御坊町

ごぼうちょう; 御坊町
廃止日	1954年4月1日
廃止理由	新設合併; 御坊町、湯川村、藤田村、野口村、名田村、塩屋村 → 御坊市
現在の自治体	御坊市
廃止時点のデータ
国	日本
地方	近畿地方
都道府県	和歌山県
郡	日高郡
市町村コード	なし（導入前に廃止）
総人口	16,074人; （国勢調査、1950年）
隣接自治体	湯川村、藤田村、野口村、名田村、塩屋村、松原村
御坊町役場
所在地	和歌山県日高郡御坊町大字薗
座標	北緯33度53分29秒東経135度09分09秒 / 北緯33.89142度東経135.15242度座標: 北緯33度53分29秒東経135度09分09秒 / 北緯33.89142度東経135.15242度
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御坊町^[1]（ごぼうちょう）は、和歌山県日高郡にあった町。現在の御坊市の中心部、日高川の右岸にあたる。本項では町制前の名称である御坊村（ごぼうむら）についても述べる。

地理[編集]

河川：日高川

歴史[編集]

詳細は「御坊市#歴史」を参照

1889年（明治22年）4月1日 - 町村制の施行により、御坊村・薗浦・名屋浦・島村の区域をもって発足。
1897年（明治30年）2月1日 - 御坊村が町制施行して御坊町となる。
1954年（昭和29年）4月1日 - 湯川村・藤田村・野口村・名田村・塩屋村と合併して御坊市が発足。同日御坊町廃止。

町政[編集]

行政区は御坊、名屋、島薗^[1]。町長は以下の通りである。

町長[編集]

内海九一郎^[1]
塩路彦右衛門^[1]
塩崎元左衛門^[1]
松井智信^[1]
津村佐右衛門^[1]
小竹佐兵衛^[1]
塩路彦七^[1]
白井藤楠^[1]
南伝一郎^[1]

経済[編集]

産業[編集]

1930年に刊行された『市町村治績録改訂第2版』によると、産物は農産152334円、林産51712円、水産4325円、工産5985612円^[1]。

農業

土地は田153町1反、畑17町^[1]。『大日本篤農家名鑑』によれば、御坊町の篤農家は澤村、岩橋、川口姓の人物がいた^[2]。

企業

日高銀行^[1]
日出紡織^[1]
旭セメント^[1]
日高水力電気^[1]

人口[編集]

1930年に刊行された『市町村治績録改訂第2版』によると、戸数2115、人口10943^[1]。

施設[編集]

交通[編集]

鉄道路線[編集]

御坊臨港鉄道（現・紀州鉄道）
- 御坊臨港鉄道線（現・紀州鉄道線）
  - 紀伊御坊駅 - 西御坊駅 - 日高川駅

現在は旧町域に市役所前駅が所在するが、当時は未開業。

道路[編集]

国道170号（現・国道42号）

出身・ゆかりのある人物[編集]

木下友三郎 - 司法官、教育者
津村秀松 - 経済学者、実業家
田渕豊吉（政治家） - 明治・大正・昭和期における政治家。
二階俊太郎（実業家、政治家） - 和歌山県会議員。住所が御坊薗^[3]。
二階俊博（政治家） - 衆議院議員（自由民主党）。

脚注[編集]

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^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k ^l ^m ⁿ ^o ^p ^q ^r ^s ^t ^u ^v ^w ^x ^y ^z ^aa ^ab 『市町村治績録改訂第2版』和歌山県17頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2023年4月8日閲覧。
^ 『大日本篤農家名鑑』120頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2016年5月13日閲覧。
^ 『日本紳士録第44版』和歌山ナ、ニ、ヌ、ネ、ノ、ハ、ヒの部8頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2017年12月21日閲覧。

参考文献[編集]

大日本篤農家名鑑編纂所編『大日本篤農家名鑑』大日本篤農家名鑑編纂所、1910年。
日本自治協会編『市町村治績録改訂第2版』日本自治協会、1930年。
交詢社編『日本紳士録第44版』交詢社、1940年。
『角川日本地名大辞典 30 和歌山県』