ヒメジャノメ
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ヒメジャノメ | |||||||||||||||||||||||||||
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日本亜種 M. g. fulginia
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Mycalesis gotama Moore, 1858 | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
ヒメジャノメ(姫蛇目) | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
The Chinese Bushbrown | |||||||||||||||||||||||||||
亜種 | |||||||||||||||||||||||||||
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ヒメジャノメ(姫蛇目、学名 Mycalesis gotama)は、チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科に属するチョウの一種。
分布
[編集]東アジア・東南アジア(日本、朝鮮半島、台湾、中国中南部、ベトナム、タイ、ミャンマー)に分布する。
日本では日本亜種 (M. g. fulginia) が北海道渡島半島から九州(対馬、屋久島、種子島を含む)にかけて分布する。
特徴
[編集]光の差し込むやや明るい疎林に生息し、低いところを飛ぶ茶色いチョウ。日本全国の山村や盆地などでよく見られる。また、人家に侵入することもある。
コジャノメに似るが、本種は翅裏を縦に走る白色帯がまっすぐに入る(コジャノメでは翅の付け根を中心に弧を描くように入り、帯はやや紫がかる)。また、本種のほうが比較的明るい場所を好むが、厳密な住み分けがなされているわけではない。
生活史
[編集]アズマネザサ、チヂミザサ、ススキなどの単子葉イネ科植物が幼虫の食草。幼虫で越冬し、翌年蛹になる。
6月から10月にかけて2、3回ほど発生を繰り返す。成虫が花に来ることはほとんどなく、腐果や獣糞に集まる傾向が強い。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 白水隆 『日本産蝶類標準図鑑』 学習研究社、2006年、ISBN 4-05-202296-3。
- 牧林功解説 『日本の蝶』成美堂出版、1994年、ISBN 4-415-08045-6。
- 日本環境動物昆虫学会編『チョウの調べ方』文教出版、1998年、ISBN 4-938489-11-2。