コンテンツにスキップ

春陽駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
春陽駅
駅舎
춘양역
チュニャン
Chunyang
(宜陽里)
地図
所在地 慶尚北道奉化郡春陽面 雲谷キル 22-2
所属事業者 韓国鉄道公社
駅種別 管理駅
駅等級 3級
駅構造 地上駅
開業年月日 1941年
乗入路線
所属路線 嶺東線
キロ程 37.9 km(栄州駅起点)
法田 (2.7 km)
(5.0 km) 鹿洞
テンプレートを表示
春陽駅
各種表記
ハングル 춘양역
漢字 春陽駅
発音 チュニャンニョク
日本語読み: しゅんよう
英語表記: Chunyang Station
テンプレートを表示

春陽駅(チュニャンえき)は、慶尚北道奉化郡春陽面朝鮮語版にある、韓国鉄道公社の駅である。

駅構造

[編集]

駅周辺

[編集]

駅の近くには喫茶店が多い春陽面の市街地がある。また、「オクチ春陽市場」のほか、寒水亭朝鮮語版晩山古宅朝鮮語版などの観光地がある[1][2]

歴史

[編集]

エピソード

[編集]

韓国語には「억지춘향」または「억지춘양」という慣用表現があり、「道理にかなわないことを無理矢理やって、やっと成し遂げる」の意である[3][4]。その語源の1つは嶺東線建設当時に国会議員を務めていた鄭文欽による「我田引鉄」の影響だと言われる。鄭による影響の結果、嶺東線(旧・栄岩線)の線形は法田 - 鹿洞の区間で真っ直ぐではなく、本来の建設計画上にない春陽面を通るために「Ω」状に大きく湾曲するようになり、春陽駅もこの区間に建設されたという[5][2]

なお、この言葉には春陽産の松木である高級木材の「春陽木」は春陽駅から全国に運ばれたが、その評判が高まると他地域の木材も「春陽木」と詐称するようになったという語源や、『春香伝』の物語の内容に由来するという語源もある[2][3]

隣の駅

[編集]
韓国鉄道公社
嶺東線
奉化駅 - (巨村駅) - (鳳城駅) - (法田駅) - 春陽駅 - (鹿洞駅) - 林基駅

脚注

[編集]
  1. ^ 봉화 춘양면에서 2년 살아보니... 이게 진짜 많습니다” (朝鮮語). 오마이뉴스 (2022年8月21日). 2023年10月6日閲覧。
  2. ^ a b c [자박자박 소읍탐방] 솔향기 그윽한 봉화 춘양, 억지로라도 한번 가보시더” (朝鮮語). 한국일보 (2018年12月4日). 2023年10月6日閲覧。
  3. ^ a b "수청을 들라!" 억지춘향의 유래” (朝鮮語). YTN (2017年3月6日). 2023年10月6日閲覧。
  4. ^ 바로 알고 바로 쓰는 우리말글살이[64] 억지춘향과 억지춘양” (朝鮮語). 영주시민신문 (2012年5月21日). 2023年10月6日閲覧。
  5. ^ 이래서 '억지 춘양'이라는 건가” (朝鮮語). 오마이뉴스 (2014年6月13日). 2023年10月6日閲覧。

関連項目

[編集]