古河電線駅

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古河電線駅
ふるかわでんせん
Furukawadensen
平沼橋 (0.5 km)
(0.4 km) 西横浜
所在地 横浜市西区西平沼町
北緯35度27分22.4秒 東経139度36分47.4秒 / 北緯35.456222度 東経139.613167度 / 35.456222; 139.613167座標: 北緯35度27分22.4秒 東経139度36分47.4秒 / 北緯35.456222度 東経139.613167度 / 35.456222; 139.613167
所属事業者 相模鉄道
所属路線 本線
キロ程 1.4 km(横浜起点)
開業年月日 1934年(昭和9年)8月20日
廃止年月日 1957年(昭和32年)1月*
備考 *戦時中に休止された可能性あり
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古河電線駅(ふるかわでんせんえき)は、神奈川県横浜市西区にあった相模鉄道本線廃駅)。

解説[編集]

現在の平沼橋駅 - 西横浜駅間に存在した。当時沿線にあった古河電気工業(古河電工)の電線製造工場[1][2]で働く勤務者のための駅であった。

歴史[編集]

  • 1934年昭和9年)8月20日 - 神中鉄道によって平沼橋 - 西横浜間に開業。
  • 1943年(昭和18年)4月1日 - 神中鉄道の相模鉄道への合併により同社の駅となる。
  • 1957年(昭和32年)1月 - 廃駅。

なお、廃駅になる以前に戦時中から営業を休止していたともされる[3]

隣の駅[編集]

相模鉄道
本線
平沼橋駅 - 古河電線駅 - 西横浜駅

現況[編集]

駅があったことを示す痕跡はない。古河電工は1961年(昭和36年)に千葉工場を建設した事などにより横浜工場を閉鎖し、その跡地はtvk(テレビ神奈川)が借り受けて住宅展示場の「tvkハウジングプラザ横浜」が建設された。その後も残っていたグラウンドや研究所も移転・売却などで姿を消し、その跡地もtvkが追加で賃借して[4]2009年平成21年)からバラ園の「横浜バラクラ・イングリッシュガーデン」(2012年〈平成24年〉から「横浜イングリッシュガーデン」へ改称)が開場した。

出典[編集]

  1. ^ 古河電工公式サイト内の「沿革」では、1920年(大正9年)に設立された同社の前身企業の一つとして、1896年(明治29年)に創業した横浜電線製造を紹介している。
  2. ^ 有鄰堂製作、情報紙『有鄰』第412号、2002年
  3. ^ 神奈川の廃駅を巡る2
  4. ^ ヨコハマ経済新聞2009年5月1日付記事 「平沼の「tvkハウジング プラザ横浜」が全面改装―記念フェスタも

参考書籍[編集]