ブラックホール・アナルのアナーキスト

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ブラックホール・アナルのアナーキスト
ハイテクノロジー・スーサイドスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ハードコアパンク
時間
レーベル ゴーモン・オフィス
ハイテクノロジー・スーサイド アルバム 年表
公開自殺宣言
(1992年)
ブラックホール・アナルのアナーキスト
(1993年)
taste of the Suicidal Hi-Technology
(2005年)
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ブラックホール・アナルのアナーキスト』は、ハイテクノロジー・スーサイドの3rdアルバムで、今作が活動停止前最後のアルバム。ジャケット画はマディ上原。

解説[編集]

  • 神戸のペリッシュ&リバイバルより1993年7月25日にリリース予定だったが突然倒産してしまった為、急遽インナーディレクツのバックアップにより、ハイテクの新レーベル「ゴーモン・オフィス」より8月にリリースされた。
  • 当初はアルバムタイトルを『スペース・ホモ・オーメン』にする予定だったが、迷った末に『ブラックホール・アナルのアナーキスト』に決まった。

収録曲[編集]

  1. スペース・ホモ・オーメン
     (作詞:MEGA←CRAZY→SKB / 作曲:MINATO441S.M)
  2. コック・サッカー・ブルース・リー
     (作詞:MEGA←CRAZY→SKB / 作曲:MINATO441S.M)
    ローリング・ストーンズドキュメンタリー映画コックサッカー・ブルース』、村上龍の小説『コックサッカーブルース』、とブルース・リーがモチーフとなって作られた曲。他にも『燃えよデブゴン』のサモ・ハン・キンポーや、『Mr.BOO!』のマイケル・ホイリッキー・ホイサミュエル・ホイのホイ3兄弟も出てくる。
  3. スーサイド・マッハGO!GO!
     (作詞:MEGA←CRAZY→SKB / 作曲:MINATO441S.M)
    広島でのライブで病院送りとなったMINATOが病室で作りあげた曲で、自身のバンド名と『マッハGoGoGo』がモチーフ。 
  4. S・K・B(Sucking "Kasabuta" Blood)
     (作詞:MEGA←CRAZY→SKB / 作曲:MINATO441S.M)
  5. ブラックホール・アナルのアナーキスト
     (作詞:MEGA←CRAZY→SKB / 作曲:MINATO441S.M)
    ダグラス・アダムススラップスティックSFシリーズである『銀河ヒッチハイク・ガイド』がモチーフ。
  6. 愛のカニバリズム2
     (作詞:MEGA←CRAZY→SKB / 作曲:MINATO441S.M)
  7. 奇形児マスターベーション
     (作詞:MEGA←CRAZY→SKB / 作曲:MINATO441S.M)
  8. スネイク・ドリル・ペニス
     (作詞:MEGA←CRAZY→SKB / 作曲:MINATO441S.M) 
  9. 自殺志願のマッド・サイエンティスト
     (作詞:MEGA←CRAZY→SKB / 作曲:MINATO441S.M)
    歌詞カードでは曲名が「自殺志願のマッド・サイエンシスト」と表記されている。
  10. ザ・テロリズム'99(ミスター・ポーゴに捧ぐ)
     (作詞:MEGA←CRAZY→SKB / 作:MINATO441S.M)
    サブタイトルにあるようにライブで狂演したミスター・ポーゴに捧げた曲。シングルマッチの登場テーマとして使用された。「ハイテク通信」によると活動停止当時ツージーのハイテクベスト・ソングだった。

参加ミュージシャン[編集]