「ローカル線」の版間の差分
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*他の国のローカル線 |
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**[[台湾]]の[[集集線]](しゅうしゅうせん) 日本統治下時代の駅舎などが現存しており、日本のローカル線以上にノスタルジックな雰囲気を味わうことができる |
**[[台湾]]の[[集集線]](しゅうしゅうせん) 日本統治下時代の駅舎などが現存しており、日本のローカル線以上にノスタルジックな雰囲気を味わうことができる。 |
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2010年12月26日 (日) 03:22時点における版
ローカル線(ローカルせん)とは、いわゆる小規模な地域内輸送ないしは地域間輸送に供する鉄道路線及び道路・航路のことを指す。「ローカル」という言葉からすれば、ローカル線以外での地域輸送が行われないかのような用法ではあるが、地域輸送に特化しているという意味では妥当ともいえる。
概要
鉄道の場合、JRの地方交通線が代表的ではあるが、これに含まれない線区でも過疎地を通るため、または新幹線の並行在来線区間のように元々主体であった長距離輸送が新幹線に移ったために輸送人員が大幅に少ない路線・線区があったり、地方交通線でも都市近郊にある路線などで通勤路線として機能している例もあったりするため一概に言い切れない。また、いわゆる私鉄においても輸送人員がそのほかの区間・線区に比べ大幅に少ない路線・線区を指す場合が多い。また、地方の私鉄では輸送人員が少ない路線がほとんどであり、他の事業を以て鉄道事業を穴埋めする場合もある。収益が他鉄道路線に比べて少なくなるため、ローカル線の高速化や自動列車保安装置設置、沿線駅のバリアフリー化やホームドア設置、パークアンドライド用駐車場設置などの鉄道サービス・安全性向上への資金も少ないために困難もしくは不可能である場合も少なくない。
ローカル線と観光
ローカル線の中には地域の足としての利用だけでなく、観光地の鉄道として知られているものも多くある。山あいの風光明媚な区間を走る山岳鉄道や、本線ではすでに旧式化され使用されなくなった年代物の車両や蒸気機関車を走らせているところもある。日常的なビジネス特急や通勤電車とは異なった風情が漂うものもあり、観光客の目を楽しませる。