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上島武

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上島 武(かみじま たけし、1935年8月5日 - 2016年8月21日)は、日本マルクス経済学者。社会主義経済、ロシアソ連史研究。大阪経済大学学長、名誉教授

来歴

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1935年8月5日長野県辰野町(現)にて出生。1954年3月長野県諏訪清陵高等学校卒業、1958年3月京都大学経済学部卒業、1963年3月同大学院博士課程単位取得退学。1963年4月大阪経済大学経済学部専任講師、1974年5月同教授。1992年11月同学長(1995年10月退任)。2003年3月大阪経済大学退職、同名誉教授号を授与される。社会主義理論学会創設以来2011年まで代表委員、共同代表を務める。2016年8月21日逝去。

著書

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単著

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  • 1977年『ソビエト経済史序説・ネップをめぐる党内論争』青木書店
  • 1981年『模索する現代社会主義』世界思想社
  • 1989年『トロツキーからゴルバチョフへ』窓社
  • 1996年「ソ連崩壊史・ペレストロイカの教訓」窓社
  • 1999年『ソ連史概説・私の社会主義経済論』窓社
  • 2003年「ロシア革命・ソ連史論」窓社
  • 2008年『ロシア革命史論』窓社
  • 2011年『万葉集ノート』窓社

共著

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参考文献

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  • 『大阪経大論集』Vol.54 N0.2(退職記念号)「上島武教授著書、論文、書評、その他目録」。
  • 山本恒人・村岡到編『上島武追悼論文集 社会主義へのそれぞれの思い』(ロゴス 2017年10月)