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[[士官]]の最下級であり、[[佐官]]の下、[[准士官]]の上に位置する。一般に、[[大尉]]、[[中尉]]、[[少尉]]の3階級からなる。大尉の上に[[上級大尉]]を加えるなど、4階級からなる場合もある(旧東陣営・共産圏に多い)。 |
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[[下士官]]・[[兵]]を率いて最前線で直接戦闘を行う[[士官]]である。 |
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2009年8月13日 (木) 02:26時点における版
尉官(いかん)は軍隊の階級区分の一。
士官の最下級であり、佐官の下、准士官の上に位置する。一般に、大尉、中尉、少尉の3階級からなる。大尉の上に上級大尉を加えるなど、4階級からなる場合もある(旧東陣営・共産圏に多い)。
英語ではcompany officer、フランス語ではofficiers subalternesという。
日本
大日本帝国陸軍では陸軍士官学校、大日本帝国海軍では海軍兵学校を卒業した職業軍人が任官する最初の階級であり、最下級士官であり下士官兵と士官を分ける境界でもある。 「大尉」は、陸軍では「たいい」、海軍では「だいい」と呼ばれた。 学校を出たての新米少尉には経験豊かな軍曹が補佐につけられる。 明治新政府が諸外国に倣って建軍した際、律令制の職名(→日本の官制)をもとに考案された歴史のある呼称である。
自衛隊では、1尉(大尉相当)、2尉(中尉相当)、3尉(少尉相当)からなる。