杉村芳美
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杉村 芳美(すぎむら よしみ、1948年4月19日[1])は、日本の経済学者。専攻は社会経済学。
来歴
[編集]京都府生まれ。東京大学経済学部経済学科卒業、同大学院経済学研究科修士課程 修了。博士課程単位取得。
1979年、甲南大学に経済学部講師として就任。その後、1981年 同大学助教授、1987年 同大学教授、1998年 同大学学長補佐、2002年 同大学副学長、2003年 同大学企画室長と経て、2004年から2008年までと2012年から2014年の間、大学長に就任する[1]。
著書
[編集]出典:杉村芳美教授略歴・著作目録[1]
単著
[編集]- 『脱近代の労働観 人間にとって労働とは何か』 ミネルヴァ書房,1990年11月
- 『「良い仕事」 の思想 新しい仕事倫理のために』 中央公論社, 1997年11月
- 『職業を生きる精神 平成日本が失いしもの』 ミネルヴァ書房,2008年11月
共著
[編集]- 『経済体制論 第II巻 社会学的基礎』(分担執筆 「7 社会科学と社会認識」西部邁と共著)
- 村上泰亮・西部邁編 東洋経済新報社 1978年3月
- 『市場社会論の構想』(分担執筆「第4章 現代の労働精神:精神労働と自己実現」)
- 杉浦克己・高橋洋児編著 社会評論社 1995年11月 ISBN 9784784508327
- 『阪神大震災と経済再建』(分担執筆「第5章 雇用の復興と政策課題」)
- 藤本建夫編 勁草書房 1999年8月 ISBN 9784326501687
- 『叢書・働くということ第1巻 働くことの意味』(分担執筆 「第2章 人間にとって労働とは」)
- 橘木俊詔編著 ミネルヴァ書房 2009年12月 ISBN 9784623052646
- 『<働く>は、これから 成熟社会の労働を考える』(分担執筆 「第1章 成熟社会で<働く>こと」)
- 猪木武徳編 岩波書店 2014年2月 ISBN 9784000244756
翻訳
[編集]- カール・ポラニー 『大転換 市場社会の形成と崩壊』(吉沢英成・野口建彦・長尾史郎と共訳)東洋経済新報社 1975年4月
- ルーイス・A・コーザー 「階級」 『財と社会のダイナミクス』 平凡社 1987年11月
- クリシャン・クマー 『予言と進歩』 (二階堂達郎・牧田実と共訳) 文眞堂 1996年11月
- スティーブン・コールバーグ 『マックス・ヴェーバーの比較歴史社会学』(甲南大学ウェーバー研究会訳・分担:第四章 三)ミネルヴァ書房 1999年3月
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 「杉村芳美教授略歴・著作目録」2017年3月30日。