大島正満

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大島 正満 (おおしま まさみつ、1884年6月21日 - 1965年6月26日) は 日本生物学者 (動物学)。理学博士農学博士
シロアリの防除法などの研究を行ったが、台湾勤務時代にスタンフォード大学に留学し、D.S.ジョーダンのもとで魚類研究を行った。特にサケ科淡水魚類を中心に動物学の研究を行い、「サラマオマス」(サクラマスの亜種、現在はタイワンマスと呼ぶ) を命名した。2001年より台湾の2000元札にタイワンマスが印刷されている。台湾では、20数種類の淡水魚の新種を命名し、台湾淡水魚の父と呼ばれている。

略歴[編集]

主要論文[編集]

著書[編集]

  • 生物学通論 富山房 昭和3年10月15日
  • 冷凍と冷蔵 文堂新光社 昭和6年6月1日
  • 動物學汎論 上巻 富山房 昭和7年6月25日
  • 動物學汎論 下巻 富山房 昭和8年3月8日
  • 動物物語 講談社 昭和8年4月10日
  • 不定芽 刀江書院 昭和9年7月5日
  • 近世生物通論 富山房 昭和9年8月27日
  • 動物奇談 講談社 昭和11年10月23日
  • 結婚と優生 大日本国書株式会社 昭和12年5月27日
  • 魚 三省堂 昭和15年1月15日
  • 随筆集 魚籠 実業之日本社 昭和16年4月1日
  • 南国の驚異 大坂屋號書店 昭和18年7月15日
  • 科学物語 実業之日本社 昭和19年6月20日
  • 毒蛇解説 北隆館 昭和19年10月5日
  • 少年科学物語 大日本雄弁会講談社 昭和16年[1][2]
  • 人類進化史 實文館 昭和24年2月25日
  • 古代動物ものがたり 新潮社 昭和24年10月25日
  • 小さな進化者物語 講談社 昭和24年12月1日
  • クラーク先生の足跡 広島図書株式会社 昭和25年3月1日
  • 後編 動物物語 妙義出版社 昭和25年3月20日
  • 海の魚・河の魚 広島図書株式会社 昭和25年5月1日
  • 続 少年動物物語 常磐印刷所 昭和26年8月5日
  • 動物の世界 同和春秋社 昭和27年1月31日
  • 応用動物事典 北隆館 昭和36年5月25日

参考書籍[編集]

  • 大島正満 『サケ科魚類論集』[3] 淡水魚保護協会、1981年2月。
  • 大島正健(著)、大島正満・大島智夫(補訂) 『クラーク先生とその弟子たち』 教文館1993年補訂増補版再刊。ISBN 4764265230
    • 1937年初版 (帝国書院)。さまざまな出版社から増補版が出版された。智夫は正満の八男。
  • 大島正満 『不定芽』 刀江書院、1934年7月。
    • 自伝的随筆集。作中には大島は 「M」、金山平三は 「石山平三」 として登場する (夏目漱石新渡戸稲造などはそのまま)。

脚注[編集]

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  1. ^ 2010年12月、明仁が誕生日の記者会見で、少年時代に本書を読んだエピソードを語った。
  2. ^ 天皇陛下「クニマス発見、本当に奇跡の魚」〈会見全文〉
  3. ^ 大島正満 サケ科魚類論集

関連項目[編集]

外部リンク[編集]