安楽駅
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安楽駅 | |
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あんらく Anraku | |
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所在地 | 鹿児島県曽於郡志布志町安楽 |
所属事業者 | 日本国有鉄道 |
所属路線 | 志布志線 |
キロ程 | 33.5 km(西都城起点) |
電報略号 | ラク |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
110人/日(降車客含まず) -1981年- |
開業年月日 | 1925年(大正14年)3月30日[1] |
廃止年月日 | 1987年(昭和62年)3月28日[1] |
備考 | 路線廃止に伴う廃駅 |
安楽駅(あんらくえき)は、かつて鹿児島県曽於郡志布志町安楽(現・志布志市志布志町安楽)に存在した、日本国有鉄道(国鉄)志布志線の駅(廃駅)である。志布志線の廃止に伴い、1987年(昭和62年)3月28日に廃駅となった[1]。
歴史
[編集]- 1925年(大正14年)3月30日:一般駅として開業[1]。
- 1949年(昭和24年)6月4日:昭和天皇の戦後巡幸があり、安楽駅発、末吉駅着のお召し列車が運行[2]。
- 1952年(昭和27年)3月25日:鉄筋コンクリート造の駅舎に改築[3]。
- 1960年(昭和35年)5月1日:貨物取扱廃止[1]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[1]。無人駅化[4]。
- 1987年(昭和62年)3月28日:志布志線の全線廃止に伴い、廃駅となる[1]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線を有する駅であったが、かつては相対式ホーム2面2線を有していたため、棒線化後は廃止されたホームの跡が残っていた。
駅周辺
[編集]現在はホームの一部がかろうじて残されているのみ。駅跡地の大部分は、食品製造業者の株式会社萬來(バンライ)の工場となっている[5]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、779頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、102頁。ISBN 978-4-10-320523-4。
- ^ 「鹿鉄の新駅舎など続々完成」『交通新聞』交通協力会、1952年4月8日、2面。
- ^ 「通報 ●山口線大歳駅ほか76駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1984年1月30日、32面。
- ^ “会社概要”. 萬來. 2024年4月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月30日閲覧。