ワガドゥグー

ワガドゥグー Ouagadougou
大モスク
愛称 : Ouaga
位置
ブルキナファソ中央部に位置するワガドゥグー
座標 : 北緯12度21分26秒 西経1度32分7秒
歴史
建設	11世紀
行政
国	ブルキナファソ
地方	中央地方
県	カディオゴ県
郡	ワガドゥグ郡（カディオゴ郡）
市	ワガドゥグー
市長	シモン・コンパオレ
地理
面積
市域	2,805 km2
人口
人口	（2006年現在）
市域	1,181,702人
市街地	1,181,702人
都市圏	1,523,980人
その他
等時帯	グリニッジ標準時 (UTC+0)
夏時間	なし
公式ウェブサイト : http://www.mairie-ouaga.bf/

ワガドゥグー（仏: Ouagadougou）は、ブルキナファソの首都で同国最大の都市である。2006年の人口は約148万人。

歴史

11世紀に成立したワガドグ王国の都として設立される。1441年にはモシ王国の首都となった。16世紀ごろには北方のソンガイ帝国と豊富な砂金を産する南方のアカン国の中継点として栄えた。

地理

同国の中央部（北緯12度20分、西経1度40分）に位置する内陸都市。直径10 kmの盆地全体に街が広がる。標高316m。気候はケッペンの気候区分によるステップ気候 (BS) である。1月の平均気温は24.9度、7月は27.4度。5月から11月が雨季となる。年降水量は730 mm。

経済

国際空港（ワガドゥグー空港）があるほか、アビジャン・ニジェール鉄道（フランス語: Sitarail）で南西に向かうとコートジボワール最大の港湾都市アビジャンに（ブルキナファソの鉄道も参照）、道路で東に向かうとニジェールの首都ニアメに接続する。交通の要衝である。

同国の政治・経済・文化の中心地だが、産業は食品加工と繊維工業に限られる。市内にはワガドゥグー大学があり、西アフリカ諸国中央銀行本部などいくつかの近代建築物も見受けられるが、都市全体としては開発が遅れている。

ワガドゥグー市内の喧騒 国連広場周辺

文化

1969年以降、アフリカ最大の映画祭の一つであるFESPACO(Festival panafricain du cinéma et de la télévision de Ouagadougou)が2年毎にワガドゥグで開催されている。

出身有名人

• ムムニ・ダガノ (Moumouni Dagano)  - サッカー選手
• マハムニドゥ・ケレ (Mahamoudou Kere)  - サッカー選手
• ジョナサン・ピトロイパ (Jonathan Pitroipa)  - サッカー選手
• アスリティド・サワリゴ (Aristide Sawadogo)  - バスケットボール選手

姉妹都市

• ケベック、カナダ
• リヨン、フランス
• グルノーブル、フランス
• トリノ、イタリア
• サン・ミニアート、イタリア
• ルーズ＝アン＝エノー、ベルギー
• クウェートシティ、クウェート

外部リンク

• ワガドゥグ、コトバンク