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ティナ・ターナー (コ・ドライバー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

マリア・クリスティーナ・ターナー(Maria Christina Thörner, 1966年2月26日 - )は、スウェーデンセフレ出身のコ・ドライバー

経歴

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2009年ゲラン・シシェリとラリーレイドに参戦

ヴェーネルン湖の北にある半島で生まれる。

1985年ラリーデビュー。この年のRACラリーでWRCデビューもしている。最初はスウェーデン国内が多かったが、1990年からオペル車を駆る英国人のエイトケン・ウォーカー・ルイーズとWRC(世界ラリー選手権)の5戦に参戦して以降は国際大会をメインとするようになる。

WRCでは90年代を通じて三菱をドライブするドイツ人のヘルドリッド・イゾルデやニッテル・ウーヴェと組んだ。

1999年以降は同じスウェーデン人でシュコダ・オクタビアWRCを駆るケネス・エリクソンシトロエン・クサラWRCをドライブするトーマス・ラドストロームとコンビを組んだ。また1戦のみ、三菱・ランサーエボリューションを運転するマティアス・エクストロームのナビも務めた[1]

1998年からラリーレイドにも挑戦し、2005年からラリーをやめて完全にラリーレイドに転身した。ダカール・ラリーでは三菱のユタ・クラインシュミットや、日産のアリ・バタネンコリン・マクレーフォルクスワーゲンジニエル・ド・ヴィリエX-raid BMWナッサー・アルアティヤゲラン・シシェリといった名ドライバーたちのナビを歴任した。1999年にターナーは、クラインシュミットとともに女性として初めてダカールの表彰台に立った。2006年にはド・ヴィリエと共に総合2位となった。

クロスカントリーラリー・ワールドカップではX-raid時代の2008年にアルアティヤ、2009年にシシェリと異なるドライバーたちと組んで連覇した[2]

現在はスウェーデンのAI企業やFIAとの提携により、スマホアプリで日常のドライバーたちがいかに安全かつ低燃費で走れたかを競う新競技FIA SDC(スマート・ドライビング・チャレンジ)のレースディレクターを務める[3]

脚注

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  1. ^ Christina Thörner
  2. ^ [https://www.tinathorner.com/motorsport/ MOTOR SPORTS How do I become a co-driver and what do I need to know?]
  3. ^ [https://www.tinathorner.com/race-director/ RACE DIRECTOR FIA Smart Driving Challenge]