ローラ対パワーマン、マネーゴーラウンド組第一回戦
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『ローラ対パワーマン、マネーゴーラウンド組第一回戦』 | ||||
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ザ・キンクス の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1970年4月 - 5月 | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
パイ・レコード リプリーズ・レコード | |||
プロデュース | レイ・デイヴィス | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
All Music Guide link | ||||
ザ・キンクス アルバム 年表 | ||||
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『ローラ対パワーマン、マネーゴーラウンド組第一回戦』(Lola versus Powerman and the Moneygoround, Part One)は、1970年にリリースされたザ・キンクスのアルバム。
本作はレイ・デイヴィスの自伝的作品と言える。駆け出しのロックシンガーが成功するものの、マネージメントのトラブルに加え、憧れのアメリカの現実に失望し、最後は自由に向かって暮らしていこうという、自らの体験と心境を吐露している。「マネーゴーラウンド」では当時のマネージャー、グレンヴィル・コリンズとロバート・ウェイスを実名で歌詞に登場させその契約を暴露している。
収録曲「ローラ」は、「ユー・リアリー・ガット・ミー」と並ぶキンクスの代表曲。都会に出てきたばかりの少年が、ローラと名乗る怪力の女性に誘惑されるが、実はローラは男だったというストーリー。歌詞には、「コカ・コーラの味がするシャンパン」、「電球のキャンドル・ライト」、といったフレーズが織り込まれており、「『本物』と『まがいもの』(『本物』なら、エラいのか?)」という問題を提起しているともとれる。
曲目
[編集]特筆無い限りレイ・デイヴィス作詞作曲。
- Side 1
- 競争者 - The Contenders 2:42
- 見知らぬ人 - Strangers 3:19 (Dave Davies)
- デンマーク・ストリート - Denmark Street 2:01
- ゲット・バック・イン・ザ・ライン - Get Back in the Line 4:01
- ローラ - Lola 4:11
- トップ・オブ・ザ・ポップス - Top of the Pops 3:39
- マネーゴーラウンド - The Moneygoround 1:46
- Side 2
- ディス・タイム・トゥモロウ - This Time Tomorrow 3:21
- 家路はるかに - A Long Way From Home 2:26
- ラッツ - Rats 2:39 (Dave Davies)
- エイプマン - Apeman 3:51
- パワーマン - Powerman 4:17
- 自由に向かって - Got to Be Free 3:01
1998年リマスター再発盤ボーナス・トラック
[編集]- ローラ - Lola 4:04
- エイプマン - Apeman 3:38
- パワーマン - Powerman 4:23