木下重教

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木下 重教(きのした しげのり、1922年(大正11年)4月10日[1] - 2008年(平成20年)12月5日[2])は、日本工学者工学博士北海道大学)。専門は資源開発工学。北海道大学名誉教授・北海道情報大学初代学長。北海道夕張市出身[2]。恩師は佐山総平

略歴[編集]

  • 1945年(昭和20年) - 北海道帝国大学工学部鉱山工学科卒業。
  • 1946年(昭和21年) - 同工学部助手
  • 1955年(昭和30年) - 北海道大学工学部専任講師
  • 1957年(昭和32年) - 同工学部助教授
  • 1968年(昭和43年) - 同工学部教授
  • 1969年(昭和44年) - 文部省在外研究員としてアメリカ・カナダ・西ドイツに留学
  • 1981年(昭和56年) - 北海道大学評議員( - 1986年(昭和61年))
  • 1983年(昭和58年) - 同工学部長( - 1986年(昭和61年))
  • 1984年(昭和59年) - 北京鋼鉄学院より名誉教授の称号を授与
  • 1986年(昭和61年) - 北海道大学停年退官。同名誉教授。学校法人電子開発学園顧問。北海道工業大学工学部土木工学科教授
  • 1988年(昭和63年) - 学校法人電子開発学園理事
  • 1989年(平成元年) - 北海道情報大学初代学長
  • 1998年(平成10年) - 北海道情報大学退職
  • 2008年(平成20年) - 耳下腺のため86歳で死去[3]

受賞歴[編集]

  • 北海道鉱山学会賞
  • 日本鉱業会論文賞
  • 北海道鉱業技術会賞
  • 勲二等瑞宝章1998年(平成10年))

主要論文[編集]

  • 中島巌と共同執筆『切削厚さが小さい場合の岩石の切削抵抗』(土質工学会論文報告集 13巻4号 1973年)
  • 吉田豊西辻昭と共同執筆『レ-ザによる液相中粉じんの定量にていて』(日日本鉱業会誌 98巻1133号 1982年)
  • 吉田豊・西辻昭と共同執筆『レ-ザを用いた大気中浮遊粉じんの広域測定について』(資源と素材 105巻1号 1989年)

脚注[編集]

  1. ^ 『現代日本人名録 2002 2巻 かな-せ』(日外アソシエーツ編集・発行、2001年)408頁
  2. ^ a b 北海道新聞、2008年12月6日朝刊35頁
  3. ^ 訃報 名誉教授 木下重教氏(86歳) - 北海道大学 工学研究院 工学院 情報科学研究科 工学部 広報
先代
小澤保知
北海道大学工学部
第18代: 1983年 ‐ 1986年
次代
佐藤教男
先代
-
北海道情報大学学長
初代: 1989年 - 1998年
次代
三枝武男