コンテンツにスキップ

庄司興吉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

庄司 興吉(しょうじ こうきち、1942年2月15日 - )は、日本社会学者東京大学名誉教授。学位は、博士社会学)(東京大学・2003年)(学位論文「地球社会と市民連携-激成期の国際社会学へ」)、学位授与番号は、乙第15810号(2003-11-19)。専門は現代社会理論、国際社会学。社会学系コンソーシアム理事長、日本社会学会理事ほかを歴任[1]。指導学生に出口剛司東京大学大学院人文社会系研究科教授など[2]

略歴

[編集]

学歴

[編集]

職歴

[編集]
  • 1967年 法政大学社会学部助手
  • 1970年 法政大学社会学部専任講師
  • 1972年 法政大学社会学部助教授
  • 1978年 東京大学文学部助教授
  • 1987年 東京大学文学部教授、人文社会系研究科教授
  • 2003年 東京大学定年退官、東京大学名誉教授授与 清泉女子大学地球市民学科教授
  • 2004年 全国大学生活協同組合連合会副会長
  • 2005年 全国大学生活協同組合連合会会長理事
  • 2012年 清泉女子大学地球市民学科教授、定年退職
  • 2014年 全国大学生活協同組合連合会会長理事退職

著書

[編集]

単著

[編集]
  • 『現代日本社会科学史序説――マルクス主義と近代主義』(法政大学出版局, 1975年
  • 『現代化と現代社会の理論』(東京大学出版会, 1977年
  • 『社会変動と変革主体』(東京大学出版会, 1980年
  • 『社会発展への視座』(東京大学出版会, 1989年
  • 『管理社会と世界社会』(東京大学出版会, 1989年)
  • 『人間再生の社会運動』(東京大学出版会, 1989年)
  • 『地球社会と市民連携――激成期の国際社会学へ』(有斐閣, 1999年
  • 『日本社会学の挑戦――「変革」を読み解く研究と文献』(有斐閣, 2002年

編著

[編集]
  • 『転換期の社会理論――今日の世界と日本をどうみるか』(垣内出版, 1985年
  • 『地域社会計画と住民自治――新しい"まちづくり"のために』(梓出版社, 1985年)
  • 『住民意識の可能性――「国際化」時代のまちづくりと日本人の社会意識』(梓出版社, 1986年
  • 『世界社会の構造と動態――新しい社会科学をめざして』(法政大学出版局, 1986年)
  • 『再生産と自己変革――新しい社会理論のために』(法政大学出版局, 1994年
  • 『共生社会の文化戦略――現代社会と社会理論:支柱としての家族・教育・意識・地域』(梓出版社, 1999年)
  • 『世界社会と社会運動――現代社会と社会理論:総体性と個体性との媒介』(梓出版社, 1999年)
  • 『変貌するアメリカ太平洋世界(5)情報社会変動のなかのアメリカとアジア』(彩流社, 2004年

共編著

[編集]
  • 元島邦夫)『地域開発と社会構造――苫小牧東部大規模工業開発をめぐって』(東京大学出版会, 1980年
  • 青井和夫)『家族と地域の社会学』(東京大学出版会, 1980年)
  • 栗原彬)『社会運動と文化形成』(東京大学出版会, 1987年
  • 矢沢修次郎武川正吾)『リーディングス日本の社会学(17)体制と変動』(東京大学出版会, 1988年
  • (矢澤修次郎)『知とモダニティの社会学』(東京大学出版会, 1994年)
  • (青井和夫・高橋徹)『現代市民社会とアイデンティティ――21世紀の市民社会と共同性:理論と展望』(梓出版社, 1998年
  • (青井和夫・高橋徹)『市民性の変容と地域・社会問題――21世紀の市民社会と共同性:国際化と内面化』(梓出版社, 1999年)

訳書

[編集]
  • ケネス・ケニストン『ヤング・ラデイカルズ――青年と歴史』(みすず書房, 1973年)
  • G・リヒトハイム『社会主義小史』(みすず書房, 1979年
  • C・W・スミス『社会学的理性批判』(新曜社, 1984年

脚注

[編集]

外部リンク

[編集]