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ヒョウモンドクチョウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヒョウモンドクチョウ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera
: タテハチョウ科 Nymphalidae
亜科 : ドクチョウ亜科 Heliconiinae
: ドクチョウ族 Heliconiini
: ヒョウモンドクチョウ属 Agraulis
: ヒョウモンドクチョウ A. vanillae
学名
Agraulis vanillae
(Linnaeus1758)
シノニム

Papilio vanillae

英名
Gulf fritillary
Agraulis vanillae vanillae

ヒョウモンドクチョウ (Agraulis vanillae) は、タテハチョウ科に分類されるチョウの一種。本種のみでヒョウモンドクチョウ属を構成する。

分布

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アルゼンチン北部からアメリカ合衆国南部までの、南北アメリカ大陸熱帯域に分布する[1]。アメリカ合衆国においてトケイソウ属植物が観賞用に植栽されるようになったことで、分布域はそれ以前より拡大している[1]

特徴

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開長7cm。翅裏には銀白色の斑紋がいくつかある。

森林、草地、郊外に生息する。夏になるとカナダ国境近くまで移動する。

トケイソウ科トケイソウ属を食草とする。

脚注

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参考文献

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  • ケン・プレストン・マフハム(著者) 大谷剛(日本語版監修)『世界チョウ図鑑500種』ネコ・パブリッシング、2009年3月20日。ISBN 978-4-7770-5250-9