「四日市ドーム」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
履歴の双方向閲覧
← 古い編集新しい編集 →
削除された内容 追加された内容
ビジュアルウィキテキスト
編集の要約なし
全体の推敲と出典を明記
7行目: 7行目:
| 経度度 = 136 |経度分 = 38 | 経度秒 = 51 | E(東経)及びW(西経) = E
| 経度度 = 136 |経度分 = 38 | 経度秒 = 51 | E(東経)及びW(西経) = E
| 地図国コード = JP
| 地図国コード = JP
| 起工 = [[1995年]][[4月]]<ref name="rekishi">{{Cite web |url=http://www5.city.yokkaichi.mie.jp/menu68017.html |title=沿革、四日市の歴史（年表） |accessdate=2012年12月30日|publisher=[[四日市市]]}}</ref>
| 起工 =
| 開場 = [[1997年]][[8月1日]]
| 開場 = [[1997年]][[8月1日]]
| 修繕 =
| 修繕 =
14行目: 14行目:
| 取り壊し =
| 取り壊し =
| 所有者 =
| 所有者 =
| 運用者 = トーエネックグループ<ref name="senteihokoku">{{Cite web |url=http://www5.city.yokkaichi.mie.jp/secure/42557/dome_kekka.pdf |title=四日市ドーム指定管理者候補者選定審査報告書 |format=PDF |date=2009年11月|accessdate=2012年12月30日|publisher=[[四日市市]][[指定管理者]]選定委員会}}</ref><ref name="Official">{{Cite web |url=http://www7.cty-net.ne.jp/~dome_y/facilities.html |title=施設案内 |accessdate=2012年12月30日|publisher=四日市ドーム}}</ref>
| 運用者 =
| グラウンド = 砂入り[[人工芝]]
| グラウンド = 砂入り[[人工芝]]<ref name="Official" />
| ピッチサイズ = 9,707m&sup2;
| ピッチサイズ = 124.45m×78.00m (9,707m&sup2;)<ref name="Official" />
| 照明 =
| 照明 = 1,000ルクス<ref name="Official" />
| 大型映像装置 =
| 大型映像装置 = 350インチフルカラー<ref name="Official" />
| 建設費 =
| 建設費 =
| 設計者 = [[久米設計]]<ref name="Database">{{Cite web |url=http://db1.kitera.ne.jp/dnok/data/htmldata/kindaikenchiku/1997/A0970502-1080.htm |title=四日市ドーム |accessdate=2012年12月30日}}</ref>
| 設計者 =
| 建設者 = [[鹿島建設]]、[[鴻池組]]、[[生川建設]]、[[久志本組]]<ref name="Database" />
| 建設者 =
| 旧称 =
| 旧称 =
| 使用チーム、大会 =
| 使用チーム、大会 =
| 収容能力 = 4,704人
| 収容能力 = 4,704人 (持ち運び補助椅子の使用で最大10,000人)<ref name="Official" />
| アクセス = [[関西本線|JR関西線]]・[[富田浜駅]]から徒歩約20分
| アクセス = [[関西本線|JR関西線]]・[[富田浜駅]]から徒歩約20分<br />[[近畿日本鉄道|近鉄名古屋線]]・[[霞ヶ浦駅]]から東に徒歩約25分<br />[[東名阪自動車道]] [[四日市東インターチェンジ]]から東に7km<br />[[四日市競輪場]]の開催日等は近鉄霞ヶ浦駅発の無料送迎バスあり（競輪場から徒歩約10分）}}

}}
'''四日市ドーム'''（よっかいちドーム）は、[[三重県]][[四日市市]]の霞ヶ浦緑地公園内にある[[ドーム球場|多目的ドーム施設]]。
'''四日市ドーム'''（よっかいちドーム）は、[[三重県]][[四日市市]]の霞ヶ浦緑地公園内にある[[ドーム球場|多目的ドーム施設]]である。

四日市市はドームの運用について「四日市ドーム条例」を定めている<ref name="YokkaichiDomeJorei">{{Cite web |url=http://www.city.yokkaichi.mie.jp/reiki/reiki_honbun/i603RG00000873.html |title=四日市ドーム条例 |accessdate=2012年12月30日|publisher=[[四日市市]]}}</ref>。


[[File:20071202四日市ドーム内部.JPG|thumb|250px|四日市ドーム内部]]
[[File:20071202四日市ドーム内部.JPG|thumb|250px|四日市ドーム内部]]
34行目: 36行目:
[[1997年]]（[[平成]]9年）[[8月1日]]開場。四日市市の市制施行100周年記念事業の一環で建設されたドーム施設である。
[[1997年]]（[[平成]]9年）[[8月1日]]開場。四日市市の市制施行100周年記念事業の一環で建設されたドーム施設である。


