「天狗 (将棋)」の版間の差分

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* [[将棋類の一覧]]
* [[将棋類の一覧]]
* [[将棋類の駒の一覧]]
* [[将棋類の駒の一覧]]

== 参考文献 ==
* [[梅林勲]]・[[岡野伸]]共著『改訂版 世界の将棋・古代から現代まで』([[将棋天国社]]、2000年)


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2008年2月26日 (火) 19:56時点における版

天狗(てんぐ)は、将棋の一つ。本将棋にはなく、大大将棋泰将棋大局将棋に存在する。

大大将棋

古鵄成駒。不成。

元の駒動き成駒動き
天狗(てんぐ)
   
 ×   × 
  
  
  
  
 ×   × 
   

縦横に1マス動ける。また、斜めに何マスでも動け、途中で左右どちらにでも90度曲がってさらに何マスでも動ける。曲がらなくてもよい。飛び越えては行けない。簡単に述べると、角行の動きを1回又は2回できるということである[1]

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泰将棋

古鵄成駒。成ると金将

元の駒動き成駒動き
天狗(てんぐ)
   
 ×   × 
  
  
  
  
 ×   × 
   

縦横に1マス動ける。また、斜めに何マスでも動け、途中で左右どちらにでも90度曲がってさらに何マスでも動ける。曲がらなくてもよい。飛び越えては行けない。簡単に述べると、角行の動きを1回又は2回できるということである。

金将(きんしょう)
   
  
 
 
    
     
縦横と斜め前に1マス動ける。

大局将棋

孔雀古鵄成駒。不成。

元の駒動き成駒動き
天狗(てんぐ)
   
 ×   × 
   
   
   
   
 ×   × 
   

斜めに何マスでも進め、途中で左右どちらにでも90度曲がってさらに何マスでも進める。曲がらなくてもよい。飛び越えては行けない。簡単に述べると、角行の動きを1回又は2回できるということである。

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脚注

  1. ^ 象戯図式』『諸象戯図式』『象棋六種之図式』とも、角行の動きを2度できるとなっており、縦横1マス先には進めない。

関連項目

参考文献