ヴァイオリン協奏曲 (三善晃)
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ヴァイオリン協奏曲は三善晃が1965年にNHKの委嘱をうけて作曲したヴァイオリン協奏曲である。演奏時間は約25分。
初演
[編集]まず放送初演が1965年11月7日、東京文化会館にて森正指揮NHK交響楽団、江藤俊哉の独奏により行われ、その翌年の3月1日に放送初演と同じく東京文化会館にて外山雄三指揮NHK交響楽団、独奏江藤俊哉により公開初演が行われた。
編成
[編集]独奏ヴァイオリン、フルート2(1奏者はピッコロ持ち替えピッコロ持ち替え)、オーボエ2、クラリネット2(1奏者はバスクラリネット持ち替え)、ファゴット2(1奏者はコントラファゴット持ち替え)、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、ティンパニ、懸垂シンバル、トムトム3、タムタム、スネアドラム、バスドラム、木魚3、むち、ヴィブラフォン、グロッケンシュピール、チューブラーベル、木琴、チェレスタ、ハープ、弦五部
構成
[編集]- 第1楽章 ディアローグ
- 最初に2つのティンパニよって奏される動機はこの後度々現れる。そしてフルートとヴァイオリンにより主題が提示される。
- 第2楽章 オスティナート
- 第3楽章 レント・ラメンタービレ ‐プレスト‐ペサンテ‐モルト・グラーヴェ
参考文献
[編集]- 最新名曲解説全集10 協奏曲III(音楽之友社)