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* 「村上『無罪』への大逆転-仰天シナリオ」<ref>AERA 2006年6月19日号</ref>で、村上の無罪主張を掲載。東京高裁の2審判決はおおむね大鹿の指摘した内容を踏襲したもので、1審では実刑だった村上に執行猶予が付いた。
* 「村上『無罪』への大逆転-仰天シナリオ」<ref>AERA 2006年6月19日号</ref>で、村上の無罪主張を掲載。東京高裁の2審判決はおおむね大鹿の指摘した内容を踏襲したもので、1審では実刑だった村上に執行猶予が付いた。
* 「堀江激白120分《ボクは無罪のつもり》」<ref>AERA 2006年12月3日号</ref>で、堀江貴文被告の独占インタビュー。
* 「堀江激白120分《ボクは無罪のつもり》」<ref>AERA 2006年12月3日号</ref>で、堀江貴文被告の独占インタビュー。
* 「[[佐藤優 (外交官)|佐藤優]]という『罠』」<ref>AERA 2007年4月23日号</ref>の記事で、〝外務省のある人物〟という匿名コメントで「(鈴木宗男の質問趣意書は)佐藤が仕掛けている」「(佐藤は)都合のいいことしか書いてない」「佐藤はものすごい陰謀家で、外務省に復讐しようとしている」などと記述する。これついて、佐藤が「事実誤認」として内容証明郵便でAERA編集長に抗議すると、翌週発売号<ref>AERA2007年4月30日号</ref>に即座に訂正記事が掲載される。さらに佐藤は、『[[週刊金曜日]]』<ref>2007.5.11号</ref>誌上で、「私が書かない『都合のよくないこと』が具体的でないコメントを載せるのは公平でない」と、大鹿個人に公開質問状を出す。大鹿は、マスコミ主催の勉強会の席上で佐藤に謝罪した<ref>「朝日『アエラ』スター記者が『佐藤優』に全面降伏」(『[[週刊新潮]]』2007年5月17日号)</ref>。
* 「[[佐藤優 (外交官)|佐藤優]]という『罠』」<ref>AERA 2007年4月23日号</ref>の記事で、〝外務省のある人物〟という匿名コメントで「(鈴木宗男の質問趣意書は)佐藤が仕掛けている」「(佐藤は)都合のいいことしか書いてない」「佐藤はものすごい陰謀家で、外務省に復讐しようとしている」などと記述する。これついて、佐藤が「事実誤認」として内容証明郵便でAERA編集長に抗議すると、翌週発売号<ref>AERA2007年4月30日号</ref>で母親の名前が誤記だった点関しては訂正記事が掲載される。佐藤はまた、『[[週刊金曜日]]』<ref>2007.5.11号</ref>誌上で、「私が書かない『都合のよくないこと』が具体的でないコメントを載せるのは公平でない」と、大鹿個人に公開質問状を出す。大鹿は、母親の名前が誤記だったことに関しては、マスコミ主催の勉強会の席上で佐藤に謝罪した<ref>「朝日『アエラ』スター記者が『佐藤優』に全面降伏」(『[[週刊新潮]]』2007年5月17日号)</ref>。一方、同記事は朝日新聞の2007年論壇回顧で注目の記事の3点に選ばれるなど反響を呼んだ(『朝日新聞』2007年12月6日)
*「[[田中森一]]『10億円』の行方」<ref>AERA2008年3月24日号</ref>の記事で、ベストセラー『反転』の著者であるヤメ検の田中が「テラ・マトリックス」「住宅金融モーゲージ」などの会社をおこしては多額の出資金を集めていたことを暴露。田中は大阪地検特捜部に逮捕された。
* 堀江貴文は自身のブログで、著書の「ヒルズ黙示録・最終章」について「(大鹿は)宮内さん([[宮内亮治]]ライブドア元取締役)のファンなので、内容がそっちよりになってしまっています。あたかも著者は関係者と親しいみたいな感じですけど、私はほとんど取材には応じていません」と評した<ref>[http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10210612107.html 六本木で働いていた元社長のアメブロ]</ref>。
* 堀江貴文は自身のブログで、著書の「ヒルズ黙示録・最終章」について「(大鹿は)宮内さん([[宮内亮治]]ライブドア元取締役)のファンなので、内容がそっちよりになってしまっています。あたかも著者は関係者と親しいみたいな感じですけど、私はほとんど取材には応じていません」と評した<ref>[http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10210612107.html 六本木で働いていた元社長のアメブロ]</ref>。



