コンテンツにスキップ

スーストン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Soustons


地図
行政
フランスの旗 フランス
地域圏 (Région) ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏
(département) ランド県
(arrondissement) ダクス郡
小郡 (canton) マランサン=シュド小郡
INSEEコード 40310
郵便番号 40140
市長任期 フレデリック・シャルペネル
2016年 - 2020年
自治体間連合 (fr) fr:Communauté de communes de Maremne-Adour-Côte-Sud
人口動態
人口 7877人
2017年
人口密度 78人/km2
住民の呼称 Soustonnais [1]
地理
座標 北緯43度45分09秒 西経1度19分42秒 / 北緯43.7525度 西経1.32833333333度 / 43.7525; -1.32833333333座標: 北緯43度45分09秒 西経1度19分42秒 / 北緯43.7525度 西経1.32833333333度 / 43.7525; -1.32833333333
標高 最低:0 m
最高:62m
面積 100.4km2
Soustonsの位置(フランス内)
Soustons
Soustons
公式サイト http://www.mairie-soustons.fr
テンプレートを表示

スーストンSoustons)は、フランスヌーヴェル=アキテーヌ地域圏ランド県コミューン

地理

[編集]

マランサン地方のランドの森の中にあるコミューンで、同名のスーストン湖のほとりにある。コミューンに属するアルブレ港(スーストン=プラージュと呼ばれる)の一部は、海水湖の南、隣接するコミューン、セニョスの北に位置している。監視付きの海水浴場が2か所ある。1つは海に、1つは海水湖にある。

由来

[編集]
スーストン湖

オック語での地名はSostonである[2]

地名は、ダクスの特許状台帳においてSanctus Petrus de Sostono sur le cartulaire de Daxと記載された[Note 1]。その後17世紀にはSostonまたはSoustonとなった。

いくつかの情報源によると、それはガスコーニュ語のsosta(牧草地)と同義語で、続いてベアルンとビゴールで使用される、小さな接尾辞の-onが付いた。おそらく、はるか昔の移牧する羊飼いらによってベアルンとビゴールに運ばれたのであろう[3]

英語のSouth townが語源であるという説は、古い形式でも専門家によっても支持されていない。確かに、アリエノール・ダキテーヌイングランド王ヘンリー2世の結婚からカスティヨンの戦い(1453年)までは、アキテーヌ公国はイングランド王の宗主権下にあった。ガスコーニュで話されるオック語に、アングロサクソン語の言語学的影響はなかった。イングランドの高貴な人物に直接捧げられた2つのバスティッドの地名がある。アスタング(初代ヘイスティングズ男爵ジョン・ヘイスティングズ)、リブルヌ(ロジャー・ドゥ・レイバーン)である。イングランドの都市リンカーンの名はニコルに変換されたが、地名の創造はされなかった[4][5]。なぜならイングランド人は十分な人数が定着せず、現地の言語や地名に影響を与えるほど長くいなかったからである。

人口統計

[編集]

2017年時点のコミューンの人口は7877人で、2012年当時の人口より6.47%増加した[Note 2]

1962年 1968年 1975年 1982年 1990年 1999年 2009年 2014年 2017年
4242 4522 5127 5102 5283 5743 7240 7611 7877

参照元:1962年から1999年までは複数コミューンに住所登録をする者の重複分を除いたもの。それ以降は当該コミューンの人口統計によるもの。1999年までEHESS/Cassini[6]、2006年以降INSEE[7]

姉妹都市

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ Le cartulaire de Dax est constitué de 64 feuillets recto et verso écrits entre 1056 et 1170.
  2. ^ Population municipale légale en vigueur au 1er janvier 2020, millésimée 2017, définie dans les limites territoriales en vigueur au 1er janvier 2019, date de référence statistique : 1er janvier 2017.

出典

[編集]
  1. ^ "Le nom des habitants du 40". www.habitants.fr. 2018年8月28日閲覧
  2. ^ "Toponymes occitans". www.locongres.org. 2018年8月28日閲覧
  3. ^ Bénédicte Boyrie-Fénié, Institut occitan, Dictionnaire toponymique des communes des Landes et bas-Adour, Pau, Éditions Cairn, décembre 2005,288p
  4. ^ Ernest Nègre, Toponymie générale de la France : étymologie de 35 000 noms de lieux, vol. 3 : Formations dialectales (suite) ; formations françaises, Genève, Librairie Droz, coll. « Publications romanes et françaises » (no 195), 1991, 1852 p.
  5. ^ fr:Bénédicte et Jean-Jacques Fénié, Toponymie des pays occitans, Collection Sud Ouest Université, Éditions Sud Ouest, novembre 2007, 480 pages
  6. ^ Soustons” (フランス語). Notice Communale. 2020年5月10日閲覧。
  7. ^ Populations légales 2017 − Commune de Soustons (40310)” (フランス語). INSEE. 2020年5月10日閲覧。