加藤弘一
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加藤 弘一(かとう こういち、1954年 - )は、日本の文芸評論家。東海大学講師。
略歴
[編集]1954年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。在学時はワセダミステリクラブに所属。『コスモスの知慧 石川淳論』で第25回(1982年度)群像新人賞評論部門を受賞[1]。東海大学 文化社会学部文芸創作学科 講師[2] 。東海大学文学部で、ITと文学の関連性について講義する[要出典]。
概要
[編集]安部公房と石川淳に傾倒する。SFマニアでもある。大学在学中はワセダミステリクラブに所属。
自身のブログの中の産総研の研究員でメディア・アーティストの江渡浩一郎の著作『パターン、Wiki、XP ~時を超えた創造の原則~』(技術評論社)の書評で、エリック・レイモンドの対概念『伽藍とバザール』と、ドゥルーズの対概念「ツリーとリゾーム」は、似たようなものだと書いた[3]。
著書
[編集]- 『石川淳:コスモスの知慧』(筑摩書房) 1994年 ISBN 978-4480823106
- 『電脳社会の日本語』(文春新書) 2000年 ISBN 978-4166600946
- 『図解雑学 文字コード』(ナツメ社) 2002年 ISBN 978-4816332432
出典
[編集]- ^ のちに大幅改稿のうえ『石川淳 コスモスの知慧』として1994年2月に筑摩書房から上梓/雑誌掲載版「ほら貝」
- ^ “加藤弘一/教員活動情報システム”. 東海大学. 2023年9月6日閲覧。
- ^ 書評『パターン、Wiki、XP ~時を超えた創造の原則~』 江渡浩一郎 (技術評論社) 紀伊国屋書店『書評空間』2010年7月26日