アリーナは[[アメリカンフットボール]]、[[サッカー]]、[[テニス]]、グラウンドゴルフ、[[ソフトボール]]など各種スポーツに利用できる。なお[[野球]]に関してはアリーナが狭隘であるため[[硬式野球]]、[[軟式野球]]では使用できず、利用は[[少年野球]]のみに限定されている。またこの他、展示会などイベントでも利用可能。
アリーナは[[アメリカンフットボール]]、[[サッカー]]、[[テニス]]、グラウンドゴルフ、[[ソフトボール]]など各種スポーツに利用できる。なお[[野球]]に関してはアリーナが狭隘であるため[[硬式野球]]、[[軟式野球]]では使用できず、利用は[[少年野球]]のみに限定されている。また、この他に展示会などのイベントでも利用可能としている。


== 施設概要 ==
== 施設概要 ==
=== アリーナ ===
* 所在地：三重県四日市市大字羽津甲5169
*空調設備
* 天井高：最高部35.5m、最低部16.5m
**四周カーテンウォールのうち、南北側の大型ジャロジー窓、東西側の滑り出し窓、屋根の上下軒天部の換気窓によって自然換気ができる。また、冷房設備も備えている<ref name="Official" />。
* フィールド：砂入り[[人工芝]]、9,707m&sup2;（124.45×78.00m）
*照明設備
* 収容人員：4,704人（補助座席使用により最大10,000人収容可）
**観客席の後ろ（外側）の窓は四周ガラスカーテンウォール、天井は中央部がテフロン膜によって光を通す構造となっているため、晴天の昼間に照明を使う様子はあまり見られない。
*照明は全点灯、1/2点灯、1/4点灯の3段階で調整でき、全点灯で1,000ルクスの照度を確保している<ref name="Official" />。


== 交通 ==
=== 付属施設 ===
*大会議室、小会議室
* [[関西本線|JR関西線]]・[[富田浜駅]]から南東に徒歩約20分
*準備室
* [[近畿日本鉄道|近鉄名古屋線]]・[[霞ヶ浦駅]]から東に徒歩約25分
*練習室
* [[東名阪自動車道]] [[四日市東インターチェンジ]]から東に7km
*控室1、控室2<ref name="Official" />
** [[四日市競輪場]]の開催日等は近鉄霞ヶ浦駅発の無料送迎バスあり（競輪場から徒歩約10分）


== エピソード ==
== エピソード ==
* 完成前年の[[1996年]]（平成8年）、[[アサヒビール]]から発売された「スーパードライ」四日市市制100周年記念缶には、四日市ドームの完成予想図が描かれていた[http://www.beernari.com/asahi/dry/dry1996a.htm]。
* 完成前年の[[1996年]]（平成8年）、[[アサヒビール]]から発売された「スーパードライ」四日市市制100周年記念缶には、四日市ドームの完成予想図が描かれていた<ref name="Beer">{{Cite web |url=http://www.beernari.com/asahi/dry/dry1996a.htm |title=アサヒビールスーパードライ１９９６年（Ａ） |accessdate=2012年12月30日}}</ref>。

* かつて四日市市に本拠を置いていた[[ジャパンフットボールリーグ|旧JFL]]・[[コスモ石油四日市FC]]は、市内の[[四日市中央緑地陸上競技場]]と[[四日市市霞ヶ浦サッカー場]]をホームスタジアムとして使用していた。しかし将来の[[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]]入りのためには20,000人程度を収容できる施設が必要なことから、コスモ四日市は同競技場の改修を求めていた。また当時建設が進められていた四日市ドームではサッカーの実施が可能であることから、完成前後には「コスモのホームスタジアムになるのではないか」と一部市民の間で憶測されていた。しかしアリーナの面積は狭隘で人工芝張りなため、サッカーの公式戦を開催することはできない（Jリーグ、JFL公式戦は原則として天然芝の競技施設を使用する必要がある）。結局コスモ四日市はこれら施設面などに於いて市からの支援を得られず、同社の経営合理化などもありJリーグ入りを断念。1996年シーズン限りで解散した。
* かつて四日市市に本拠を置いていた[[ジャパンフットボールリーグ|旧JFL]]・[[コスモ石油四日市FC]]は、市内の[[四日市中央緑地陸上競技場]]と[[四日市市霞ヶ浦サッカー場]]をホームスタジアムとして使用していた。しかし将来の[[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]]入りのためには20,000人程度を収容できる施設が必要なことから、コスモ四日市は同競技場の改修を求めていた。また当時建設が進められていた四日市ドームではサッカーの実施が可能であることから、完成前後には「コスモのホームスタジアムになるのではないか」と一部市民の間で憶測されていた。しかしアリーナの面積は狭隘で人工芝張りなため、サッカーの公式戦を開催することはできない（Jリーグ、JFL公式戦は原則として天然芝の競技施設を使用する必要がある）。結局コスモ四日市はこれら施設面などに於いて市からの支援を得られず、同社の経営合理化などもありJリーグ入りを断念。1996年シーズン限りで解散した。

==脚注==
{{Reflist}}


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* [http://www7.cty-net.ne.jp/~dome_y/index.html 四日市ドーム]
* [http://www7.cty-net.ne.jp/~dome_y/index.html 四日市ドーム]

