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大胡道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大胡道(おおごみち)は、上野国勢多郡渡良瀬川沿いの深沢から、赤城山南麓の大胡を経て、那波郡利根川沿いの五料までを結ぶ街道である。日光裏街道とも呼ばれる[1]

概要

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上野国中東部の勢多郡と南部の那波郡を結ぶ街道で、日光に至る細尾道(足尾道)・足尾銅山街道と合わせて日光裏街道と呼ばれ、赤城山南麓の村々の生産物の輸送路・日光参詣路として用いられた。

道筋は現在の群馬県道333号上神梅大胡線国道353号群馬県道40号藤岡大胡線群馬県道104号駒形柴町線に相当する。足尾銅山街道の深沢(大間々町上神梅)から、板橋(桐生市新里町板橋)、室沢(前橋市粕川町室沢)、大胡駒形利根川左岸の柴宿(伊勢崎市柴町)で日光例幣使街道に合流して、利根川の五料渡を経て、利根川右岸の五料宿・五料河岸(玉村町五料)に至る[1]

大胡道の通過自治体は平成の合併前までは山田郡大間々町勢多郡新里村粕川村宮城村大胡町前橋市伊勢崎市佐波郡玉村町の2市3郡3町3村であった。平成の合併後の街道の通過自治体は、みどり市桐生市・前橋市・伊勢崎市、佐波郡玉村町の4市1郡1町である。

脚注

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  1. ^ a b 『日本歴史地名大系 第10巻 群馬県の地名』474-476頁 勢多郡

参考文献

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関連項目

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