ラ・シェーズ=デュー

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La Chaise-Dieu

行政
フランスの旗 フランス
地域圏 (Région) オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏
(département) オート=ロワール県
(arrondissement) ブリウド郡
小郡 (canton) 小郡庁所在地
INSEEコード 43048
郵便番号 43160
市長任期 アンドレ・ブリヴァディス
2014年 - 2020年
自治体間連合 (fr) fr:Communauté de communes du Plateau de La Chaise-Dieu
人口動態
人口 695人
2012年
人口密度 51人/km2
住民の呼称 Casadéens
地理
座標 北緯45度19分20秒 東経3度41分51秒 / 北緯45.3222222222度 東経3.6975度 / 45.3222222222; 3.6975座標: 北緯45度19分20秒 東経3度41分51秒 / 北緯45.3222222222度 東経3.6975度 / 45.3222222222; 3.6975
標高 平均:?m
最低:916 m
最高:1112m
面積 13.58km2
La Chaise-Dieuの位置(フランス内)
La Chaise-Dieu
La Chaise-Dieu
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ラ・シェーズ=デューLa Chaise-Dieu)は、フランスオーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏オート=ロワール県コミューン

コミューンは14世紀に建てられたゴシック様式の修道院建築で有名である。これはのちにローマ教皇クレメンス6世となるピエール・ロジェ・ド・ボーフォールの依頼によって建てられている。修道院内部には『死の舞踏』を主題としたフレスコ画や、『マグダラのマリアの前に現れたキリスト』を含む12枚のタペストリー(2013年5月以降修復)、17世紀のオルガン、2つの部分で共有されるロフトの聖歌隊席、が収められている。

毎年8月末、ラ・シェーズ=デューでは1966年にジョルジュ・シフラによって設立された音楽祭が開催されている。

地理[編集]

ラ・シェーズ=デューは、リヴラドワ地方とヴレ山地の中間、標高1082mの花崗岩でできた高原に位置する。コミューンはピュイ=ド=ドーム県とオート=ロワール県の県境にあり、リヴラドワ・フォルズ地域圏自然公園の心臓部に腰掛けている。最も近い町は、ブリウド、オゾン、アンベールル・ピュイ=アン=ヴレである。

人口統計[編集]

1962年 1968年 1975年 1982年 1990年 1999年 2004年 2012年
923 900 907 789 778 772 814 695

source=1999年までLdh/EHESS/Cassini[1]、2004年からINSEE[2][3]

史跡[編集]

ラ・シェーズ=デュー修道院
  • ラ・シェーズ=デュー修道院 - 14世紀、アヴィニョン教皇庁を建設したことで有名なユーグ・モレルが建設したラングドック式ゴシック建築。
  • シフラ講堂 - 44回目の音楽祭が開催された2010年にオープン

ゆかりの人物[編集]

  • ローマ教皇クレメンス6世 - 修道院の聖歌隊席、白い大理石製の墓に埋葬されている。
  • ロアン枢機卿 - 有名な首飾り事件の後、ルイ16世によって追放された。彼は修道院に隣接した住宅で暮らした。回廊はのちにピカソ家が購入している。
  • 俳優カトリーヌ・シェルと彼女の夫は、1990年代半ばにラ・シェーズ=デューでシャンブル・ドット(朝食付き民宿)をオープンさせた。このシャンブル・ドットは、『スペース1999』のファンにとってカルト的な地となった。

脚注[編集]