⚫
{{coor title dms|34|58|59|N|136|38|51|E|type:landmark_scale:5000}}
<!--
⚫
{{coor title dms|34|58|59|N|136|38|51|E|type:landmark_scale:5000}} -->


{{Sports-stub}}
{{Sports-stub}}

2012年12月30日 (日) 14:33時点における版

四日市ドーム
四日市ドーム
施設情報
所在地 三重県四日市市大字羽津甲5169
位置 北緯34度58分59秒 東経136度38分51秒 / 北緯34.98306度 東経136.64750度 / 34.98306; 136.64750座標: 北緯34度58分59秒 東経136度38分51秒 / 北緯34.98306度 東経136.64750度 / 34.98306; 136.64750
起工 1995年4月[1]
開場 1997年8月1日
運用者 トーエネックグループ[2][3]
グラウンド 砂入り人工芝[3]
ピッチサイズ 124.45m×78.00m (9,707m²)[3]
照明 1,000ルクス[3]
大型映像装置 350インチフルカラー[3]
設計者 久米設計[4]
建設者 鹿島建設、鴻池組、生川建設、久志本組[4]
使用チーム、大会
収容人員
4,704人 (持ち運び補助椅子の使用で最大10,000人)[3]
アクセス
JR関西線・富田浜駅から徒歩約20分
近鉄名古屋線・霞ヶ浦駅から東に徒歩約25分
東名阪自動車道 四日市東インターチェンジから東に7km
四日市競輪場の開催日等は近鉄霞ヶ浦駅発の無料送迎バスあり（競輪場から徒歩約10分）

四日市ドーム（よっかいちドーム）は、三重県四日市市の霞ヶ浦緑地公園内にある多目的ドーム施設である。

四日市市はドームの運用について「四日市ドーム条例」を定めている[5]。

四日市ドーム内部

歴史

1997年（平成9年）8月1日開場。四日市市の市制施行100周年記念事業の一環で建設されたドーム施設である。

アリーナはアメリカンフットボール、サッカー、テニス、グラウンドゴルフ、ソフトボールなど各種スポーツに利用できる。なお野球に関してはアリーナが狭隘であるため硬式野球、軟式野球では使用できず、利用は少年野球のみに限定されている。また、この他に展示会などのイベントでも利用可能としている。

施設概要

アリーナ

  • 空調設備
    • 四周カーテンウォールのうち、南北側の大型ジャロジー窓、東西側の滑り出し窓、屋根の上下軒天部の換気窓によって自然換気ができる。また、冷房設備も備えている[3]。
  • 照明設備
    • 観客席の後ろ（外側）の窓は四周ガラスカーテンウォール、天井は中央部がテフロン膜によって光を通す構造となっているため、晴天の昼間に照明を使う様子はあまり見られない。
  • 照明は全点灯、1/2点灯、1/4点灯の3段階で調整でき、全点灯で1,000ルクスの照度を確保している[3]。

付属施設

  • 大会議室、小会議室
  • 準備室
  • 練習室
  • 控室1、控室2[3]

エピソード

  • 完成前年の1996年（平成8年）、アサヒビールから発売された「スーパードライ」四日市市制100周年記念缶には、四日市ドームの完成予想図が描かれていた[6]。
  • かつて四日市市に本拠を置いていた旧JFL・コスモ石油四日市FCは、市内の四日市中央緑地陸上競技場と四日市市霞ヶ浦サッカー場をホームスタジアムとして使用していた。しかし将来のJリーグ入りのためには20,000人程度を収容できる施設が必要なことから、コスモ四日市は同競技場の改修を求めていた。また当時建設が進められていた四日市ドームではサッカーの実施が可能であることから、完成前後には「コスモのホームスタジアムになるのではないか」と一部市民の間で憶測されていた。しかしアリーナの面積は狭隘で人工芝張りなため、サッカーの公式戦を開催することはできない（Jリーグ、JFL公式戦は原則として天然芝の競技施設を使用する必要がある）。結局コスモ四日市はこれら施設面などに於いて市からの支援を得られず、同社の経営合理化などもありJリーグ入りを断念。1996年シーズン限りで解散した。

脚注

  1. ^ “沿革、四日市の歴史（年表）”. 四日市市. 2012年12月30日閲覧。
  2. ^ “四日市ドーム指定管理者候補者選定審査報告書” (PDF). 四日市市指定管理者選定委員会 (2009年11月). 2012年12月30日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i “施設案内”. 四日市ドーム. 2012年12月30日閲覧。
  4. ^ a b “四日市ドーム”. 2012年12月30日閲覧。
  5. ^ “四日市ドーム条例”. 四日市市. 2012年12月30日閲覧。
  6. ^ “アサヒビールスーパードライ１９９６年（Ａ）”. 2012年12月30日閲覧。

外部リンク


スタブアイコン

この項目は、スポーツに関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（プロジェクト:スポーツ／Portal:スポーツ）。

「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=四日市ドーム&oldid=45594532」から取得