大島正光
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大島 正光(おおしま まさみつ、1915年〈大正4年〉1月7日 - 2010年〈平成10年〉5月1日)は、日本の医学者、海軍軍医、航空自衛官。東京大学名誉教授。初代航空医学実験隊隊長。医用電子工学、人間工学、宇宙医学、航空医学などを研究。群馬県出身。
ノーベル化学賞受賞者の野依良治と土佐藩山内家第19代当主の山内豊功は娘婿。
略歴
[編集]群馬県出身。旧制太田中学校を四年修了し、旧制第一高等学校に入学[1]。1938年(昭和13年)に東京帝国大学医学部を卒業後、海軍軍医となる[1]。
戦後は労働科学研究所(現・大原記念労働科学研究所)を経て、1958年(昭和33年)11月、航空医学実験隊長。1963年(昭和38年)、東京大学医学部教授。東京大学医学部附属医用電子研究施設の施設長となる。
1975年(昭和50年)、財団法人医療情報システム開発センター理事長。
学会および社会における活動
[編集]- 日本宇宙航空環境医学会理事(1976年 - 1991年)、理事長(1976年 - 1988年)、評議員(1976年 - 1991年)、名誉会員(1991年 - )
- 日本生体医工学会名誉会員
- 日本人間工学会名誉会長
- 日本医療情報学会名誉会長
- 日本産業ストレス学会名誉会長
- 日本予防医学リスクマネージメント学会名誉理事長
- 日本生体磁気学会顧問
- 医療情報システム検討会座長
- 財団法人福田記念医療技術振興財団理事長
- 財団法人パブリックヘルスリサーチセンター顧問
- 財団法人パブリックヘルスリサーチセンターストレス科学研究所名誉所長
- 社団法人企業福祉・共済総合研究所理事
- 財団法人姿勢研究所理事
- 財団法人総合健康推進財団理事
- 日本ウエルエージング協会理事
- 日本敏感肌予防協会理事長
- ストレスケア・カウンセリング協会会長
- サトルエネルギー学会名誉会長
- 特定非営利活動法人生活習慣病予防学術委員会名誉会長
- 公益財団法人渡邉財団(旧磁気健康科学研究振興財団)初代理事長(1994年-2006年)
栄典
[編集]- 勲二等瑞宝章 - 1986年(昭和61年)4月29日[2]
著書
[編集]- 『宇宙医学』
- 『疲労の研究』
- 『Dr.大島の「人間・ほどほど論」』
脚注
[編集]- ^ a b “大島正光先生を偲んで”. www.sasappa.co.jp. 2022年5月14日閲覧。
- ^ 『官報』号外第59号(昭和61年4月30日)