ファイアリー・クロス礁飛行場
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このページ名「ファイアリー・クロス礁飛行場」は暫定的なものです。(2023年11月) |
ファイアリー・クロス礁飛行場 永暑礁機場 | |||||||||||
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IATA: none – ICAO: none | |||||||||||
概要 | |||||||||||
空港種別 | 軍民共用 | ||||||||||
所有/運営者 | 中国人民解放軍 | ||||||||||
所在地 | 中華人民共和国海南省三沙市(実効支配) 中華民国(領有権主張) ベトナム(領有権主張) | ||||||||||
供給都市 | ファイアリー・クロス礁 | ||||||||||
座標 | 北緯9度33分05秒 東経112度53分15秒 / 北緯9.55139度 東経112.88750度座標: 北緯9度33分05秒 東経112度53分15秒 / 北緯9.55139度 東経112.88750度 | ||||||||||
地図 | |||||||||||
南シナ海での位置 | |||||||||||
滑走路 | |||||||||||
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ファイアリー・クロス礁飛行場は、南沙諸島のファイアリー・クロス礁を埋め立てた人工島に中華人民共和国が建設した飛行場。ファイアリー・クロス礁は中華人民共和国、中華民国(台湾)、ベトナムによって領有権が主張されており、中華人民共和国が実効支配を行っている。
→「南沙諸島」も参照
歴史
[編集]- 2014年8月 - 埋め立て開始[1]
- 2015年1月 - 滑走路の建設開始[1]
- 2016年1月2日 - 中国政府が「空港は既に完成している」「民間機による試験飛行を行った」と発表。これに先立ち、ベトナム外務省が抗議を行った[2]。
- 2016年1月6日 - 中国政府によって徴用された民間機(中国南方航空のエアバスA319、海南航空のボーイング737)が海口美蘭国際空港から試験飛行のために飛来し、同日のうちに海口へ戻った[3]。
設備
[編集]幅60メートル (200 ft)、長さ3,160メートル (10,367 ft)の滑走路が1本ある。
レーダー・通信施設、格納庫、ミサイルシェルター、砲台、弾薬庫と指摘される地下貯蔵施設の存在が確認されている[4]。
運用
[編集]2022年10月、KJ-500早期警戒管制機が駐機していることが確認されている[5]。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “Island Building”. Asia Maritime Transparency Initiative ISLAND TRACKER. CSIS. 2016年3月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月18日閲覧。
- ^ “中国、南沙の滑走路試験飛行 実効支配進める動き”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2016年1月3日). オリジナルの2016年4月2日時点におけるアーカイブ。 2023年11月18日閲覧。
- ^ “中國徵用民航機完成永暑礁機場試飛引發關注”. BBC NEWS 中国語版 (2016年1月7日). 2023年11月18日閲覧。
- ^ “南シナ海情勢(中国による地形埋立・関係国の動向)”. 防衛省 (2023年5月). 2023年11月18日閲覧。
- ^ “China’s Man-Made South China Sea Islands Like You’ve Never Seen Them Before”. The War Zone (2022年10月27日). 2023年11月18日閲覧。