吉野正三郎
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吉野 正三郎(よしの しょうざぶろう、1951年 - 2007年9月3日)は、新潟県出身の法学者、弁護士。
経歴
[編集]新潟県長岡市生まれ。1973年 学習院大学法学部卒業。1981年 フライブルク大学法学部で博士号取得。
1981年 早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学。
1983年 立命館大学法学部助教授。1989年 東海大学法学部教授。
1990年 弁護士登録(東京弁護士会)。
1996年 法学博士(筑波大学)取得。2003年 青森大学大学院環境科学研究科客員教授。
2005年 ミネルヴァ経営法務研究所所長。2005年 弁護士として懲戒処分を受ける[1]。
著書
[編集]- (監訳)マンフレッド・レービンダー著『法社会学』(晃洋書房、1990年)
- 『民事訴訟における裁判官の役割』(成文堂、1990年)
- 『集中講義民事訴訟法(第4版)』(成文堂、2007年、初版1990年)
- 『西ドイツ民事訴訟法の現在―現代型訴訟と簡素化法』(成文堂、1990年)
- 『集中講義破産法(第3版)』(成文堂、1998年、初版1991年)
- (松本博之との共編訳)ペーター・アーレンス著『ドイツ民事訴訟の理論と実務』(信山社出版、1991年)
- 『アウトライン民事執行法』(東京法経学院出版、1991年)
- 『ドイツ民事訴訟法の新展開』(晃洋書房、1991年)
- 『破産法30講』(成文堂、1991年)
- (編著)『ECの法と裁判』(成文堂、1992年)
- (小林秀之との共著)『ケーススタディ民事訴訟法(第2版)』(日本評論社、1996年、初版1994年)
- 『民事訴訟法のアポリア』(成文堂、1995年)
- (須網隆夫との共編著)『EC市場統合と企業活動の法的規制』(成文堂、1995年)
- 『庶民金融が消滅する日』(日新報道、2003年)
- 『民事訴訟法のトピークス』(晃洋書房、2007年)
- 『ドイツ倒産法入門』(成文堂、2007年)
脚注
[編集]- ^ 吉野正三郎弁護士懲戒処分を受ける - ウェイバックマシン(2016年3月4日アーカイブ分)
- ^ 吉野正三郎元大学教授逝去