ロシア・ハウス
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ロシア・ハウス | |
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The Russia House | |
監督 | フレッド・スケピシ |
脚本 | トム・ストッパード |
原作 | ジョン・ル・カレ |
製作 |
ポール・マスランスキー ニール・カントン フレッド・スケピシ |
出演者 |
ショーン・コネリー ミシェル・ファイファー |
音楽 | ジェリー・ゴールドスミス |
撮影 | イアン・ベイカー |
編集 | ピーター・ホーネス |
配給 |
MGM 松竹富士 |
公開 |
1990年12月25日 1991年5月25日 |
上映時間 | 123分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $22,997,992[1] |
『ロシア・ハウス』(原題: The Russia House)は、1990年制作のアメリカ合衆国のスパイ・サスペンス映画。ショーン・コネリー、ミシェル・ファイファー出演。ジョン・ル・カレの同名小説(1989年)の映画化作品である。
ソ連でもロケが行なわれた。アメリカ映画のロケがソ連で行われたのは『レッドブル』に次いで2作目である。
あらすじ
[編集]ペレストロイカ体制下のソ連・モスクワで開催中のイギリス・オーディオ・フェアの会場でセールスマンのランダウは、カーチャと名乗る1人のロシア人女性からイギリスの出版社社長バーリー・ブレア宛てに3冊のノートを託される。
そのノートには東西のパワー・バランスを一気に崩しかねない、ソ連の核兵器システムの重大な欠陥が事細かに記されていた。ノートは英国情報部「ロシア・ハウス」の手に渡り、バーリーは尋問を受ける。彼はかつてソ連の作家村で「ダンテ」と名乗る作家と交流を持っていたからだ。
にわかスパイに仕立て上げられたバーリーはソ連へ渡りカーチャと接触、ダンテとも再会を果たすが、CIA、KGBも参戦した英米ソ三つ巴のスパイ戦争に巻き込まれていく。
そんな中、バーリーとカーチャの間には、国境も政治的思惑も越えた愛が芽生えつつあった。
スタッフ
[編集]- 監督:フレッド・スケピシ
- 製作:ポール・マスランスキー、ニール・カントン、フレッド・スケピシ
- 脚本:トム・ストッパード
- 原作:ジョン・ル・カレ
- 撮影:イアン・ベイカー
- 音楽:ジェリー・ゴールドスミス
キャスト
[編集]※()は日本語吹き替え
- バーリー・ブレア - ショーン・コネリー(若山弦蔵)
- カーチャ・オルロワ - ミシェル・ファイファー(弥永和子)
- ラッセル - ロイ・シャイダー(沢木郁也)
- ネッド - ジェームズ・フォックス(納谷六朗)
- ブレイディ - ジョン・マホーニー(加藤正之)
- ダンテ - クラウス・マリア・ブランダウアー(村越伊知郎)
- クイン - J・T・ウォルシュ(西村知道)
- ウォルター - ケン・ラッセル(石森達幸)
- クライヴ - マイケル・キッチン(仲木隆司)
その他、塚田正昭、岡和男、目黒裕一、富田晃介、福田信昭、山口健、火野カチコ、紗ゆり
脚注
[編集]- ^ “The Russia House”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2012年4月7日閲覧。