原二郎 (哲学者)
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原 二郎(はら じろう、1919年3月25日[1] - 2000年8月21日[2])は、日本の哲学研究者。
人物・来歴
[編集]宮城県亘理郡生まれ。第二高等学校卒、1941年京都帝国大学経済学部卒、大阪商船入社。1942年応召、1944年召集解除、大阪商船退社、宮城県築館中学校嘱託、1949年東北大学法文学部哲学科卒、同大学院中退、東北大学教養部講師、1961年助教授、1965年教授。1982年定年退官、名誉教授となる[3]。没する直前に、師の河野与一『新編 学問の曲り角』(岩波文庫 2000年6月)の新訂再刊も行った。
著書
[編集]翻訳
[編集]- 『世界文學大系9A・9B モンテーニュ』筑摩書房 1962。落合太郎解説、作家論(渡辺一夫訳)収録
- 『モンテーニュ・エセー』選訳 筑摩書房「筑摩叢書」1963
- 『世界古典文学全集37・38 モンテーニュ』筑摩書房 1967-1968
- 『筑摩世界文学大系13・14 モンテーニュ』筑摩書房 1973
- 『古典世界文学31・32 モンテーニュ』筑摩書房 1976
- モンテーニュ『エセー』(全6冊) 岩波文庫 1965-1967、ワイド版 1991
- モンテーニュ『エセー 抄』旺文社文庫 1969
脚注
[編集]- ^ 『著作権台帳』
- ^ 『人物物故大年表』
- ^ 著作目録(原二郎)東北大学史料館