多賀潤一郎

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多賀 潤一郎(たが じゅんいちろう、1923年(大正12年)4月1日 - )は、昭和平成期の実業家。元イビデン社長(現名誉顧問)。岐阜県出身。

建材事業に長く携わる。

現在は一般社団法人中部産業連盟相談役を務める。また、経営者のための私塾「多賀塾」を開催する他、日本福祉大学経営者講座や中京大学大学院ビジネス・イノベーション研究科、愛知学院大学岐阜経済大学などの臨時講師も行なっている。

2000年4月から2001年1月にかけて、中部経済新聞で「いびでん物語―天と地と人と」を連載する。この連載は10月に中部経済新聞社により書籍化されている。

2023年9月2日に大垣市スイトピアセンターで100歳の講演を行った[1]

略歴[編集]

  • 1948年(昭和23年):慶應義塾大学経済学部卒業。揖斐川電気工業(現・イビデン)に入社。
  • 1967年(昭和42年):取締役監査役に就任。
  • 1969年(昭和44年):常務取締役に就任。中部イビ電建(現・イビケン)社長[2]を兼務する。
  • 1973年(昭和48年):副社長に就任。
  • 1981年(昭和56年):社長に就任[3]
  • 1991年(平成3年):会長に就任。私塾「多賀塾」開設。
  • 1999年(平成11年):相談役に就任。
  • 2005年(平成17年):最高顧問に就任。
  • 2019年(令和元年):名誉顧問に就任。

著作[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]


先代
矢橋浩吉
イビデン社長
1981年 - 1991年
次代
遠藤優
先代
倉田隆文
中部経済同友会筆頭代表幹事
1987年 - 1988年
次代
小山敬