平良進

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平良 進(たいら すすむ、1934年12月18日 - 2024年1月27日)は、沖縄県出身の俳優、演出家。ACO沖縄所属。劇団「綾船」主宰。妻は女優平良とみ

略歴[編集]

  • 1934年 - 宮古島平良に生まれる。
  • 1946年 - 「翁長小次郎一座」に入団。
  • 1950年 - 一座の先輩女優である比嘉とみと結婚。
  • 1956年 - 沖縄本島に拠点を移し「ときわ座」に入団。
  • 1971年 - 劇団「潮」の旗揚げに参加。代表を務める。
  • 1982年 - 劇団「綾船」を創設。
  • 1999年 - 沖縄県指定無形文化財「琉球歌劇」保持者の認定を受ける。
  • 2019年 - 沖縄県文化功労者を受賞[1]
  • 2024年1月27日 - 老衰のため宜野湾市宜野湾の自宅で死去。89歳没[1]

人物[編集]

  • 高嶺剛監督や中江裕司監督作品など、沖縄を舞台とする映画やテレビ番組に多数出演。
  • 沖縄芝居の第一人者として舞台をこなす一方、演出も手掛けた。
  • 昭和57年に妻と共に立ち上げた劇団「綾船」で後進の指導にもあたっていた。

出演[編集]

映画[編集]

テレビドラマ[編集]

舞台[編集]

  • 「亀岩奇談」(2023年)[3]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b <訃報>平良進さん死去 89歳 沖縄芝居役者 「ナビィの恋」では妻のとみさんと共演”. 琉球新報デジタル (2024年1月29日). 2024年1月29日閲覧。
  2. ^ 6歳の男の子が東京から宮古島へ、おじいとの温かい交流描く「ばんたが島」上映”. 映画ナタリー. ナターシャ (2023年11月30日). 2023年11月30日閲覧。
  3. ^ 若くして軍用地を相続した青年は…エーシーオー沖縄「亀岩奇談」”. ステージナタリー. ナターシャ (2023年11月13日). 2023年11月13日閲覧。

外部リンク[編集]