小林峻一
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小林 峻一(こばやし しゅんいち、1941年 - 2024年1月17日)は、日本のルポルタージュ・ノンフィクション作家。本名は小林靖彦(こばやし やすひこ)。別名・小林靖彦。
略歴
[編集]三重県津市生まれ。三重県立津高等学校を卒業後、早稲田大学第一文学部独文科に入学するも、6年間の在籍を経て中退[1]。 雑誌記者等を経てルポライターとして独立。1993年、『闇の男―野坂参三の百年』(加藤昭共著)で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞[2]。
2024年1月17日、間質性肺炎のため三重県津市の病院で死去。82歳没[3][4]。
著書
[編集]共著編
[編集]- 鈴木隆一 共著『日本共産党スパイM 謀略の極限を生きた男』徳間書店 1980
- 『スパイM』文春文庫 1994
- 『昭和史最大のスパイ・M 日本共産党を壊滅させた男』ワック・新書判 2006
- 小林靖彦 共編『在日コリアン・パワー 在日韓国人・朝鮮人汗と涙の記録』双葉社 1988
- 加藤昭 共著『闇の男 野坂参三の百年』文藝春秋 1993
- 白井久也 共編『ゾルゲはなぜ死刑にされたのか 「国際スパイ事件」の深層』社会評論社 2000
- 解説『「写説」占領下の日本 敗戦で得たもの、失ったもの』近現代史編纂会編、ビジネス社 2006
脚注
[編集]- ^ 株式会社ローソンエンタテインメント. “小林峻一|HMV&BOOKS online”. HMV&BOOKS online. 2023年2月3日閲覧。
- ^ 「昭和史最大のスパイ・M 日本共産党を壊滅させた男」2006、著者紹介
- ^ 「ノンフィクションライター、小林峻一氏が死去 82歳」『産経ニュース』2024年1月25日。2024年1月25日閲覧。
- ^ 「小林峻一氏死去 ノンフィクションライター」『山陽新聞デジタル』2024年1月25日。2024年1月25日閲覧。