタイリング」
- ミスト
- ワックス
- スプレー
髪の手入れ
- 「スーパーリッチシャイン」:ヒアルロン酸などを含有し、乾燥した髪に潤いを与える。
- シャンプー
- コンディショナー
- 美容液トリートメント
- 美容液ヘアパック
- 髪の美容液ミスト
- 髪の美容液エッセンス
- 髪の美容液オイル
- 「スーパーダメージリペア」:ナノより小さいピコ・アミノ酸などを含有し、髪の奥深く進行したダメージを集中補修する。
- シャンプー
- コンディショナー
- 集中補修トリートメント
- 集中補修ヘアパック
- 濃密補修トリートメントマスク - 2012年3月発売
- 2ステップ濃密補修キット - 2012年3月発売
- 濃密補修オイルカプセル - 2012年8月発売
- 深層補修オイル - 2012年8月発売
- ヒートプロテクトエッセンス
- エナジーサプリエッセンス
- リペアエッセンス
- 「ビューティリファイン」:2012年8月発売。コエンザイムQ10・コラーゲン・スクワランなどを含有し、加齢による髪のうねりやパサつきをケアする。
- シャンプー
- コンディショナー
- ダブルアクション・トリートメント
- うねりケアミスト・トリートメント
- ボリュームアップ・スプレー
体の手入れ
- 「ボディソープ」
- ドリームディライト - 2012年3月発売
- フローラルタッチ - 2012年3月発売
- ホワイトチャーム
- ラディアントタッチ
- ソフティラグジュラリー
- 「ラックスソープ」
- ドリームディライト - 2012年3月発売
- ソフティラグジュラリー
- ビューティソープ
テレビ広告
髪の手入れ用製品のテレビ広告では、マリリン・モンロー、ブリジット・バルドーなど、当初よりハリウッド女優を起用している。日本での初代はブルック・シールズである。
言い伝え
ラックスのテレビ広告に出演した女優は有名になるという言い伝えがあり、これまでに起用した女優の中には、ジェニファー・コネリー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ[2]、ペネロペ・クルス、ナタリー・ポートマンなど、後にアカデミー賞を獲得している女優もいる。 2011年8月より、オデット・アナブルを起用している。
過去のテレビ広告出演者(日本)
- ブルック・シールズ
- ジェニファー・コネリー
- ガブリエル・アンウォー
- アリソン・エリオット
- キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
- ペネロペ・クルス
- ナタリー・ポートマン
- ダイアン・クルーガー
- ジェニファー・ロペス
- レイチェル・ワイズ
- オデット・アナブル
- クリスティン・デイヴィス
歴史
ブランドの確立
ラックスは1899年にイギリスで誕生し、1916年にはアメリカで発売された洗濯用石鹸のブランドであった。ラックス (Lux) は「光」というラテン語であり、贅沢を連想させる名前として採用された。「従来の石鹸よりも、よく溶けて優しい使い心地、我が家の洗濯に」が当時の宣伝文句であった。
この頃の石鹸は灰汁が含まれ、サテンや絹に使うと黄変することがあったが、この変色が起こらない生地に優しい洗濯用石鹸として広まった。
販売方法も大きな塊から切り分けるものから、あらかじめ小さな塊にする現在の形式へ変更している。
ブランドの変化
1925年、洗濯用石鹸以外にラックスのブランドを拡大することが決められ、1928年にイギリスでバスルーム用石鹸が発売された。その後、ボディーソープ、シャンプー、コンディショナーなどを発売し、バスルーム用品のブランドへと変化していった。
このため、現在ではラックスブランドは固形石鹸のブランドというより、バスルーム用品のブランドとしての知名度が高く、世界広くでこのブランドを見かけることができる。
脚注・出典
- ^ 輝く美しい髪のために | Unilever より(2011年8月閲覧)、インテージSRI調べ。ヘアケア製品トータル(シャンプー・コンディショナー・トリートメント・スタイリング製品の合算。但し男性用スタイリング製品を除く)の各年間売り上げシェア(金額ベース)1998年 - 2008年。
- ^ キャサリン・ゼタ=ジョーンズ:1999年~2001年、2008年~2010年の2度起用。
外部リンク
- LUX(ユニリーバ・ジャパン、Flash使用)(日本語)
- ユニリーバ・ジャパンホームページ(日本語)
- Lux | Unilever Global(英語)