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*[[平良進]](良介)
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*[[北村三郎]](フィリピナース)
*[[北村三郎]](フィリピナース)
*[[大宣味小太郎]](村長)
*[[大宜見小太郎]](村長)
*[[照屋林助]](歯医者)
*[[照屋林助]](歯医者)
*[[嘉手苅林昌]](鍋修理屋)
*[[嘉手苅林昌]](鍋修理屋)

2008年11月4日 (火) 09:22時点における版

パラダイスビューは、高嶺剛監督による、復帰前の沖縄を舞台とした幻想的ファンタジー映画。 同監督初の劇映画であり、初のメジャー配給作品である。

若手実力派の小林薫を主役に、当時サブカルチャー界のアイドルとして人気絶頂であった戸川純をフィーチャーし、脇役陣も細野晴臣をはじめとするミュージシャンたちで固めるという異色のキャスティングで、しかも全篇沖縄方言、日本語字幕付きという日本映画としては過去に類を見ないスタイルでの公開が話題を呼んだ。嘉手苅林昌照屋林助といった沖縄音楽界の大御所を初めてスクリーンに登場させたことも特筆すべき点である。

ストーリー

30歳のレイシューは失業中で、毎日実家で怠惰な日々を過ごしていた。ある日、彼に思いを寄せる村の手伝い女チルーは、レイシューのマブイ(魂)が犬に食べられてしまう夢を見る。 村には東京からイトーという植物学者が来ており、ナビーという娘との結婚話が進んでいた。ところがナビーはレイシューの子供を身篭っていることが判明する。村の人々は困惑するものの、毛遊びの場でのことであるので誰も彼を責めようとはしない。そんな矢先、レイシューの祖母が誤って米軍に射殺されてしまい、弔問客と喧嘩したレイシューは警察に逮捕される。しかし、護送車は独立派ゲリラに乗っ取られ、逃げ出したレイシューはそのまま行方をくらましてしまう。

主なキャスト

主なスタッフ