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ラーダ・カリーナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ラーダ・カリーナ
概要
別名 ラーダ・119(フィンランド)
販売期間 2004年 -現在
ボディ
ボディタイプ 5ドアハッチバック
5ドアステーションワゴン
4ドアセダン
駆動方式 前輪駆動
パワートレイン
エンジン 直4 1.4L
直4 1.6L
変速機 5速MT、4速AT、5速AMT
車両寸法
ホイールベース 2,470 mm
全長 3,850 mm(ハッチバック)
4,050 mm(セダン、ステーションワゴン)
全幅 1,670 mm
全高 1,500 mm
車両重量 1080 kg
系譜
後継 ラーダ・グランタ
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2010年、開通したばかりのアムール幹線道路ロシアウラジーミル・プーチン首相(当時)がラーダ・カリーナで走行した。
2010年、ラーダ・カリーナの前に立つウラジーミル・プーチン

ラーダ・カリーナ英語: Lada Kalina, ロシア語: Ла́да Калина)はロシアの自動車メーカー、アフトヴァースラーダブランドで製造・販売している欧州Bセグメント級の小型車である。2004年発表。車名のカリーナは低木ガマズミのロシア名(Калина)に由来する。なおフィンランドでは、kalinaがフィンランド語で「コンコン」という音を表す擬音語であることから使用を避け、ラーダ・119として販売される。

概要

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ボディタイプは以下の3種類:

また、エンジンは以下の3種類のガソリンエンジンである:

  • 1.4 SOHC 16V直列4気筒、1390 cc、67 kW (91 ps)
  • 1.6 SOHC 8V、直列4気筒、1596 cc、60 kW (81 ps)
  • 1.6 SOHC 16V、直列4気筒、1596 cc、72 kW (98 ps)

カリーナはほとんどの西欧市場に輸出されており、運転席および助手席エアバッグABS、電動式パワーステアリングエアコン、そして可倒式リアシートを装備して、およそ7千から8千ユーロの価格で販売されている。OEM車両のmi-DOに4ATが設定されたこともあり、現行型ではATも選べる。一方で、ESC、サイドエアバッグは提供されない。

カリーナにはスポーティー版のカリーナGSスポーツも製造されている。

2007年にはフランクフルトモーターショースーパー1600仕様のコンセプトカーである「カリーナスーパー1600」を出展している。

ラーダ・カリーナはロシア版トップ・ギアによって「お手頃価格の車」として使用されている。

脚注

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関連項目

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外部リンク

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