2009年3月8日 (日) 20:52時点における版

大鹿 靖明(おおしか やすあき、1965年 - )は、東京都出身の朝日新聞社記者


略歴・人物

早稲田大学政治経済学部政治学科卒。1988年朝日新聞社に入社。青森、静岡支局、東京、大阪両本社経済部記者を経て、「AERA」編集部所属。

AERA誌上で経済記事を担当。2004年のプロ野球新規参入騒動後、堀江貴文村上世彰三木谷浩史ヒルズ族を数多く取り上げる。ライブドア事件の最中にテレビ朝日の報道番組に出演し、検察の捜査を批判して堀江や村上を擁護したことで注目された。

注目された記事と批判

  • ライブドア事件で、東京地検特捜部による捜査や報道内容が不当として「『万引き』で『死刑宣告』」などとして、ライブドアを擁護した。
  • 「村上『無罪』への大逆転-仰天シナリオ」[1]で、村上の無罪主張を掲載。東京高裁の2審判決はおおむね大鹿の指摘した内容を踏襲したもので、1審では実刑だった村上に執行猶予が付いた。
  • 「堀江激白120分《ボクは無罪のつもり》」[2]で、堀江貴文被告の独占インタビュー。
  • 佐藤優という『罠』」[3]の記事で、〝外務省のある人物〟という匿名コメントで「(鈴木宗男の質問趣意書は)佐藤が仕掛けている」「(佐藤は)都合のいいことしか書いてない」「佐藤はものすごい陰謀家で、外務省に復讐しようとしている」などと記述する。これついて、佐藤が「事実誤認」として内容証明郵便でAERA編集長に抗議すると、翌週発売号[4]で母親の名前が誤記だった点に関しては訂正記事が掲載される。佐藤はまた、『週刊金曜日[5]誌上で、「私が書かない『都合のよくないこと』が具体的でないコメントを載せるのは公平でない」と、大鹿個人に公開質問状を出す。大鹿は、母親の名前が誤記だったことに関しては、マスコミ主催の勉強会の席上で佐藤に謝罪した[6]。一方、同記事は朝日新聞の2007年論壇回顧で注目の記事の3点に選ばれるなど反響を呼んだ(『朝日新聞』2007年12月6日)。
  • 田中森一『10億円』の行方」[7]の記事で、ベストセラー『反転』の著者であるヤメ検の田中が「テラ・マトリックス」「住宅金融モーゲージ」などの会社をおこしては多額の出資金を集めていたことを暴露。田中は大阪地検特捜部に逮捕された。
  • 堀江貴文は自身のブログで、著書の「ヒルズ黙示録・最終章」について「(大鹿は)宮内さん(宮内亮治ライブドア元取締役)のファンなので、内容がそっちよりになってしまっています。あたかも著者は関係者と親しいみたいな感じですけど、私はほとんど取材には応じていません」と評した[8]

著書

脚注

  1. ^ AERA 2006年6月19日号
  2. ^ AERA 2006年12月3日号
  3. ^ AERA 2007年4月23日号
  4. ^ AERA2007年4月30日号
  5. ^ 2007.5.11号
  6. ^ 「朝日『アエラ』スター記者が『佐藤優』に全面降伏」(『週刊新潮』2007年5月17日号)
  7. ^ AERA2008年3月24日号
  8. ^ 六本木で働いていた元社長のアメブロ